僕らは出るだけの秋野ではなく「頼れる秋野」の復活を待っている
2023年4月12日(水)19:00
Jリーグ【9節】
V・ファーレン長崎 - ヴァンフォーレ甲府
トランスコスモススタジアム長崎
今季初のミッドウィークゲームであり3連戦。僕の「予想メンバー」は次のとおり
<スタメン>
GK 富澤雅也
DF 増山朝陽 岡野洵 ヴァウド 加藤聖
MF 加藤大 大竹洋平 笠柳翼 クレイソン クリスティアーノ
FW エジガル
<ベンチ>
GK 波多野豪
DF 高橋峻希 米田隼也
MF 鍬先祐弥 宮城天 澤田崇
FW 都倉賢
目先の試合も負けられないが、まだシーズンは序盤。長いシーズンを見通せば、今出ていない選手の活躍は欠かせない。
彼らのモチベーションも引き出していきたい・・
ということでの、増山朝陽を除く10人入れ替え案である。
そして実際のメンバーは・・
<スタメン>
GK 波多野豪
DF 増山朝陽 岡野洵 櫛引一紀 米田隼也
MF 笠柳翼 鍬先祐弥 安部大晴 クレイソン
FW エジガル・ジュニオ 大竹洋平
<ベンチ>
GK 富澤雅也
DF 高橋峻希 カイケ
MF 加藤大 秋野央樹
FW 都倉賢 クリスティアーノ
前節からのスタメン変更は5人
町田から来た岡野洵が長崎で初出場
笠柳翼がプロ初スタメン(初出場は2022年6節金沢戦)
クレイソンが今季初スタメン
秋野央樹が今季初ベンチ
クリスティアーノが今季初ベンチ(この前のリーグ戦出場は2022年42節)
カイオ、澤田崇、宮城天がベンチ外。フアンマは累積警告で出場停止
<前半>
序盤、吉田哲朗主審がよくファウルを取ってくれる。これはいいと思っていたのだが、試合は意外な展開になる。
甲府は低い位置で構えては、裏に蹴ってきてCKをたてつづけに3本取るが、V長崎は先に触って守る
18分
【甲府】 ディフェンシブサードで大竹洋平が後ろから倒されるがノーファウル。パスを受けた三平が楽々1対1を制して先制
やるせない、憤懣やるかたないサッカーを、また今日も経験しなければならない
21分
【V長崎】 カウンター クレイソンがエリア侵入してシュート ディフェンスが足に当ててクロスバーをわずかに越える
30分
【V長崎】 正面ほどよい距離のFK クレイソン直接狙うが大きく上に外してしまう
左サイドのクレイソンは、いい突破をみせている
長崎は球際に勝てず、リズム、ムード共によくない
<後半>
(トラスタで逆転勝ちした)山形戦では、交替で試合を動かしたカリーレ監督。この交替が功を奏す
安部大晴→加藤大
大竹洋平→クリスティアーノ
長崎はキックオフでハーフウェイラインに4人が並び、エナジーを見せる
5分
【V長崎】 クレイソンが鋭いクロスでCK獲得
6分
【V長崎】 増山朝陽のCK 加藤大のシュートは大きく上 「精度上げてくれ」と思ったが、この失敗が後で活かされる
22分
【V長崎】 今季の必殺兵器 増山のロングスロー DFの足に当たり転がったところに加藤大 迷わず右足を振り抜くと、密集を縫って左隅に決まる 同点!
去年の甲府戦(JIT)で決勝点を挙げた大ちゃん。素晴らしい精度だ(手のひらを返す^^;)
長崎は球際で勝ち始める。テンポの速いパスが縦へつながり始める
25分過ぎからは怒濤の攻撃開始
26分からは3連続CK、増山のロングスローでゴールに迫る
33分 三浦の突破を停めた増山朝陽にイエロー
34分
【V長崎】 ワンタッチパスが縦につながり、右サイドに来たクレイソンがクロスを入れると松本のハンド 今シーズン初のPK獲得
両チームの選手が言い合いをしていると、波多野豪が遠くから様子を見に来る。彼のこんなところがチームをまとめていく
36分
【V長崎】 キッカーはエジガル 左上隅に「世界レベルのPK」を決める
カタールW杯では(難易度が低い)グラウンダーのキックがことごとく停められていた。GKの読みが当たっても手が届かない左右上隅に蹴るのが世界レベル
38分 エジガル→都倉賢 クレイソン→高橋峻希
41分 笠柳翼→秋野央樹
2019年7月に湘南から期限付移籍でやってきた秋野
鋭いCKでゴールをアシストしたかと思うと、「そこを見ていたか」と唸る縦パスで僕らをワクワクさせてくれた。
シーズンオフ、完全移籍で長崎に残るというニュースは僕らを歓喜させた。
コロナ禍の中断により超過密スケジュールとなった2020年は、42試合中40試合に出場
今となっては、この時の無理がよくなかった。
故障(右腓骨筋腱炎)により、2021シーズン【12節】を最後にスタメンを外れて以来、リーグ戦でのスタメン出場はない。
この前のリーグ戦出場は2022年6月、22節群馬戦 去年トラスタで最後の勝利となった試合以来。
僕らは出るだけの秋野ではなく「頼れる秋野」の復活を待っている
additional time4分が廻り、試合終了の笛かと思ったら、岡野洵がエリア外でファウルを取られて正面FK
思わず数珠を取りに行こうかと思ったが、長谷川のシュートが枠の上に外れて、今度こそ長い笛
「本当に勝ったのか・・」
現実感がない、不思議な気分だった
DEJIMAシートサポーターとの記念撮影が終わり、選手たちがゴール裏に整列。歓喜のカンターレがまさに始まろうとした瞬間、篠田監督のインタビューにカメラが切り替わってしまった・・・
それはないよ、DAZNさん
9節終了 4勝2分3敗 勝ち点14で6位
今季初めて、プレーオフ圏内に入った
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