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2024年7月14日 (日)

ドクターイエローはまだ引退しない ドクターイエロー体験乗車が当たる!

「T4が引退するだけだ」
新幹線ファン同志であれば、なんのことだかわかると想う。

2024年6月12日(水)
東海道・山陽新幹線の電気(架線)、軌道(レール)をチェックする黄色い電気軌道総合試験車、通称「ドクターイエロー」が引退すると報道された。
その日からしばらくネットニュースは「ドクターイエロー引退」見出しの記事に溢れたが、たいていは「こたつ記事」だった。
僕もさほど詳しいわけではないが、四半世紀にわたりドクターイエローについてしらべた知識で、今回の「引退」について解説したい。


■ドクターイエロー引退とは?
今般、引退報道されているのは「923型」
現役のドクターイエロー923型(700系をベースにした車両)はJR東海保有「T4」とJR西日本保有「T7」の2編成。
このうち「T4」が2025年1月で退役。
残る「T5」の退役は2027年と発表されたので、まだ3年ほどある。


発表された3日後の6月15日(土)には、各地の新幹線駅ホームで「初めて見た」といった投稿がSNSに上がっていた。
僕は事情通ではないので真偽は知らないが、この日は「10日に1度」と言われている「のぞみ検測」のスケジュールとは外れている。
「3ヶ月に1度」と言われている「こだま検測」だったのかはわからない。
いずれにせよプレスリリース直後の週末だったので、関心が高まっているところにタイムリーな登場だった。

発表の翌週から「10日に1度」行われる「のぞみ検測」を真面目にチェックするようにした。

■ドクターイエローを見たい!
ドクターイエローは日頃、八潮の東京第二車両所に保管されている
検測初日は任意の時間に東京駅に入線。臨時列車枠を使って「のぞみ」と同じ停車駅・スケジュールで下り(途中省略)博多まで行き(博多南駅がある) 博多総合車両所で停泊。
翌日は逆のコースで上り東京第二車両所に戻る。

運行日は非公開だが運行時刻・スケジュールは固定されているので、1度目撃すると、その後「再目撃」する目安がわかる。以下はたとえばの話しである。

▼m月d日13:00 下りのドクターイエローを目撃した
わかること
①翌日上りのドクターイエローがやってくる
(時刻はSNSやネット記事でしらべて目星をつける)
②10日後下りのドクターイエローが同じ時刻に下る


■引退後のドクターイエローはどうなる?
1974年に登場した初代ドクターイエロー922型(0系をベースにした車両)は、現行の923型が運用に就いた2002年夏に引退したものと推察する。当時922型の引退は話題にならなかった。
その車両の1つは 2011年3月14日、名古屋市港区にオープンした「リニア・鉄道館」に展示された。

JR東海所有の「T4」退役車両のうち先頭車両は、JR東海が運営する「リニア・鉄道館」に、JR西日本所有の「T5」はJR西日本が運営する「京都鉄道博物館」に展示されるものと推察する。
中間車両も含めて解体せず、ファンの目に届く場所で静態保存されることを願う(一部はバットかストローにしてもいいけど)

JR東海は「T4」引退発表時、ファン向けのイベントを開催すると告知していたが、7月12日より「わく鉄スタンプラリー」が始まっている。

■わく鉄スタンプラリー
・JR東海の企画
・東海道新幹線開業60周年記念
・デジタルスタンプラリー
・期間7月12日~9月23日

概要
(トラベルWatchより引用)
新幹線車内や対象スポットでクイズに答えてスタンプを獲得すると、スタンプの種類と数に応じて鉄道グッズをプレゼントするほか、一般初公開となるリニア・ターミナル駅(品川)工事現場ツアー、時速500kmを体感できる超電導リニアの体験乗車会、引退予定のドクターイエロー(T4編成)の体験乗車イベントに応募ができる。
(引用ここまで)

リニア試乗は体験済みだが初出の「品川の工事現場ツアー」機会が少ない「ドクターイエロー体験乗車」は気絶するほど悩ましい。
それも「乗らないと当たらない」とは・・世知辛いな^^;)
なんとか対策を練らなければ

新幹線0系の静態保存

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