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2023年11月15日 (水)

「速い強い巧い熱い賢い」増山朝陽 サッカー選手がユニフォームを脱ぐ理由

2023年11月12日(日)
J2リーグ【42節】
ジェフユナイテッド市原・千葉 - V・ファーレン長崎
フクダ電子アリーナ

長崎と千葉の対戦は長崎ホーム(トラスタ)では、互いに1stユニフォームを着用するが、千葉ホーム(フクアリ)では長崎は2ndユニフォームを着用する。

ホームチームの1stユニフォームが淡色の場合、ビジターチームの着用ユニフォームは審判助言のもと両チームの話し合いで決まる。
両者1st着用の場合、たいがいはH/Aどちらでもその運用となる。
千葉長崎のケースで、片方のホームだけビジターが2ndを着るというのは不思議だ。

<前半>
千葉 1-1 V長崎

<後半>
2分
【千葉】 エリアすぐ外で直接狙うにはおあつらえ向き、嫌な予感ぷんぷんの距離から田口が直接狙うと波多野がビッグセーブ

11分 澤田崇→松澤海人 マルコス→中村慶太
試合前はいろいろとあってメンバーを把握しておらず、慶太が出てきたのには軽く驚いた。
そして慶太が入った途端がらりと戦況が変わった。それまで押し込まれたら長いボールで陣地回復していたのが、地面を転がしてこちらに迫るようになる。
そして僕らからみて右側タッチラインに松澤海人が張っている。あとはあそこにボールが入るのを待てばいい。彼は心強く、希望に満ちた選手だ。

13分
【V長崎】 僕らの目の前コーナーフラッグの攻防 増山朝陽が「速い 強い 巧い」吉牛並のパフォーマンスを僕らに魅せる

17分
こっちは取られるのか・・・
マルコスがGKブロックでファウルを取られた直後のプレー
【V長崎】 海人が千葉のビルドアップを奪いエリア侵入ドリブルすると、足を掛けられてPK獲得 僕らには「ワールドクラスPK」のフアンマがいる
フアンマがフェイントを入れて左にゴール すると長崎の選手が蹴る前にエリアに入っていてやり直し
そのやり直し、今度は右の高い位置に蹴り込む。GKの読みが当たったとしても防げないのが「ワールドクラスPK」フアンマ、ゴール裏にもう1度「どーだ」
来季も頼むぞ我らがフアンマ!

この後、山形が追いついたというグッドニュースがもたらされる
ハーフタイムに一瞬、経過を見ようかと想ったが「目の前の1分に集中」しようと見なかったので、甲府が先制したことも知らなかった

32分 マルコス→岡野洵 澤田崇→名倉巧

36分 今シーズンの「関東アウェイ戦」で最高の感動的場面が訪れる
【V長崎】 波多野のゴールキックがエリア内に迫る DFとGKが少し見合う 「短距離陸上選手かっ」という勢いで走ってきた増山が足を入れるとボールがGK鈴木の脇をこぼれてゴールに向かう
そういえば【1節】千葉戦でも終わりがけにこんなシーンがあり、そのボールは大竹洋平が全力で追い、ボールは左に逸れた

「急げ」「もっと転がれ」「GK来てるぞ」
僕らはボールを応援する。態勢が整わないまま走り出した鈴木の走りに加速はつかずボールが僕らの目の前でゴールに転がり込んだ

「脱いじゃダメだって」僕は叫び続ける
増山がゴールインを見届けてすぐにシャツを脱ぐのが見えたからだ。

想えば、大敗を喫し米田がゴール裏に1人立ち尽くした時、いつも増山が傍らに残ってくれた。敗れた試合、引き上げる選手たちの背中に僕らが歌う「共に闘うぜ」を振り返って聞き、拍手をしてくれた。
喜びや悲しみ、人の気持ちがわかり、それを表現する男、増山朝陽。よくぞ長崎に来てくれた。
来年もどうか長崎で僕らと戦ってほしい。

それにしても、なぜサッカー選手はシャツを脱ぐのか?
1.鍛え上げた肉体を見せたいから
2.それを見たい人がいるから
3.パンツを脱ぐと人格を疑われるから

たぶん、どれでもないと想うけれど、賢明な増山朝陽のことだ。ここで警告を受けてもプレーオフに影響ないことまで織込済なのだろう。

46分 フアンマ→ジョップセリンサリウ
additional time6分は大きな見せ場もなく、呆気なく終わった。
ただこの時、山形が勝ち越し点を取ったという情報も寄せられていた。



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