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2024年11月16日 (土)

分け隔て無いピースタの観戦ルール 仙台からピースタに応援に往く

2023年7月
僕らが味スタに乗り込んだ試合ではアウェイ・サポーターだけに試合前ピッチ脇見学ツアーが行われた(ベルディはシーズンを通してこの企画を実施)
特別料金がかかるわけでもなく事前申込制の企画。
Jリーグ30周年を迎えた東京ヴェルディのクラブを挙げた本気の改革が見て取れた。
自分たちが幸せになろうではなく、サッカーに集う皆さんを幸せにしようという考え。
アウェイ・チームの僕らは1試合しかベルディ・ホームを体験しないが十分に本気は伝わった。
 
 
2024年11月
V・ファーレン長崎の「2024 J1昇格プレーオフ」進出が決まった翌日から準決勝のチケットが売り出された。
ピースタパス先行販売が行われるのはありがたかった。
希望としては「プレーオフ2戦チケット」で売ってほしかったが、1試合ごとの販売となった。
 
11月11日
 
11月12日
長崎スタジアムシティチケット(アプリ)での販売開始
事実上これが「一般発売」
仙台サポーターさんも「長崎スタジアムシティアプリ」をスマホに入れて会員登録したうえでチケット購入に臨むことになった。
 
 
ピースタ観戦ルールは、ホームサポーター・ビジターサポーター関係なく来場者すべてがスタジアム観戦を楽しめる環境を提供すべく設定されている。
 
ビジタークラブグッズの着用不可エリアは長崎側ゴール裏(V-VAREN スタンド)のみ
J2クラブの中ではもっとも広範囲にビジターユニフォームで見られるルールと言える。
 
ゲートは何処からでも入場OKでコンコースは立ち入り禁止区域なし。
大半のスタジアムではトラブルを避けるために、入場ゲート・通行エリアを制限している。
 
制限エリアに店舗がある場合、ビジターサポーターは名物スタグルを買いに行けない。知り合いのホームサポーターに買ってもらって制限エリアの境界線で受け渡すという笑い話のような実話を聞いたことがある。
 
 
10月6日、こけら落とし試合のオープニングでマイクを握った髙田旭人社長は「ビジター選手のロッカールームもホームと同じ広さ」「ビジターチームのゴールシーンも大型ビジョンでリプレイを流す」ことを明かした。
 
場内では「ええ----っ」という声が聞かれたが
やるじゃないか
僕はそう想った
 
専らアウェイ・サポーターの僕は、ホームチームに対してそういう配慮を期待していない。
「そういうものだ」「分け隔てを敢えてつくる業界なのだ」と想っているからだ。
分け隔てしないとサポーターからクレームがくるのかも知れない。
 
もし僕がビジター選手だったら、ロッカーが広ければ「いいなぁ長崎は、こんな環境でやれているのか」と想う。狭苦しいロッカーを宛がわれたら、その仕打ちに対して「やってやるぞ」と想うかも知れない^^;)
 
もし僕がホーム選手だったら、相手ゴールシーンのリプレーが流れると課題が確認できるので歓迎する。
実際、アウェイゲームでは相手ゴールのリプレーを確認している選手をよく見かける。
 
 
ピースタはピッチまでの距離が近く、ファン・サポーターとの信頼に基づいた観戦ルール。
それだけに「柵をまたいで身を乗り出す」「相手サポーターを威嚇・挑発する」といった行為は慎みたい。
また、サッカーメディアの方々にはルールを踏まえた執筆、写真使用をお願いしたい。
 
旅観戦の三要素は「チケット」「宿」「飛行機」
仙台サポーターさん達がどのようにして、ピースタにやってくるのかをしらべる。
 
試合は土曜日13:05キックオフ
【往路】キックオフに間に合うには事実上、前日移動・前泊が必要
【復路】試合後、当日帰着できる便が複数ある
 
【宿】
三要素の中でもっとも確保が難しいと想われる
可能性があるすべての候補地・日について宿を予約していた人は多くないと想う
最低限必要なのは前日"金曜日の宿"土曜日よりはとりやすい
 
【公共交通】
▼仙台 仙台空港アクセス線
▼仙台空港
▼福岡空港
▼博多 リレーかもめ>西九州新幹線かもめ
▼長崎
・所要時間:およそ6時間
・費用:およそ69,000円
 
 
土日の宿確保が難しいかも知れないが、仙台サポーターの皆さんにはぜひこの機会に長崎観光も楽しんでいただきたい。



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