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2024年2月21日 (水)

「一般待機列」を数時間、足止めにする「グッズ販売優先レーン」の威力

QUEEN THE RHAPSODY TOUR 2024 東京ドーム初日
12:00開始予定のグッズ販売は「優先レーン」と「一般待機列」に分かれて、悲喜こもごもの物語を繰り広げようとしていた。


11:45
ヨコ4列で並んでいた「物販優先レーン」の列がゆっくりと動き始めた。
胸が高鳴る。いよいよ決戦の時だ。
できるだけ前の人との間隔が離れないよう、かと言って足を踏むほど近づきすぎないよう、慎重に歩を進めていく。

売り場の入口まで前進して、そこでまた待機。
「予め申しあげます。GOLD席の方をご案内後、一般のご案内となります。ご承知おきください」
てっきり、一般道路の「ファスナー合流」や、TDLのファストパスのように、一定の比率で合流するのかと想っていた。
ざっと目分量でかぞえて優先レーンには500人。この全てが捌けるまで「一般待機列」は、その場から一歩も進めない。
その心中を察すると、キツい。

「GOLD席」の威力だ。
GOLD席とSS席の価格差は 23,000円
グッズ販売において 「待ち時間が数時間少ない」「希望品を買える確率が高い」この2大メリットだけで、既に1万円の価値はある。

「すべての商品が販売されるわけではありません。既に品切れのものもあります。状況はボードでご確認ください」
スタッフが案内するボードは一般待機列の人垣に隠れて見えなかった。でも間もなく自分で確認できるからいい。


11:55
グッズ販売開始(5分早い)
一斉にテントになだれ込み、カウンター越しに販売スタッフが立っている前に、それぞれの列をつくる。
「フォーク並び」ではないので、列が短いところを選んで後ろに付いた。
ただ、この列選びが、大きく明暗を分けることになった。


グッズ販売の流れはこうだ。
▼接客スタッフに希望の品を伝える
▼接客スタッフが商品をピックアップに行く
・ジャケットやHOODIEといった高額品は、接客スタッフが「28番Mサイズ」のように大声で叫び、後方で控えているスタッフに持ってきてもらう
・複数の品を1度に覚えきれないので、購入する点数だけこの作業を繰り返す
▼商品を確認しながらスキャン
▼支払


【28】ブライアン・メイ ZIP HOODIE が人気で、他会場では早々に完売したと聞いている。
僕も第一希望として【M】サイズを狙っている。
右胸に Brian May のサインロゴがあるのみで「どうだ!」という威圧感がない。フードが別デザイン、袖が別色になっていて静かにオシャレだ。

「28番Lサイズ」
スタッフが叫ぶと「おぉ、まだあるな」というどよめきが起こる。それが連呼される。
開始から3分
「28番Lサイズ完売です」

「どうか【M】が残っていますように」
当初のワクワク感は消え、徐々に祈るような気持ちに変わる。

開始から8分
「31番全サイズ完売です」
この日、最初に完売したのは、ロジャー・テイラーのBLACK HOODIEだった。


QUEEN THE RHAPSODY TOUR 2024年2月14日

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