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2024年12月 3日 (火)

近くて便利 賑わいを感じるノース電停からの階段下

「スタジアムノース行きますか」
「行きますよ」
親切な乗務員さんが朗らかに応じてくれて、長崎電気軌道の新地中華街から赤迫(あかさこ)行きに乗車する。
 
かつて、僕はこの町でセールスマンだった
いつもライトバンで回っていたので、路面電車の系統はわからない
得意先の位置は今でもわかるが、町の全体像・位置関係はわからない
稲佐山、平和祈念像、長崎駅、グラバー園、かぶとがに・・・
お正月の福笑いで「これらを白地図上に置きなさい」と言われてもできないだろう。
 
電停が長崎駅前→八千代町→サウス→ノース→茂里町と並んでいることだけは事前に把握しておいた。
ずっと、茂里町(もりまち)のことは「しげさとちょう」だと想っていた。
「長崎駅の改札からスタジアムまで10分」と聞いていたが、電車に乗ってみるとけっこう距離があって意外だ。
 
13:06
平日の13時「スタジアムシティノース」で降りたのは僕一人だった。
電停の横断歩道を渡り、空を見上げるとありふれた何の変哲も無い建物が見える。
「NORTH」のネームがはめ込んであるところをみると、これがノース棟らしい。
その左手にはホテルらしき建物
もう何十年もその場にあったかのような平凡な佇まい
奇をてらわない色合いが功を奏していて、新しくなく古びてもいない。周囲の町並みにあっさりと溶け込んでいる
ここに「長崎スタジアムシティ」ができたことを知らない旅人は、特に気に留めることなく通り過ぎるだろう。
 
その印象はJRの高架をくぐると一変する
異様な光景が目に入った
ホテル・スタジアムが一体化したシンプルな建物に向かい、長い階段が接続している。
この「階段下」に立って写真を撮らずにいられる人は、とても我慢強いか、写真を撮る習慣のない人だろう(考えには個人差があります)
「長崎駅から徒歩10分」でも十分に近いと想っていたが、ノース電停から「階段下」まで徒歩3分。あまりにも近い。
この近さはJR鳥栖駅→駅前不動産スタジアムを凌ぐだろう。
 
 
「よし、人が少ないうちに見て回るぞ」
と想ったが「階段下」にバリケードが置かれ、そこを上ることはできなかった。
 
アルバイトらしき同じシャツを着た若者たちがオリエンテーションをしている以外、そこに居るのは警備員さんと僕ひとり。時おり、ふらりとやって来た人が「階段下」の景色を写真に収めてはどこかへ去って行く。
これは、どうしたものか・・
ノース棟1階のカフェ「NGS COFFEE」は店内でスタッフが準備に勤しんでいるのが見えるが、まだ入店することはできない。
 
13:15
時間は十分にある
スタジアムシティ外周を一周回ってみることにする
警備員さんにそう伝えて、行けそうか尋ねると「道はわかりやすい」という
JRの高架に沿って歩き始め、左を見やりながら、浦上川への抜け道を探す
だが、そんな道はわからなかった
気温は30度に近づいている、暑い
浦上川沿いの道は明日クルマで通る予定がある
10分ほどでぐるりと一周は断念した
 
13:40
「階段下」の状況は変わっていない
僕のようにオープンが待ちきれない暇な人は居ないのか
スタジアムシティホテル長崎の方に回ってみる
人影はまばら
時折、駐車場からクルマが出入りする
 
「SOUTH」のネームがはめ込んであるビルまで行く
こちらが長崎駅、サウス電停から来た人の入口なのだろうが、アリーナやFLAGSHIP STOREの入口となるノース側階段のような賑わい感が乏しい。
 
そして実際、この後ピース旅、ピース旅2において、長スタ入りはすべて「ノース電停」を使うことになった。

ハピアリ・ピースタこけら落としに参戦するピース旅日記(もくじ)

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