長崎ベイサイドマラソンと長崎平和マラソン
あなたはこれまでの人生でなんど引退しましたか?
スポーツ選手ならば「現役引退」
政治家ならば「政界引退」
というわかりやすい引退がある
引退とは、現役から退くこと
(広辞苑第七版)
現役とは、現にある職務に従事して活躍している人
(広辞苑第七版)
人は誰も最後は人生を引退するのだが、定義としてそれは「引退」ではない。
サラリーマンが会社を辞めて、その後給与所得を得ないことは引退といえるが、実際に使われていない。
「定年退職しました」とは言うけれど「定年引退しました」というのは聞いたことがない。
政治家でもなくプロアスリートでもない人でも経験者が多いのは「部活」
学生時代に部活をしていた人ならば、部活を「引退」している。
ただこれも引退する側が自ら口にすることは少なく、直下の下級生が「3回生が引退するので、これからは僕たちが」と嬉しそうに使う
(考えには個人差があります)
では「引退」を自ら口にするのは、どういう状況なのか?
1,現役生活をやりきった感がある
2,引退を周囲の人が慰労してくれる
「現役」はある程度、大変なことではなければならない。
「活躍」している感も必要だ。
自ら口にするのだから(当然だが)誰かがそれを聞いてくれて、なんか言ってくれる当てが必要だ^^)
老眼になって「プラモデルづくりを引退します」では、口に出すのが憚られる。
早起きがきつくなって「月曜日の燃やすゴミだしを引退します」では顰蹙を買う。
僕はそろそろマラソンを引退しようと想っている
どーだっ まいったか ^^;)
文体が東海林さだおになっているが
本当である。
マラソンは苦しい。ただそれは本番レースではない。
42.195kmを走っている時は、沿道の皆さんが応援してくれるし、走行中の陶酔感、ゴールした時の達成感はたまらない。
それは、たのくるしい(=苦しいけど楽しい)
(C)森脇健児
苦しいのは準備期間のほうだ。
僕の場合少なくとも14週前から走りはじめて300~500km程度の練習をする。誰も応援してくれない。レースのような達成感は望むべくもない。
2024年11月17日(日)
令和6年長崎ベイサイドマラソン(以下、ベイサイド)
例年11月第3日曜に開催されているハーフマラソンが今年も開催される。
・長崎水辺の森公園スタート・ゴール
・参加費:5,000円
僕はこの大会の日程にとても注目していた。
この日程に来年は「長崎平和マラソン」がはめ込まれる可能性があるからだ。
コロナ禍により中止になった被爆75周年事業「長崎平和マラソン」が計画された2020年「ベイサイド」は開催予定が組まれなかった。
「ベイサイド」と「長崎平和マラソン」は女神大橋を走る点で似ている。
恐らく「長崎平和マラソン」が定例化されると「ベイサイド」はその1競技(ハーフマラソンの部)として吸収されるものと推察する。
あとは日程。
「ベイサイド」は2013年の第1回大会から一貫して「11月第3日曜」開催で固定されている。
ところが2020年の「長崎平和マラソン」は「11月最終日曜」に設定された。
道路封鎖を伴うランニング大会は、各組織の横断的な協力が必要であるため、開催週は慎重に決められて基本的には動かさない。
「ベイサイド」の開催時期は、臨時の不開催(2020年)とコロナ禍による中止(2021年)を経て再開した2022年大会より、元通りの「11月第3日曜」で開催されている。
「11月第3日曜」か「11月最終日曜」か
そもそも予定されている被爆80周年事業としての「長崎平和マラソン」は実現するのか
2024年末頃から、日々の情報チェックが欠かせなくなる。
長崎ベイサイドマラソン2024の無事開催と、そこに集う皆さんの好レースを祈りたい
→長崎ベイサイドマラソンのウェブサイト
ランナー募集は9月20日まで
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