【最終話】いつの日か THE RHAPSODY TOURの公式ビデオを手に入れて、大音響で鳴らしたい
We Are the Champions News of the World
アダム・ランバートとの合唱
若い頃のような高い声は出ないけれど、咳が出て声を出すのもきついけれど、今できる範囲の声で僕は唄う。
社会と会社において、どの局面でも Champion だったことがない僕には、未だにこの歌の意味はよくわからないけれど、今を精一杯生きている、ここに来た僕ら、ここに来たくても来られなかった仲間たち、そういうすべての人々に思いを寄せて僕は合唱した。
God Save the Queen A Night at the Opera
僕らが撤収作業をしているのに、楽屋からギターを持って出てくるリッチー・ブラックモアのような例外を除けば、ライブにおいては誰もが客電が点くことで「もうアンコールはないな」と諦めて家路を急ぐ。
QUEENの場合「オペラ座の夜」B面最後に収録された「God Save the Queen」の音源がライブの終わりを意味する。
21:25
客電が点いた
退場の列につく人
興奮冷めやらず、感想を言い合う人
僕はせっかくならば少しだけ話したかったが、一期一会の仲間に挨拶だけして出口に向かった。
丸ノ内線の「後楽園」駅は人で溢れていたが、それでも1本めの電車で家路に就くことができた。
翌朝
「クイーンロスあるな」
これが起きて一番めの独り言
「最後だったらしめしめ」と想っていた
もうちょっと、わかりやすく言うと「これが最後の来日かも」と想って参戦し、そこに立ち会ったことは記念になると想っていた。
けれど、ホントに最後だったら寂しすぎる。
ブライアン、ロジャー ラストはあっさりとしたお別れだった
クィーンのこと考えたら目がさえてしまった
右肩が痛い
慣れない「一本釣り」をしてしまったから
1982年のクィーン参戦を生涯の誇りとして生きてきた僕は、42年後まさかの"最後の日本公演に参戦"という行幸を得た。
この来日、そしてクィーンのワールドツアーが、これで最後だったのかは明確に語られていない。
もう一度見たい。また来て欲しい。次も行きたい。
僕はそう想っている。他の誰かと同じように。
僕はそれとは別の希望も抱いている。
アダム・ランバートをクィーンに迎えたアルバムを歴史に刻んでくれないだろうか。
クィーンと共に生きたクィーンファンのために
後生を生きるすべての音楽ファンのために
2024年2月27日
公演での募金について、主宰者からリリースがあった。
クイーン+アダム・ランバート公演 募金寄付のご報告
クイーン+アダム・ランバートの各公演で、ご来場の皆様からお預かりした募金は、日本赤十字社石川県支部へ寄付させていただきました。
募金金額 ¥1,741,294
2024年5月2日
UNIVERSAL MUSIC JAPAN のウェブサイトでツアーグッズの再販がアナウンスされた。
販売リストを見たところ、人気商品のリストックではなかった。
2024年6月
ライブから4ヶ月が過ぎた。
ライブ会場には複数の公式カメラが入っていたので、いずれ「THE RHAPSODY TOUR 2024 LIVE VIDEO」が発売されると拝察するが、現時点では公式の映像作品については、リリースが見つからない。
発売されたら手に入れて、どこか大音響でかけられる場所を探して聴いてみたい。
おわり
QUEEN THE RHAPSODY TOUR 2024年2月14日
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