2024総選挙 注視する2つの視点
2024年10月27日
第50回総選挙投開票
注視する視点2つについて述べたい。
【1】メディアの予想数値の存在意義
・実例
2021年10月31日 前回の第49回総選挙
20時の投票締切時刻、NHKは予測値を大きく読み違えた。
[予測]
与党過半数確実
自民単独過半数(233)ギリギリの情勢
自公 239~288
立民 109~144
[実際の結果]
与党過半数
自民単独過半数 261
自公 293
立民 96
[予測⇒結果]
自民 233⇒261 +28 (+11.2%)
自公 239~288⇒293 +54~+5 (+22.5%~1.7%)
立民 109~144⇒96 -13~-48 (-12%~-33.4%)
夕刊紙の見出しではないので、ここは"飛ばす"ところではない。
調査を元に独自の変数値で算出した予測がこれだけ外れたことに驚いた。
算出方法を見直したNHKがきょう20時に出す「予測」とあす確定する「結果」の差違に注目している。
そもそも「世論調査」の名の下に各社が報じている数値に存在意義があると想えない。世論調査をみて「何処に入れよう」と決める人がいるとは想いたくない。
各社が飛ばしたり、予測した数値について、後に自社検証結果の報告を望みたい。
【2】大震災・感染症の世界的流行・侵略戦争
2009年8月、第45回総選挙では民主党が308議席を得て政権を担った。
2009年と2024年 「2つの世の中」の違いは 生命と財産を巡る惨事「大震災」「感染症の世界的流行」「侵略戦争」の前と後であること。
「物価も賃金も上がらない」時代が「物価も賃金も上がる時代」となったこと。
「賃金が上がっても物価高騰に追いつかないのが問題です」
メディアでは識者から局アナまでがそう言うが
「デフレを脱却して物価も賃金も上がり始めた。戦争による物価高騰という要因に対してさらなる政府の施策を。まずは戦争を停めるための外交努力を」と話す人は滅多にいない。
人は誰も命と財産が惜しいと僕は想っている。
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