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2024年8月20日 (火)

カップ戦で「再起動」 タイトル戦で「底上げ」できる機会は行幸

2024年8月21日(水)
天皇杯ラウンド16(ベスト16)
V・ファーレン長崎 - 横浜Fマリノス
トランスコスモススタジアム長崎

V長崎と横浜FMの対戦は過去4試合
V長崎がJ1にいた2018年のリーグ戦2試合
2019年ルヴァンカップの2試合

<2018年>
5月19日
J1【15節】away
横浜FM 5-2 V長崎●
ポゼッション37%

この試合は日産で応援した。今も"背後からジャーマンに入る態勢"で腰を抱えられたフアンマの姿が忘れられない。

・前半13分【V長崎】
左サイドタッチライン沿いの翁長聖が中村慶太へ
慶太はすかさずGKの前へ高速クロス
そこにファンマが居て当てるだけ楽々ゴール 長崎先制!

・前半19分【マリノス】
自陣ペナルティエリアで翁長聖がファウルを取られてPK。ゴールに向かうのではなく離れていく選手を倒したもったいないPKで同点

・後半1分【V長崎】
左サイドでボールキープした翁長聖が浮き球で澤田崇へ
澤田崇のヒール 翁長聖が流し ファンマのシュート
GKが弾いたところに詰めていた中村慶太が楽々ゴール
長崎またもリード マリノスのゴール裏がざわついている

・後半3分【V長崎】
ファンマが右サイドを突破 ゴール前の厚みも十分
ここは連続得点のチャンス!
と想ったら、デゲネクがファンマの体を両手で抱え込んで倒す。
これではサッカーではなくプロレスだ。
デゲネクにイエロー 主審に指を突き立てて抗議するデゲネク
だが長崎のチームスローガンは「正々道々」審判を取り囲んで抗議したりしない
このあと前半のPKが心的外傷となったこともあり、歯車が狂った守備で4失点。
14時キックオフの日産は後半終了間際までアウェイゴール裏はかんかん照り。僕らは内容と暑さに疲れ果てた

11月10日
J1【32節】home
●V長崎 - 横浜FM
ポゼッション35%

・前半15分【V長崎】
スペースに走り込んだ飯尾竜太朗がフリーでシュート。GKの右をゴロで狙ったが飯倉が手に当てる
・後半19分
横浜が決定的好機。これは入っただろうと思ったがクロスバーに当たりクリア。もう3点入っていてもおかしくない。神がかり的だ
・後半25分【V長崎】
GKからビルドアップしていくボールを奪う。島田譲(交替後)ファーストタッチのシュートは芯を食わずポスト
・後半29分【マリノス】
ゴール前の混戦伊藤の足に当たって角度が変わりゴールに転がり込む。ここまでの神がかり的な堅守からすれば、なんと呆気ないゴール
これほどまでボールを奪われ、つながらない長崎は見たことがなかった


<2019年>
4月10日
YBCルヴァンカップ【3節】
横浜FM 2-2 V長崎△

5月22日
YBCルヴァンカップ【6節】
○V長崎 3-1 横浜FM


今シーズンのV長崎は「2戦勝ちなし」で迎えた3月6日のYBCルヴァンカップで愛媛FCとの激闘を制したことで「22戦負け無し」が「起動」した。
天皇杯は"疲れる余計な試合"ではない。
天皇杯を敗退した各チームは控え選手の底上げを期して近隣クラブとの練習試合を組んでいる。
V長崎はインパクトメンバーの底上げを「天皇杯」というタイトル戦で強豪マリノスとやれる。これは行幸だ。

カップ戦で「再起動」
そして終盤残り11試合に突き進もう!


■天皇杯ラウンド16 (8試合)
8月21日(水)19:00
甲府 - 鹿島
長崎 - 横浜FM
広島 - 愛媛
G大阪 - 湘南
柏 - 神戸
千葉 - 北海道
鳥栖 - 山口
京都 - 大分



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