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2024年3月15日 (金)

QUEEN GOLD席特典の専用ゲートは巨人のホームゲート

2月14日
いよいよ、クィーンのライブが数時間後に迫った。
楽しみというより緊張している。あまり細かいことを気にせず、大きくかまえて、平常心でリラックスして楽しむ気持ちをもちたい

これだけいろいろなタイプの感情が一気に押し寄せる機会はあまりない。それを言葉にすると、いつになく修飾語が多くなってしまう。


最寄り駅は滅多に降りる機会がない東京メトロ「後楽園」
確か友達の中村君とサザンのライブに来た時もこの駅に降りた。
「クィーン&アダム・ランバート来日!」
歩道橋を降りて東京ドームの敷地内に入ると大型ビジョンにクリエイティブマンのCM映像が流れている。
チケットを売る側にしてみれば、既に買っている僕らに告知する必要はないのだが、消費者は手に入れたものが依然として宣伝されていると承認欲求をくすぐられる。

開場30分前だが、既に現地入りしたクィーン仲間たちが一斉にスマホをかざして写真を撮る。僕もつい撮ってしまった。こういうのを同調圧力というのだろうか(違うと想う)
椅子に腰掛け、ギターを抱えたブライアン・メイに聴衆が一斉にスマホライトを浴びせている。素敵な光景だ。この写真はライブの後ずっとパソコンの壁紙にしている。撮ってよかった。


HOME OF THE TOKYO GIANTS
巨人の「ライトスタンド」がこんなゲートになっているとは知らなかった。
GOLD席の専用ゲートである25番ゲートは巨人のライトスタンド入口。
子供の頃からずっと、お金を払って見に行く興行は"椅子に座って観るもの"と決まっていたので、せっかく椅子があるのに立ちっぱなしで観る人たちの気持ちがわからない。
立ちたい人が立つのは自由だが、後ろで座っている人が見えないのは困る。
1度、神宮球場のレフトスタンドに陣取った時、前の人が立ちっぱなしだったため、僕は1試合まるごと前の人のユニフォームをみて、スコアボードで戦況を知ることになった。

郷里のサッカーチーム応援でゴール裏に行くようになった今、その気持ちは理解できるようになったが、野球という試合の大半が止まっているスポーツを立ちっぱなしで観る気になれないので、このゲートは初めて来た。


開場時間が近づくと、仲間たちの位置取りが始まる。
といっても、座席は指定なので早く入場するメリットはフライドポテトが早く買えるくらい。
グッズ売り場は屋外であり「グッズ売り場は22番ゲート前です」と再三にわたりスタッフがトラメガでがなっている。

といいつつ、警備員さんが規制線を張ると同時にそこに詰めた。それが5分まえ。

5レーンのテーブルが並んでいるところをみると、まずそこで手荷物検査か。
チケット(紙)のモギリはその先、エントランス手前で青いジャンパーのスタッフが待ち構えている。
ビン・缶・水筒の類いは持ち込めないから、水分補給にはOS-1ゼリーを持ってきた。
誰もが固唾を呑んで17:00を待つ。緊張感が高まる。
「さぁ,愉しむぞ」スイッチが入るどころではない。


17:00
数分前に規制のロープが解かれ、規定の時間ぴたりに列が進む。
GOLD席特典の限定グッズを収納するために持参したリュックの口を開けてテーブルに置く。
ブライアン・メイに感謝を伝えるため作ってきたボードは「後ろの人の邪魔にならないようA4サイズにしてきました」と言いたかったが、スタッフのお姉さん一瞥もしてくれなかった(笑)

この「専用ゲートから入場」もGOLD席3大特典の1つ。
他のゲートと比較体験できないから、どれだけこれが特別なおもてなしだったかは不明だが、それほどごった返すこともなく入場できた。
ちなみに退場の順路は専用ゲートではなく、特に早く出られるというメリットはなかった。

紙チケットをもぎってもらうと、その先に回転扉。
そうか、僕は東京ドームに来たのか・・
とてつもない風圧を受け、小刻みなステップを踏むと、ドアの向こうに「限定グッズ」を手渡すスタッフが待っていた。


GOLD席三大特典の最後は「限定グッズ」
トートバッグ、マグカップ、ラミネートパスの3点。
マグカップ、ラミネートパスが黒いツアーロゴ入りトートバッグに入っていて、スタッフからそのバッグが手渡される。
ツアーグッズのラインアップは「湯飲み」だけ。マグカップはないので、これは貴重品。
クィーンロゴ+ JAPAN 2024 と記されたマグカップは、KALDIのドリップコーヒーを淹れるときのエースカップとなった。ラミネートパスは首から提げるプラスチックパスカード。ツアーロゴの下に「GOLD」と書かれていて、GOLD席参戦の証となる記念品。

これでGOLD席三大特典は終了。
(グッズ販売優先レーン|専用ゲート|限定グッズ)

先に書いたとおり「グッズ販売優先レーン」の威力は特筆に値する

「三度の飯よりQUEENが好き」だった頃、学校では Beyond discription. と教わったが、いまポケトークに尋ねたところ Worth mentioning. だった。
日本語に限らず、英語も多様だ。


QUEEN THE RHAPSODY TOUR 2024年2月14日

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