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2023年11月22日 (水)

秋野央樹とV・ファーレン長崎 4年半の記憶-後編-

【2021年】右腓骨筋腱炎と診断
1月8日
契約更新

2月27日
【1節】V・ファーレン長崎 2-1 ツエーゲン金沢
トラスタ

3分【V長崎】 今期初CKは秋野 流れ球を毎熊晟矢が押しこみ長崎先制!
前年に続きシーズン初得点は秋野のCKから

5月9日
【13節】ギラヴァンツ北九州 0-1 V・ファーレン長崎
ミクニワールドスタジアム北九州

松田浩監督初采配を米田隼也の決勝ゴールで飾った試合
秋野は開幕から12試合フル出場を続けていたが、この試合は終盤の9分のみ
一方、吉田監督解任の後を受けて佐藤HCが代行指揮を執った【12節】から江川湧清が起用され始めていた。
松田監督のゾーンディフェンスに秋野がマッチしていないということを、僕らは知る由もなかった。

【14節】からはベンチを外れた。

5月22日、V長崎が公式サイトで「亀川諒史が右ハムストリング肉離れで全治6週間」と発表。それ以降、故障情報をリリースすることになっていたが、秋野については発表がなく、僕らは秋野が故障なのか戦術上の理由なのかわからない日々を過ごした。
ただ、5月30日に行われたロアッソ熊本とのTRM(なごみ)メンバーに名前がなかったことで故障であると類推できた。

7月5日
V・ファーレン長崎公式サイトで秋野が「右腓骨筋腱炎と診断された」と発表した。
不謹慎かも知れないが、この時は怪我で休んでいると聞いてほっとした。秋野が戦力外とは考えたくもないからだ。
このまま、秋野が2021年シーズン中、試合に戻ることはなかった。

10月2日
【32節】京都戦 前半29分、CKから毎熊がゴールを決めると、選手たちは整列して「ゆりかごダンス」秋野央樹に第一子が生まれたことを祝った


【2022年】 復帰の階段を上がるも、リーグ戦は出場21分に留まる
2021年12月27日
契約更新

6月1日
天皇杯2回戦 V・ファーレン長崎 - 鹿児島ユナイテッドFC
トラスタ
61分【V長崎】 ベンチに入っていた秋野が出場
二見宏志がライン上、笑顔で秋野を迎える。涙なしには見られないシーン
カイオはキャプテンマークを秋野に渡した

6月12日
2022Jエリートリーグ<グループD>【1節】
FC琉球 0-0 V・ファーレン長崎
タピック県総ひやごんスタジアム
秋野がスタメンに戻り60分出場した
この日、松田浩監督の退任が発表された。

6月18日
【22節】V・ファーレン長崎 2-0 ザスパクサツ群馬
トラスタ

天皇杯>Jエリートリーグ と復帰の階段をのぼってきた秋野が、いよいよリーグ戦復帰
68分【V長崎】 プレーとは関係ないところで拍手が起きたと想うと、植中朝日に替えて秋野央樹(21分出場)

6月22日
天皇杯3回戦 FC東京 2-3 V・ファーレン長崎
トラスタ
秋野は先発して90分出場(延長に入る前に交替)勝利に貢献した

J2リーグ【23節】ベンチ入りしたが出場なし。
【24節】以降はシーズン終了まで試合に戻ることはなかった。

9月13日
秋野が左大腿直筋肉離れの診断を受け9月8日に手術したこと。全治まで約6カ月を要する見込みであることをV・ファーレン長崎が発表した。


【2023年】
2022年11月30日
契約更新

4月12日
【9節】V・ファーレン長崎 2-1 ヴァンフォーレ甲府
トラスタ

42分 笠柳翼に代わって今季初出場(3分出場)

4月22日
【11節】V・ファーレン長崎 4-2 ブラウブリッツ秋田
トラスタ

2021年【12節】以来のリーグ戦スタメン復帰

8月19日
【31節】V・ファーレン長崎 1-2 栃木SC
トラスタ

秋野ファンにとって辛い1日が訪れた。
1-0リードの52分 秋野のタックルが足裏は見せていなかったにも関わらず一発レッドの判定。1人少なくなった後、逆転負けを喫した。

2023年11月19日
V・ファーレン長崎より、秋野央樹の退団が発表された。


2020年12月16日
ゼイワンへの道が潰えた甲府戦後、座り込み涙する秋野を徳重健太が「整列しよう」と連れにきた。
涙のフィナーレ
目の前に観ているのは涙だが、その先に「歓喜の笑顔」の日が来ることは明確にイメージできた。その幸せをジャパネットが支えているからだ。
ただ、あれから3年の時が過ぎ我々にまだ「歓喜の笑顔」の日は訪れていない。
その理由を論うのは、評論を生業とする方にお任せしたい。

僕らサポーターは、チームから「戦力外」通告を受けることはないので、良識をもって関わる分には、これからも長崎と共に戦うことができる。
選手としてその道が絶たれたという意味で、秋野に申し訳ない。
身を粉にしてチームのため、長崎県民のために努力し戦ってくれた秋野。
大好きな秋野をこれからも、心から応援したい。



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