親切でフレンドリーな水戸の皆さん
「2017年に来た時、エクセルに雑貨店があったんですが、今も何処かにありますか?」
エクセルみなみの案内所で尋ねると、親切なお姉さんが教えてくれた。
「エクセル本館4階に無印良品とか、あと女性モノですけど・・雑貨店があります」
確かにエクセル本館は6年前とは変わっていた
単刀直入に言えば、垢抜けている。お店もずいぶんと入れ替わったのだろう。
「2年で5割が閉める」と言われる飲食店業界ほどではなくとも、お店が6年続いている可能性は低いか・・ そう想ってエクセル4Fに上がる。
無印じゃないよな・・ と想った時、その前にある店に、見覚えのあるガラスショウケースがあった。
店内が明るくなっているが、それは、フロアの照度が上がったのだろう。
しらべると、水戸駅の「エクセル本館」「エクセルみなみ」は、2023年7月22日にリニューアルオープンしたばかりだった。
今もまだそこに居るのではと想っていた鳩は、そこには居なかった。
「すみません。2017年に、ここでこのオブジェを買ったのですが・・」
そう言って、スマホで撮ってきた写真を店員さんに見せる。
「今はこういうものは置いていないですね」と店員さん。
7年越しのお迎えは成らなかった
それでも、お店が続いていたことは嬉しかった
旧友からの勧めにより、2023年からは何処かに出かけた時は、その地を守る神社に参ることにしている。
今回「旅の神社」は、権現さんの愛称で親しまれる水戸東照宮。
祭神:徳川家康公
御朱印:境内の授与所で頒布
施設:境内北側にある宝物館に宝物・文化財が展示されている
住所:茨城県水戸市宮町2-5-13
【水戸東照宮の歴史】
1621年
水戸初代藩主徳川頼房が父徳川家康公の御霊を祀り創建
1945年8月2日
太平洋戦争 米軍の空襲で焼失
1962年
社殿・境内再建整備完了
2021年
四百年祭
水戸駅北口ペデストリアンデッキにある「水戸黄門像」でお約束の撮影をすると、スケジュールに書いておいた住所をタップしてマップアプリを起動。そこからは徒歩5分。
「外出は控える」とNHKの画面に常時表示される夏。そのせいか、この夏は何処の町に行っても人通りが少ない。
一の鳥居をくぐり階段を上って二の鳥居、その先の本殿の背景には高層マンション。あまり見たことがない構図にちょっと驚いた。
水戸東照宮の境内に人影はまばら・・ではなく、僕しかいなかった。
権現さんにこの地を守ってくださっているお礼を述べると、水戸駅に戻り、ケーズデンキスタジアム水戸に向かう北口④バス乗り場へ。
バスを待つ間は、茨城交通バスの職員さんからサッカーとバスケの噺を聞く。
水戸はJ2リーグの水戸ホーリーホック、B1リーグの茨城ロボッツの本拠地。
バスケットの日のほうが、お客さんが多いと聞き、やはり「1」と「2」の違いは大きいと想う。
バスケでは我々も今年から「1」となり、茨城ロボッツ - 長崎ヴェルカの対戦は「関東アウェイ戦」なのだが、残念ながら会場は水戸ではなく日立。
2023-24シーズン 茨城ロボッツは アダストリアみとアリーナ(水戸市)で30試合、池の川さくらアリーナ(日立市)で2試合、かみす防災アリーナ(神栖市)で2試合を開催。長崎ヴェルカの試合は池の川さくらアリーナで行われる。
フレンドリーな茨城交通バスの方のお陰で待ち時間はあっという間に過ぎた。
→ target=non>水戸 - V・ファーレン長崎戦の話し
試合が終わると、新里選手の挨拶を待たずに水戸駅へ急ぐ。
お目当てである「豚べん」「牛べん」の確保のためだ。
事前のしらべでは改札ヨコと改札内2か所の「NewDays」に売られているらしい。
改札ヨコのお店によると、ここにはないと言うので「それじゃ改札内の店に行ってみます」と言って店を出る。
改札にPASMOをタッチしようとした時、店員さんが追いかけてきた。
「さっき確認したのですが、改札内の店は完売でした」
改札に入る前に、他の選択肢が採れるよう教えに来てくれたのだ。
僕はその気遣いだけでご飯三杯いった気分になり、幸せな気持ちで水戸を後にした。
「えきねっと」アプリで予約していた2便前の特急指定席に手数料なしで変更することができたことを、付け加えておきたい。
JR東日本さん、ありがとうございます。
→東京から北東の吉方旅行 水戸三泊の旅(旅日記もくじ)
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