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2024年6月 2日 (日)

「クィーンまだいけるよ」と袖を引いてくれたジョンの名曲「地獄に道連れ」

MCを挟まず Hammer To Fall
ここまで「The Works」から3連発

今こうして聴くとなんとしっくり来るんだろう

1984年クィーンの新譜をワクワクしながら待っていた僕は「The Works」をレコード店に予約して買った。当時既に貸しレコード店はあったが、クィーンだけは所有欲に駆られたし2,500円に見合う1枚だと想っていたからだ。
ところが、僕は「The Works」に魅力を見いだせなかった。Radio Ga Gaはまぁまぁだけどあとはなぁ・・
率直な語り言葉でいうと「いい曲がない」と想った。
音楽評論家の皆さんは、その豊富な経験の書庫から見事な言葉をひねり出してくるが、素人にはそんな術がない。
「この曲いいな」
「いい曲だな」
そこに尽きる。

1984年の僕は長年「三度の飯より好き」だったクィーン品質が毀損されたと感じ「レコード店に予約して買う」から「新譜が出たら借りる」音楽に降格してしまった。

この曲に限らず「The Works」以降の曲には、同じことを想う曲が多い。
佐野元春さんの言葉を借りれば、それは僕が「大人になった」ということなのだろう。
聴く側の内面が遷移するのに合わせ、心に響く音楽も変わっていく。


Fat Bottomed Girls Jazz

私の記憶が確かならば・・この曲はJazzからシングルカットされたバイシクルレースのB面にカップリングされた
アルバムJazzには「自転車」「肉付きの良い女達」をモチーフにしたと想われる、たくさんの裸の女性たちがサイクリング車にまたがってスタートラインに並んでいるポスターが封入されていた。
確か誰もが全裸だったと想う。ヘルメットをかぶっていない方も多かった。
コンプラ全盛の現代ならば即アウトだが、当時でも「不適切にも程がある」と想った人は居たのだろう。
理由は不明だが、大田区立図書館には、他の全クィーンCDが所蔵されているのに Jazzだけが所蔵されていない。


合唱に参加する
10年前の僕は、ライブ参戦すると(知っている曲は)全曲を全力で歌っていた。
だが2015年にMr.childrenの未完ツアーで桜井和寿さんの次の言葉を聞いてから態度を改めた。

「歌う時は周りの顔色を見てね。今日は桜井和寿、本物の歌を聴きに来たのに(となりの人の歌に)お前の歌を聴きに来たんじゃないって思われますから」

Mr.children Stadium Tour 2015 未完 2015/9/5 日産スタジアム


Another One Bites the Dust The Game

この曲は「クィーンまだいけるよ」と僕の袖を引いてくれたジョンの名曲
「THE GAME」の歌詞カードを見ていて邦題「地獄に道連れ」というクールな曲の作者がジョン・ディーコンだと知った時、意外だったが嬉しかった。
アルバムに占める比率は少いジョンの曲と言えば、オペラ座の夜からシングルカットされた「マイベストフレンド」や 世界に捧ぐの隠れた名曲「永遠の翼」の印象。
叙情的というか優しいというか、もしその時代にこの言葉があれば「ほっこりする」とでも言ったかも知れない(言っておいて気持ちが悪い)

だが、この曲は違った。
ベースラインだけで、これだけカッコイイ前奏を成立させてしまうというアイデアに泣いた。
ジョンがこんなイカした曲を書くとなると、これから先のクィーンまだまだ驚かせてくれそうだなと大学生の僕はワクワクした。
1980年まだ福岡には貸しレコード屋はなくて、聴きたいレコードは2,500円で買っていた。
前作「JAZZ」にちょっとした停滞感を感じていた僕は、この曲が代表するクィーンの質の高さを再確認できて嬉しかった。「元を取った」と想わせてくれた曲だ。

作者のジョンはとっくにクィーンに居ないので、サポートメンバーのニール・フェアクローがベースを弾いている。

QUEEN THE RHAPSODY TOUR 2024

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