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2024年7月29日 (月)

男性の日傘元年 男の日傘デビュー 男の日傘の選び方

その日、僕は日傘の男だった
Weather Newsで予報を確認すると残酷なほど「真っ赤な太陽」のアイコンと35度という予報値がしるされている。
ここでいくしかない。
満を持して数日前に届いていた日傘を箱から出した。

いつもの通り帽子は忘れない。灼熱の太陽が照りつけている。
それでもなにか忘れている気がする。スマホ・家の鍵・・
傘を忘れていた^^;)
晴れている日に傘を持つという習慣がなかった僕がいよいよ「日傘デビュー」の一歩を踏み出す。

「やはり違うな」とは想ったが、日傘があるとないとじゃエライ違いだとは想わなかった。なぜならばその2つを比較できないからだ。
その差を検証するために、試しに傘を閉じる気にはなれなかった。

最初にわかったメリットは「日陰を選ばずに済むこと」だった。
いつもならば、建物の影ができる側を選ぶ。
それが道路の左側の場合、向こうからおじさんが来たら僕が道を譲る。
それが道路の右側の場合、向こうからやってきたおばさんは道を譲ろうとしない。うつろな眼をして道路の右端ぎりぎりにルートをとり「ここは私の道」と主張が入る。

ここで「道路交通法 第10条第1項 歩行者は歩道又は歩行者の通行に十分な幅員を有する路側帯と車道の区別のない道路においては道路の右側端に寄って通行しなければならないんですよ」と言い出すときょとんとされるので、僕が道を譲る。

5分ほど歩いたところで「誰も日傘をさしていないな」と気づく。
住宅街とはいえ既に10人ほどとすれ違っている(自転車は除く)それでも日傘は僕一人。

第一子の妊娠がわかった夫婦が突然「町が妊婦に溢れている」と想うように、僕はこれまで人が日傘を差しているか否かを気に留めていなかったのだろう。

銀行とコンビニに行って帰る間にすれ違った、およそ30人のうち日傘を差していたのは女性1人と僕の2人(6.7%)


Weather Newsの調査データによると、2024年に入って「男性の日傘率」は前年比2倍になっているという。
これまでも「日傘いいな」「いつかは日傘」と想っていた人が「そうだ日傘、買おう」と想い始める「男性日傘元年」になるかも知れない(ならないかも知れない)


僕が「そうだ日傘、買おう」と決心したのはSNS上で「暑い暑い」と3回くらい言ったら「男性も日傘を使ってください」と薦められたからだ(説得に弱い)
そこから日傘についてしらべる日々が始まり、僕なりにポイントをまとめてみた。


■男が日傘を選ぶポイント(別に女でもいい)

1,基本性能
・晴雨兼用
・UVカット
・遮熱(裏面コーティング)
・表面が黒ではない

2,広げた時の大きさ
・幅130cmならばレジャー・スポーツで使える
・幅100cmが一般的
・幅88cmでは少し物足りない

3,携帯性
・折畳の場合、小さくなるほど上記の広げた幅が小さくなる
・持ち歩き、旅に使うならば(折りたたんだ時の)長さ25cm程度
・石突(先端部分)が尖っていると航空機に持ち込めない


そこで僕が選んだのはmont-bell「トラベルサンブロックアンブレラ50」
このシリーズは人気が高い。7月時点で今夏分の在庫はなく、一部が個人販売されている。

僕は今「日傘デビュー」したばかり。これから皆さんのためになるようなことがもしもあったら、つづきをお話ししたい。

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