奥多摩参考記録【6話】初めての山行 大半の服装はマラソンから流用する
奥多摩往きの日程は、二転三転することになった。
当初の計画では5月9日(火)~11日(木)
ところが、5月に入って状況が変わる。
長崎ヴェルカ(B.LEAGUE)のB1昇格を賭けた試合が、千葉ポートアリーナで行われることになったのだ(5月12日~14日)
これは穏やかじゃない。
この物理的にも精神的にも負担が大きいイベントの間は、他のなにかに集中するのは難しい。
奥多摩往きは2週間延期した。
ところが、この「千葉遠征三日間」は思いも寄らぬ展開となり、この記録を記憶が新しいうちに、しっかりと書いておこうと考えた。
→関東アウェイ組の「千葉遠征三日間」記録
この記録を書き終えた日、最終的に奥多摩行きは5月最終週の天気がよい日と決めた。
奥多摩行き予定日まで1週間を切った。
「服装」「持ち物」「交通」「行程」について、準備を少しずつ整えながら、混乱した知識からたった1つ、ベストといえる選択を掴み上げる時が来ていた。
ここでは、山行の参考としてご紹介したい。
■服装 ※印はマラソン・レース用品の流用
【ボトムス】
・C3fit ペーパーファイバー5フィンガークォーターソックス
「紙の糸」で織った靴下
「蒸れない」という点で最強であり、お出かけのデフォルト
「紙の糸」だから、すぐ親指に穴が空くだろうと思っていたが、他のどの靴下よりも強い。5年以上経って一度も穴は空いていない
・C3fitマグフローゲイター:ふくらはぎのブレを抑える加圧サポーター ※
長時間座る時に足がうっ血しないサポーター
・McDavid 8200クロスコンプレッション ショーツ ※
股関節を支える中臀筋をサポート、体幹を安定させるショーツ。加圧ロングタイツのショートパンツ版
・東京2020Field Castパンツ(通称:灰パン)
ファスナーで膝下を取り外せる
以下「パテックス」ブランドの2品は、第一三共ヘルスケアとワコール(CW-X)が共同開発している。
うっ血を防止するため電車移動中はパックに入れて持参し、山登りを始めるタイミングで装着することにした。
その際、パンツを脱がなくても装着できるよう、膝下が外せる「灰パン」を選んだ。
・パテックス機能性サポーターハイグレードモデル足首用 ※
足首の安定性を高め、疲労を軽減するサポーター
・パテックス機能性サポーターハイグレードモデル膝用 ※
膝に不安がある時につけるサポーター
【アッパー】
1stレイヤー
・ファイントラック フラッドラッシュスキンメッシュ
速乾性のあるシャツ(ベースレイヤー)の下に着るドライレイヤー(ファーストレイヤー)運動中、汗の不快感を低減する下着
従前から所有していた唯一の登山用品。マラソン・レースでの活用を試すために購入した。購入時、店員さんの意見は「マラソンでは暑くなり過ぎるので薦められない」だった。
マラソンでは1度だけ、雨予報の「静岡マラソン2015」で使った。低体温症になりかけた完全ウェット・レースとなったが、なんとか完走できた。
今回ようやく、本来の登山用途での出番が来た。
2ndレイヤー
・UA ラッシュ ランショートスリーブ ※
水分を素早く吸収、外部へ発散するシャツ。人体から発せられた熱エネルギーを遠赤外線に変換し体内に戻すという仕様。アンダーアーマーが「6年以上の歳月をかけて開発した」という。
・ウィンドブレーカー
DESCENTE アクティブスーツウインドバリア ジャケット
当日の奥多摩町の予想最高気温「21度」からすると、3枚めは不要だったが、肌の露出を避けるための長袖として。この選択は功を奏した。
結局「奥多摩」に向けての新たな用品は何も買っていない。
「カタチから入る」僕にしては珍しいことだ。
登山用パンツだけは欲しいと思い研究したが、今回は初めての山行であり、この経験を踏まえてから買っても遅くないと考えて見送った。
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