N700Sに乗って最後のワゴン販売でカチコチアイスを買う旅
東海道新幹線のワゴン販売終了まで、あと1ヶ月
いつものように夜の楽しみ「WBS」を見ていると、JR東海パッセンジャーズが東海道新幹線の車内販売を2023年10月いっぱいで終了するというニュースが流れた。
大江麻理子キャスターは「いつもワゴン販売が来るまで寝るのを我慢している」とワゴンファンであることを話した。
大江さんには「アド街」でダジャレを連発していた頃から親しみを持っているが、この発言でさらに親しみが増した。できれば月曜~金曜まで担当してほしい。
このニュースを聞いた僕に大いなる戸惑いが生じた。
新幹線といえば「ワゴン販売」買うのはホットコーヒーとアイス
コーヒーは缶入りの既製品ではなく、ドリップしてポットに入れたもの。
アイスはめいらくグループの名古屋製酪が製造する通称「カチコチアイス」だ。
JR東海パッセンジャーズによると、2023年8月現在は、以下の3種を販売している。
スジャータアイスクリーム(バニラ)¥340
スジャータアイスクリーム(ベルギーチョコレート)¥400
スジャータアイスクリーム(ずんだ)¥400
ワゴン販売が終わってしまう前に、もう1度、アイスとコーヒーを買いたい
そういえばまだN700Sにも乗っていない
そうだ、新幹線、乗ろう
ということで早速プランを考えた。
【1】基本的なプラン
【往路】
始発駅「東京」から7号車に乗車する
「A車ワゴン」が来る
アイス・珈琲を買う
速攻で飲んで食べる
次の駅で降りる(交通費を節約するため)
【復路】
下車駅から折り返して「上り」に乗車
7号車に乗車する
戻ってくる「A車ワゴン」を待ち受ける
アイス・珈琲を買う
終点「東京」で降りる
◆なぜ7号車に乗るのか?
車内販売の準備室は7号車にある。
7号車から1号車を往復する「A車ワゴン」の場合、7号車→1号車に向かい巡回する。7号車から遠くなるほど、巡回の時間は遅くなり、長い距離を乗車する必要が生じる。
【2】現状をしらべる
■ひかり、こだまの車内販売は終了していた
「のぞみ」の一部列車、「みずほ」「さくら」「ひかり」「こだま」では車内販売はございませんので、ご注意ください。(JRお出かけネットより)
ヘタをするとのぞみでも"一部の列車"にはまるとワゴンが来ない。
■のぞみ7号車は指定席
「のぞみ」の自由席は1~3号車です(JRお出かけネットより)
従って、準備室がある7号車は指定席
■東京発「のぞみ」の停車駅
品川→新横浜→名古屋
"1時間に1本、静岡に停まる"ようなダイヤはない
【2】の現状に照らして【1】のプランを検証すると・・
情報収集
・「N700S」の「のぞみ」運行便を確認(事前にわかる)
・乗車前「ワゴン販売」の有無を確認(ホームで確認?)
・乗車予定ダイヤに「ワゴン販売」がない場合、ダイヤ変更
【往路】
始発駅「東京」から7号車指定席に乗車する
「A車ワゴン」が来る
アイス・珈琲を買う
速攻で飲んで食べる
「新横浜」で降りる(交通費を節約するため)
ただし、新横浜までにワゴン販売が来なかった場合「名古屋」まで乗ることになる。
テーブルを出してアイスを置き、ほどよく溶けるまでコーヒーを飲んで待つ。
それには、10分程度は必要だ。
コーヒーとアイスの旅情を味わうという目的が損なわれては本末転倒。
「新横浜」下車は現実的ではない。
そうなると「名古屋」に行く用事(必然性)が必要だ。
【復路】
「新横浜」から折り返し「上り」に乗車
・「N700S」の「のぞみ」運行便を確認(事前にわかる)
・乗車前「ワゴン販売」の有無を確認(ホームで確認?)
7号車指定席に乗車する
戻ってくる「A車ワゴン」を待ち受ける
アイス・珈琲を買う
速攻で飲んで食べる
終点「東京」で降りる
残された時間はあと「1ヶ月」
まだ、本当にやるかどうかは決心していない。
カチコチアイスは駅の自販機でも買えるし「ワゴン再体験」のためだけに、そこまでするかと僕は想う。
もう1人の自分は「今しかできないコトは、後からできないぞ」と言っている
100系 300系 500系 700系 レールスター N700系に一日ですべて乗る品川-博多の旅
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