歴史に立ち会う旅に出る
「プレーオフに行くつもりですが、来週ゼイワン昇格決めてしまうかも知れませんね」
月曜の朝、友達への手紙にそう記した。
ピースタパスは買ったものの「目の前で昇格が決まる試合」でなければ遠征しないと決めていた。
僕にとって長崎遠征はカドのたばこ屋さんまで行くような気軽なものではない。
先日の「ピース旅」でいえば準備には10ヶ月を費やしている。
【33節】アウェイ岡山戦で敗れ、2位との勝ち点差は11に広がった。
逆転閾値の通説は「1」だが、それを「2」としても残り5試合(2×5)で11は届かない。
最終節での決定はないとみてプレーオフ参戦に計画を切り替え、ピースタパスは兄が買ってくれた。予約していた定宿は「ピース旅」で泊まった際にキャンセルした。
僕がまだV・ファーレン長崎に関心をもっていなかった2017年秋の讃岐戦、兄はトラスタの立ち見席でゼイワン昇格を見届けている。
「サッカーには夢がある」というのは明しゃちょーだが、最終節のチケットを兄に託すことには夢があると考えた。
友達への手紙を[送信]した後、ふと僕は考えた。
「どんな座席あるのかな?」
ビズリーチのCMで吉谷彩子が「どんな求人来てるかな」と言うみたいに
すると表示されたのは「C席」と「席種1」
むむっとなって「席種1」を開くと プレイヤーズスイートに空席があった。
こけら落とし試合をSS席で見た時「いつかはプレイヤーズスイート」と考えた。音の静かなクルマが好きな人が「いつかはクラウン」と想うように^^;)
いやいやいやいや
これは買えないでしょ
(でも今買わないともう買えないよ)
飛行機や宿だって取れないかも知れないし
(ゼイワン昇格に立ち会えなかったら後悔するよ)
数量限定のコレクターグッズを目の前にすると、いつも登場する(心の声)が僕を説得する。
特に最後の「立ち会えないと後悔する」のトークが決定打になった。
さすがに自分が自分を説得しているだけに上手いこと言う^^;)
とりあえず「選択」
支払に進む
あれ「購入」がグレーアウトしているぞ、押せるのかな
えい、押しちゃえ
ピンポ~んと音がしてすぐにメールが届いた
「ご注文ありがとうございます」
それを追うようにクレジット会社からも
「ご利用のお知らせ」
不正利用対策のため設定金額を超える支払いがあった場合、確認が届くのだ。
なんということをしたのか・・
「ご利用は計画的に」が座右の銘なのに
とは想わなかった。
VELCAがB1昇格を決めた「3日間の千葉遠征」
そして先日終えたばかりの「ハピアリ・ピースタこけら落とし」が僕に「歴史に立ち会うということは長く深く記憶に残る」ことを認識させた。
これからは「立ち会うこと」で思い出を創ることに貪欲になろうと考えたばかりだったからだ。
さぁチケットは買ってしまった^^;)
予期せぬ行動をとった自分に戸惑いはあるが、計画を進めなければならない。
遠征に必要な三要素は「チケット」「宿」「飛行機」
まずは「宿」の確保に動く。
1度は予約しておいたのにキャンセルしてしまった定宿に電話を入れる。
試合当日の10日はとれたが、前日9日は満室。
当日入りか・・
ここで飛行機の空き状況をしらべる
こちらは日曜当日に空きがあり、前日土曜は高額チケットのみ
まず入りは「前日」か「当日」か軸を1つ決めよう
試合当日入りは飛行機の遅延・欠航などリスクが高い。
選手たちに前日現地入りが求められているように、できれば前日のうちに現地に入っておきたい。
つづく
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