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2023年12月17日 (日)

B.LEAGUE PREMIER参入に向けた長崎ヴェルカの現在地

2023年12月7日付の讀賣新聞朝刊スポーツ面で「Bプレミア 参入争い過熱」という見出しの記事が大きく掲載された。

3年後の2026-27シーズンから始まる「B.LEAGUE PREMIER」の18枠を巡り29クラブが名乗りを上げているという。

審査は1次→4次まで。
18枠が埋まった時点で審査は終わる。
現状は、4次まで進むことなく終了しそうな雲行きとなっている。


■審査基準(アリーナ基準は下方に別記載)
1次
対象:昨季と今季
 売上高 12億円以上
 入場者数 4000人以上

2次
対象:今季(2023-24シーズン)
 売上高 12億円以上
 入場者数 4000人以上

3次
対象:今季(2023-24シーズン)
以下のいずれか
 12億円以上かつ3000人以上
  9億円以上かつ4000人以上

4次
対象:今季(2023-24シーズン)
  9億円以上かつ3000人以上


□長崎ヴェルカの現在地
昨シーズンの入場者数が平均4000人に遠く及ばないため、1次での基準到達は難しい。
讀賣新聞が掲出した12月3日現在のデータでは「昨シーズン12億円」「今シーズン4000人」をクリアしているクラブは15。
それに続く14クラブの中でヴェルカは中位に位置する。


長崎ヴェルカの強みは必須条件である「アリーナ基準」

□アリーナの条件
クラブが優先的に使用可能な5000人以上のアリーナを確保。VIPスペースやトイレなどを十分に備え、新設または改装で2028-29シーズンまでに利用開始できる


僕らブースターができることは、グッズを買うなどして売上に寄与すること、ホームの試合会場に足を運ぶことだ。


□今シーズン、ヴェルカのホームゲーム30試合の内訳
長崎県立総合体育館(長崎)24
佐世保市体育文化館(佐世保)3
諫早市中央体育館(諫早)2
シーハットおおむら(大村)1

□収容人数
長崎県立総合体育館 4000
佐世保市体育文化館 3000
諫早市中央体育館 2500
シーハットおおむら 5000


□終了した8試合(FE名古屋戦Game1まで)
トータル 28783人
1試合平均 3597人

10月8日 千葉ジェッツ 長崎 3908
10月9日 千葉ジェッツ 長崎 4035
10月25日 島根 長崎 4082
10月28日 三河 長崎 3884
10月29日 三河 長崎 3951
12月2日 川崎 諫早 2514
12月3日 川崎 諫早 2649
12月9日 FE名古屋 長崎 3760


□残る23試合をすべて満席にした場合
トータル 114783人
1試合平均 3826人

30試合を平均4000人にするために必要な入場者は12万人
現状では「5217人」が不足する。
これを残り22試合で割ると「237人」

現在、クラブではメインアリーナ「長崎」の観客席増設に取り組んでいる。
佐世保、大村会場も含めて立ち見を含めた集客が必要になる。

文中の専門用語については→ど素人!バスケットボール観戦用語をご覧ください!

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