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2024年10月24日 (木)

マーク・スミスが43得点と大暴れした日 僕は熊谷から太田に入った

「それ、どこですか?」
僕がXポストしたアリーナを見て、群馬の友達から返信があった。
その1時間前、僕は熊谷駅のバス停で「ヴェルカらしき人、誰もいない・・」とつぶやいていた。
地元民は「熊谷駅から入るアリーナって何処だろう?」と想ったらしい。
 
 
北陸新幹線あさまに乗車した僕は「間もなくクマガヤに着きます」というアナウンスが入るや否や「これってクマガヤって読むんだ」と想いつつ荷物を持って降車口へ移動。ドアが開くと誰一人にも負けないよう急いで南口バス乗り場へまっしぐら。
 
なぜ、そんな高級缶詰に気付いた猫のような行動をとったかというと、アリーナへ向かう乗継バスが1時間間隔であり、乗れなければティップオフに間に合わないからだ。
だが、予想に反してバス乗り場に居たのは僕ひとり。
「そうか、他の皆さんは1時間早い便で行ったのだな」と想ったが、それも外れていた。
 
アリーナに着いて、ヴェルカ仲間に「クマガヤから来た」というと「クマガヤ?」と目を丸くされた。
東京からグッドデザイン賞に輝いた美しいオープンハウスアリーナ太田に行く場合、クマガヤ経由で入るというのは「ジョルダン」の回答だった。
どうやら、ジョルダンとこのアリーナの相性が悪いらしい。
(考えには個人差があります)
 
 
2024-25シーズン初めての関東アウェイ戦
先日ハピアリで2試合見てきたので、今シーズンは早くも3試合めとなる。
ホームでの声出しは「初ホームゲーム」の僕にはちょっと難しかった。
(今年からスタイルが変わったのもあるが)
一方、アウェイの応援はシンプル。場内音響がないので、ブースター同士で声を出し、できれば合わせるだけ。
 
ただこの試合(群馬戦Game1)については、声は揃わなかった。
できるだけ、声が揃うように試みたものの、ベンチ裏とコートエンドが互いにコールして掛け合いのよう。かぷーの応援かと想った。
 
ただひとつ、よかったのはフリースロー成功時の「もってこーい もってこーい」これは、揃わなくてもまぁそれなりに雰囲気が出ていた。
 
 
さて、脅威の新戦力マーク・スミスは試合前練習でフリースロー、3ポイントをことごとく外していた。感覚が戻っていないのか、もしかすると今日は数分の出場に留めるのかも知れない・・・
それが実際にどうだったかというと「43得点」である。
試合前練習でどうかなんて関係ないのだと学んだ。
 
 
<前半>を終えた時点でヴェルカは11点のリードを許していた。
「どうしたもんかねぇ」
「(群馬の)**と**はやっぱり巧い」
沈痛な面持ちで友達と話していた<ハーフタイム>
目の前でハードディフェンスに遭ったヴェルカに、どんな打開策があるのか素人の僕には全く予想できなかった。
 
迎えた<後半>目の前でディフェンスするヴェルカは、まるで前半の群馬を観るかのようだった。そして、攻めあぐねる群馬はまるで前半のヴェルカそのもの。
徐々に形成を五分に戻した時、天井ボードに個人スタッツが表示されているのに気付く。そこにSMITHの字を読んだ。20台だったPointは、3ポイント、フリースロー、ペイントアタックを次々に決めついに「43」となった。
ヴェルカのベンチ裏もほぼサンダーズ・ブースター一色だったが、仕舞いには「なんでだよ?」と反則かルール違反に呆れるような声が漏れ始めた。
 
群馬 72-78 ヴェルカ
試合を終えて選手たちが引き上げてくる。FLAGSHIP STOREで買ったマーク・スミスのボードをかざすと、彼はこちらのほうに向きを変えてVIP席の数人とハイタッチした。喜怒哀楽がわかりづらいが、快心のゲームに高揚していたのだろう。VIPではない僕はご相伴にあずかれなかったが^^;)

スコアは僅差だが終盤はゲームに没入していて、ロングブザーに「あれ終わったの?」と想った。
かつてV・ファーレンのゴール裏でチャントを歌い始めた頃、長い笛が鳴って「なにごとかな」と想ったら試合が終わっているという時期があった。
 
時計やスコア、勝敗すらも忘れて目の前の1分に集中できる
それは、素晴らしい群馬ブースターと選手達あってこそ。
共に「Bプレミア参入」を決めた初戦
とても幸せな夜だった。
 
後で聞くとアリーナからのシャトルバスは1時間待ちだったという。
僕は20分かけてバス停まで歩き、往路同様、誰も乗らないバスに乗りクマガヤでクマガヤ銘菓「五家宝」を無事手に入れて帰京した。
 
これから先、またこのアリーナに来ることがあるだろう。
その時はクマガヤ経由ではない入り方を研究してみたい。

ハピアリ・ピースタこけら落としに参戦するピース旅日記(もくじ)

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