« フルリクライニングが他にない魅力のOAチェア「DXRACER」 | トップページ | 「長崎くんち」「米田隼也」「V・ファーレン長崎」の復活そろい踏み! »

2023年10月 7日 (土)

メーカー純正部品でキャスター交換 寿命が10年からさらに延びたDXRACER

2020年
文具のように職場に持って行ける品と違い、椅子を誰かに見せる機会はない。それが「在宅勤務」でオンライン会議が始まった時、同僚のAさんが僕の映像フレームをみて「お、いい椅子」とツッコンだ。

その頃すでにDXRACERがリーズナブルで高機能であることが知られるようになっており、在宅勤務需要爆発が相まって「買いたいけど何処も品切れ」なのだとAさんは言う。
そんな椅子を7年前から使っていることが、我ながら嬉しかった。


2023年
使い初めて8年めに入った2021年頃から、キャスター移動する度に床にプラスチック片がボロボロ落ちるようになった。キャスターの車輪が劣化して剥がれ落ち、車輪はいびつなカタチになっていた。
初めのうちは、その都度 破片を拾っていたが、やがてキャスター移動がガタガタし始めた。
10年使えば御の字だろう。買い換えも視野に入れて情報収集にはいる。

「Google先生」に尋ねると、同じ悩みを抱えているDXRACERユーザーがいること。キャスターの部品交換で対応できる場合があることが分かった。


「DXRACER キャスター交換」で検索すると、ネット通販にはサードパーティ製の汎用品が売られていて、メーカー純正部品よりも3~5割程度安かったが、口径などが合わなかった場合、無駄になるのでメーカーとのやりとりを進めることにした。
(以下、その対処内容を箇条書きする)

▼DXRACERのウェブサイトに問合せメールを送る
対応はとても迅速で丁寧
部品(送料込代引)価格:5,300円(7.5cm径) 3,800円(6cm径)
径は車輪の大きさ。本体穴の大きさではないので、どちらでも使える
7.5mm径のほうが安定感がある

▼メールで部品を注文する

▼作業に使う備品の用意
・KURE 5-56 などの潤滑スプレー
・潤滑スプレーを拭き取る布
・ハンマー(キャスターを叩けるもの)
 ハンマーがなかったので、車載工具の牽引フックで代用した
・新聞紙など、外したキャスターの置き場所(汚れた油がついている)


■交換手順
▽リクライニングを戻す
▽椅子を寝かせる
▽布を当てながらキャスターが納まっている隙間に潤滑剤を吹く(1~2プッシュ)
▽キャスターをハンマーで叩く
▽キャスターを(捻りながら)引き抜く
*キャスターは差し込み式。ネジではない。抜いたキャスターは黒い油汚れがついている
▽新しいキャスターを手で押し込んで、はめる
*ハンマーで叩かなくてもはまる
*所要時間は15分ほど


交換後は「こんなに回転が滑らかだったのか」と想うほど、キャスター移動が快適になった。ボロボロと欠け落ちるプラスチックを拾わなくて済むのは助かる。

使用開始から9年7ヶ月でキャスターを交換。キャスター以外はどこも不具合がない。OAチェアとしては異例の長寿製品だ。

今回のキャスター交換の機会に、この10年でよりよい品が出ていないかをしらべたが「180度フルリクライニング」を備えた機種は見当たらなかった。
ひと休みする時は、背を倒して 2,480円で買ったオットマン(足乗せ台)に足を乗せてくつろぐ。そのまま1~2時間寝ることもある。
パソコン仕事に疲れた時、ソファなどに移動せずに休める、この機能は外せない。

| |

« フルリクライニングが他にない魅力のOAチェア「DXRACER」 | トップページ | 「長崎くんち」「米田隼也」「V・ファーレン長崎」の復活そろい踏み! »

くらし」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« フルリクライニングが他にない魅力のOAチェア「DXRACER」 | トップページ | 「長崎くんち」「米田隼也」「V・ファーレン長崎」の復活そろい踏み! »