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2024年12月10日 (火)

世の中の足が冷える人は女性だけではない たどり着いた「足冷え」のラストピース

この冬の「足冷え」対策はラストピースに「履くホカロン」がはまって完成を見た。
 
「足が冷える」のは、ここ十数年来の課題。
数年前、1度は「足の冷えない不思議なスリッパ」で解消した。
この商品はリビングでくつろぐ、パソコン仕事、就寝時でさえ使うことができた。
ほどよく暖かく、熱くなりすぎないよい塩梅なのだ。
ただ、サイズの小ささがストレスとなったこと。2シーズンでくたびれてきたことで終焉した。
 
「足の冷えない不思議なスリッパ」はカイロでおなじみ「桐灰」の人気商品。2017年に発売された。
*桐灰は2020年7月、小林製薬に吸収合併された
男の僕からして唯一の難点がサイズ。
「23~25cm」のワンサイズで、日頃スポーツシューズ(スニーカー)は27.0cmを履く僕は、足入れがぎりぎり。靴内部では指を動かすことも難儀だった。
 
「世の中の足が冷える人は女性である」
というマーケティングがあるのだろう。
メンズサイズとしての「25~27cm」は最後まで発売されないまま、手元の市場調べでは2022シーズンで販売を終えた。
2022年には「足の冷えない不思議な靴下」が発売されている。
 
 
2024シーズン冬の準備は5月より。
THE NORTH FACEが例年発売している「ヌプシダウンミュール」を見つけた。
 
メーカーは冬の室内履き、野外履き(キャンプ中など)どちらでも使えるミュール(サンダル)と位置づけているが、実際に履いて見るとソールが固く外履きには向かないと想った。かかとに付いているプルタグは当初脱ぎ履き用かと想っていたが違った。ハンガーなどに掛ける用途なのだろう。
 
「25~27cm」といった曖昧売りではなく、27.0cmサイズを買うことができた。
厚手ではない靴下を履いてサイズはぴったり。アッパーに入ったダウンで足がほんのり温かい。ソールが厚めなので床の冷たさも伝わらない。
「これは、いいのを見つけたぞ」
と想ったのだが、使い始めてネックが見つかる。
 
音がうるさいのである。
外履きに耐えるしっかりミッドソールの靴をフローリングで履けば、それ相応な足音が鳴る。
階下への配慮で忍者のように歩いていると、履くことがストレスになってきて使用を諦めた。
 
そこから仕切り直して「暖かい室内履き靴下」を探す。
最初に候補に上がったのは okamotoの「まるでこたつソックス」
2013年に「三陰交をあたためるソックス」として発売
2015年に「靴下サプリ まるでこたつソックス」と改名してからヒットした
 
ラインナップの中では2023年11月に出た「まるでこたつ おやすみスイッチ」に惹かれた。
足先が切れていて(つま先オープン設計)「寝ている時に暑くて脱いでしまう」のを防ぐという視点が秀逸。
これは即ゲットだ!と想ったのだが、ここでも「世の中の足が冷える人は女性である」の壁が立ち塞がった。
展開は「22~25cm」レディス用と言えるワンサイズ。
 
足先が切れているのでメンズ(25~27cm)サイズの人も使えるのでは?と想い、メーカーに問い合わせたところ「足首のツボである三陰交を温めるために、足首の周囲を少し締め付けのある設計にしております(一部引用)」と詳しく留意点を教えていただいた。
okamotoさん、親切で良心的である。こういう受け答えの端々にメーカーの「お客想い」の姿勢が垣間見える。25~27cmが出たら履きたいと想う。
 
 
靴下のことばかり考えて1週間が経ったある日
図書館で「日経トレンディ」を読んでいると「履くホカロン」が爆発的ヒットなのだと紹介されていた。
そんないいモノが爆発しているとは知らなかった。
恐らく記事やニュースに接していても、関心がないから目を留めなかったのだろう。
 
しまむらでも販売しているというので、その足でしまむらに駆けつけた。
そして、25~27cm裏ボアタイプ最後の1足を手に入れることができた。
 
■履くホカロン 2023年11月発売
ホカロンを製造販売するロッテのライセンスを受けてレンフロ・ジャパンが製造。
*レンフロはアメリカで100年以上の歴史をもつ衣料品メーカー
 
 
足を入れた時、常温のコンニャクのような感覚
床や部屋の冷えが足に伝わらない
生地が厚いため足音が静か。足底に滑り止めが打ってあるが異音は気にならない
難点といえば、収納でかさばるくらい。これが539円で手に入るとは恐れ入った。

寒い冬 防寒もくじ

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