「愛にすべてを」で入る幸せスイッチ「自分の曲だ」と想える世に出た時に立ち合った曲
Crazy Little Thing Called Love The Game
「愛という名の欲望」はフレディ・マーキュリーの作品
同じ「ザ・ゲーム」に収録された Another One Bites the Dust 「地獄へ道づれ」ジョン・ディーコン作と時々誰が作ったか記憶が混濁する(僕の中では)
この2曲がQUEENを「大衆に受け容れられた時代」につないだと想う。「ボヘミアンラプソディ」「伝説のチャンピオン」のような代表曲ではないが欠かせない。QUEENいろいろできるよという面を見せてくれる。
You Take My Breath Away A Day at the Races
Who Wants To Live Forever A Kind of Magic
事前にセトリを見た時「You Take My Breath Away」が入っているのは意外な印象だった
会場ではアルバム音源が流されて、実際の演奏はなかった
ギターソロ
プロジェクションマッピングに合わせてブライアンが日本の古謡「さくらさくら」 ドヴォルザーク「家路」を奏でる
これはこのライブを象徴する感動的なシーンなのだが、本音を言うならば「ブライトンロック」でデジタル・ディレイ・マシンを使ったブライアンのギターソロが聴きたかった
Is This the World We Created...? The Works
世界の終わりを暗示するようなプロジェクションマッピング
僕はここにリラックスして音楽を楽しみに来ているのだが、ここでは何らかのメッセージ性を持たせたいのだろうと想っていた。
彼らには伝えたいメッセージがあり、僕は曖昧にそれを受け取る
A Kind of Magic A Kind of Magic
プロジェクションマッピングは一転して鮮やかな彩り
混沌とする2024年にこの曲がぴたりと来る
できれば今、ブライアンとロジャーに現代のQUEENの曲を書いてほしい
名古屋公演ではここでKiller Queen
名古屋ではHammer To Fallがなかった
Don't Stop Me Now Jazz
この曲は2023年NHK紅白歌合戦で演奏された
僕はその時初めてアダム・ランバートを見たのだが、印象を1つに決めるのは止めた。彼がQUEENにいる理由があるはずだ。2ヶ月後それを確かめにいこうと想っていた。
ライブを終えて紅白の録画を見返してみた。
司会者の「ボーダレスです」というくどいMCがなければよかったと想う
客席に立ちコール&レスポンスして聴くと、紅白で聴いた時とはまるで違った。誰が歌っているとかは気にならず、QUEENの曲として違和感がなかった
Somebody To Love A Day at the Races
「愛にすべてを」が流れると僕は幸せスイッチが入るようになっている
ボヘミアンラプソディのようにコーラスが美しい曲で、僕にとってのリアルタイム1stアルバム「華麗なるレース」に入っていた
その曲が時を経て名曲になってから聴くのと、名曲が生まれた瞬間に聴くのは違う
僕にとってボヘミアンラプソディは前者で、この曲は後者
前者には敬意がつきまとう。後者は友達のような親しみがある。
「自分の曲だ」と想えるのは、世に出た時に立ち合った曲だと想う。
この曲はジョージ・マイケル&クイーンの音源をApple Musicで聴くことができる
*1992年4月 ウェンブリー・スタジアム フレディ・マーキュリー追悼コンサートでの演奏
目の前では、アダム・ランバートが何事も無かったように歌い上げている。
言葉にすると拙いが、この時僕は「やはり上手い人が歌うとこの曲は映える」と考えていた^^)

QUEEN THE RHAPSODY TOUR 2024年2月14日
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