夜中のピンポンは雷さんのピンポンダッシュ 電源タップの選び方
♪ピンポーン
「さんさん」といえば、僕には"燦々と輝く"よいイメージの語感
恐らく日本人が命名したらつけないであろうその名を冠した台風10号が通り過ぎようとしていた深夜。
玄関に設置したインタフォンが鳴った。
こんな夜中に荷物が届くことはない。
子どもの頃には「ウナ電*」でよからぬ知らせが届くことがあったが、電話が普及して1976年に廃止されている。
*至急電報 ウナは urgentの u・r をモールス信号の仮名にあてた読み
恐る恐るモニターを覗く
魚眼レンズの先には誰もいない
強く雨が降っている音だけが聞こえている
どうしたことかと考えていた数分後
♪ピンポーン
ほぼ同時に雷鳴が聞こえた
やはり、モニターには誰も映っていない
さすがに、夜中に2度もピンポンダッシュをする酔狂な人はいない
ふと思い立ち「Google先生」に尋ねる
「雷 インタフォンが鳴る」
すると、雷の影響でインタフォンが鳴る事例が紹介されていた。
他にも近隣で落雷後、家電が壊れたという事例があった。
どうやら夜中の♪ピンポーンは雷さんのピンポンダッシュだったらしい。
雷により発生する過剰な電圧を「雷サージ」という。
「雷サージ」はコンセント、電話線、TVアンテナを通じて屋内にも入ってくる。
これにより対策が乏しいルーター、照明器具、パソコンなどが一発で壊れてしまうことがある。
■自衛手段
雷が鳴ったらすぐ機器の使用をやめて電源や電話線を抜く
■新たに施す対策
家電店で売っている雷サージを吸収する「雷対策タップ」をコンセントにつけて、そこから電源をとる
万が一雷サージが侵入してもそのタップが吸収してくれて機器が助かる
こうして短い間隔で2度にわたり近隣で雷が落ちたわけだが、それにより不調を来す家電はなかった。
2ヶ月ほど前にすべてのタップを「雷サージ対策品」に交換していたことが、奏功したかも知れない。
タップを買い換えたのは雷を念頭に置いたのではなく、コンセント廻りがホコリをかぶっていて「トラッキング火災」が心配だったからだ。
その際にいくつかのタップを順次買い足しながら学んだポイントを以下にご紹介したい。
■タップの選び方
ポイントは「防災機能」と「設置場所」
○基本仕様
・個別スイッチ付き
・コンセント個口 4口、6口が多い
・コードの長さ 2.5m、5mが多い
○防災機能
・雷ガード
・不使用差込口へのほこり浸入防止シャッター
・絶縁キャップ(トラッキング火災防止)
○設置場所
・寝室:スイッチが光らない製品
・ケーブルが本体の「右」「左」どちらから出ているか
「個別スイッチ付き」を使う場合、OAテーブルや場所によっては置ける向きの制約がある。
"スイッチを自分に向けた時、ケーブルは左からしか回せない"
という設置場所では、ケーブルが本体右についているタップは使えない。
ただ今回複数購入した際「本体左ケーブル」タイプの製品は見つからなかった。家電メーカーの方には「左ケーブルタイプ」の発売をお願いしたい。
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