長崎平和マラソンはフル断念→ハーフ開催 冠スポンサーがいれば・・
故郷の「長崎平和マラソン」をマラソン引退レースにする
ここ数年「最近走ってますか」の問いに対して言い続けていた目標が消えた。
2024年12月2日
鈴木史朗 長崎市長が定例市議会で「長崎平和マラソン」をハーフマラソンで開催する見通しを表明した。
■ハーフマラソンで開催する理由
・来年(2025年)度は「ながさきピース文化祭」など市内行事が多い
・他県のフルマラソン大会との兼ね合いもあり日程調整が難しい
・物価高騰の影響で開催費用が膨らむ
・来年(2025年)度は「ながさきピース文化祭」など市内行事が多い
・他県のフルマラソン大会との兼ね合いもあり日程調整が難しい
・物価高騰の影響で開催費用が膨らむ
同日、長崎市はホームページで以下のように記している。
■フル→ハーフにする理由
(長崎市HPから抜粋)
フルマラソンとしない理由
・近年、出島メッセ長崎や長崎スタジアムシティの開業など、施設面での環境が整ってきた(平和の発信機会が増えた)
・物価高騰などによる開催経費の増が避けられない
ハーフマラソンにする理由
・開催日程の設定に制限を受けにくい
・経費もフルマラソンの場合に比べ大幅に抑制できる
発表内容を何度か読み返したが、字面だけでは意図を汲むのは難しい。
僕の推測で率直に言い表すと、以下のようになる。
・コロナ禍以降、ランナー人口が減りマラソン(42.195km)参加者が減っている
スポーツボランティア人口も減っており、有償で人員を雇う比率が増している
スポーツボランティア人口も減っており、有償で人員を雇う比率が増している
・2020年の試算に対して、物価高・人手不足により経費が上振れした
・11月に"人気大会"はないが、すべての週に他県のマラソン大会がある
↓↓
かかる費用に見合う参加者が見込めない(大会の黒字化は難しい)
長崎平和マラソンは当初の2020年大会時、参加料 10,000円を集めた。
これは、延期により参加者に全額返金された。
コロナ禍により当年2月に東京マラソンが中止して以降、全国すべての大会が開催を取りやめたが「延期」という言葉を使ったのと、参加料を全額返金したのは「長崎平和マラソン」が先駆けとなった。
2020年大会時の定員は「ファンランと合わせて10,000人」
恐らく、2025年開催で42.195km種目を募集しても定員到達がやっとだと想う。
先日、試走した実感として走路幅の兼ね合いから、これ以上の定員増は難しい。
人数が増やせないなら単価を上げてとなるが(2020年に発表された)現状コースで 10,000円からの値上げは難しい。
*参考
先日「ピース旅」で長崎市へ旅した際、2020年に公表されていた「長崎平和マラソン」のコース42.195kmを走って来た。後日、コース・レビューをお届けしたい。
→ピース旅もくじ
→ピース旅もくじ
経費が増える&収入が減る
ならば、大都市の人気大会のように冠スポンサーがお金を補填してくれるといいのだが、地方大会に大きい冠スポンサーが付くことは考えづらい。
一方、長崎市にはハーフマラソンの「長崎ベイサイドマラソン」があり、1995年以降 実績を積んでいる。
公道を封鎖するランニング大会の場合に不可欠となる 住民・警察・消防の協力も得やすいところだ。
■2025年の開催について
(長崎市の公表から抜粋)
・平和をテーマとするハーフマラソンを被爆80周年記念事業として位置付けて、平和に関する内容をより充実させて開催したい
・開催日程やコース設定等の具体的な実施計画につきましては、現在、関係機関と調整している
今後「42.195km開催」があるとすれば、大きな冠スポンサーがつき、長崎にランニング機運が高まること。
夢はまだ諦めない
ピースタでスタート・ゴール、着替えはスタンド。帰りに美々すしを食べて帰るというイメージはできている^^)
ピースタでスタート・ゴール、着替えはスタンド。帰りに美々すしを食べて帰るというイメージはできている^^)
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