15年前に知りたかった「半角スペース問題」
こんなの15年前に知りたかった・・・
先日そう想う出来事があった。
■半角スペースを打つ度に切替が面倒問題
僕のブログでは以下のような記述を多用している。
【例】
○ 24節 7月27日 away 鹿児島 1-2 V長崎
・前半43分【V長崎】
大竹洋平のラストパス>呉屋大翔がナイストラップでシュート GKが弾いて転がったところに玉田圭司が走り混みGKの股下に打ち抜く 長崎の2点はいずれもゴールの匂いがしないところから生まれた
上記133文字の中で「半角スペース」を 8回 使っている。
全角スペースでは間が空き過ぎ、読点「、」では文章のつながりが悪い。
臨場感のある描写には半角スペースが重宝する。
だが、全角のかな漢字まじり文を打っている時に半角スペースを打つのは難儀だ。
その度に「全角⇔半角」をキー操作で切り替えなければならない。
それでも、僕はその手間を厭わずこの15年ほど続けてきた。
その面倒な操作をする時、僕はようTRONが世界標準を逃したことを嘆く。
*TRON(以下トロン)
東大の坂村健博士が開発したコンピューターOS
日本発のコンピューターOSであるTRONが世界を席巻し、パソコンに採用されていれば、もっと日本人に親和性の高い環境になったのではないか。
2バイト文字の世界に生きる僕らに軸足を置いたOSならば、どれだけパソコンが世に出てから35年の日本は効率がよかっただろうと。
想像の域を出ないし、今となっては現実味のないことだが、悔しい。
そんな「半角スペースを打つ度に切替が面倒問題」が突然、解決したのは10月23日のこと。
「かな漢字変換中に半角スペースを打ちたい」
ごく自然に漏れた心の声をそのまま「Google先生」の検索窓に入れたところ、以下の回答があった。
(要約ここから)
キーボードで半角スペースを入力するには、キーボードの「Shift」キーを押しながら「スペース」キーを押します。これは、全角入力中でも使用できます。
(要約おわり)
電撃オンラインより
すぐ試した
ほんとかな ほんとだ!
こんなの20年前に知りたかったよ
これまでも、なんとかしたいと想っていた。その都度「Google先生」に相談して解決策を探ったが、色よい返事はもらえなかった。
世の中の皆さんは「そんなことも知らなかったの?」というだろうか。
僕がしらべる努力を怠っていたということなのだろう。
ここまで書いて、ふと想いたち「日本発のコンピューターOSであるTRONが世界を席巻し、パソコンに採用」というワードで「Google先生」に尋ねてみたところ、以下読賣新聞の記事が見つかった。
(以下引用)
このトロンが、米国電気電子学会の標準規格として認定される手続きが進んでいる
(引用おわり)
なんてこったい。
トロン、やるじゃないか
というか、まだやってたのか(失礼^^;)
トロンがIoTの標準となるのか、これから注視していきたい。
| 固定リンク | 0
「パソコン」カテゴリの記事
- 15年前に知りたかった「半角スペース問題」(2024.10.28)
- ATOKパスポートに33年育ててきたユーザー辞書が戻ってきた(2023.02.10)
- 4ヶ月でGoogle日本語入力からATOKに復帰する(2023.02.09)
- 30年使ったATOKと別れ、Google日本語入力をできるだけATOKのように使う(2023.01.26)
- 30年連れ添ったATOKとのお別れ(2023.01.25)