V・ファーレン長崎が決勝でFCバルセロナと対戦する日
前日のつづき
□CWCの歴史
2009年
初めて日本以外で(UAE)開催 FCバルセロナが初優勝
2011年
再び日本開催 ホスト国枠は柏レイソル(J1 2011年優勝)
大会スポンサーのトヨタに配慮してニッテレ系列では「日産スタジアム」ではなく「横浜国際総合競技場」と呼称。一方、日産スタジアムのウェブサイトでは日産に配慮して「TOYOTAプレゼンツ」を外して「クラブワールドカップジャパン2011」と表記していた。
2012年
日本開催 ホスト国枠はサンフレッチェ広島(J1 2012年優勝)1回戦でオークランドシティ(オセアニア代表)に勝利。Semi Final(ベスト4)でアルアハリ(アフリカ代表)に敗れた。
南米代表のコリンチャンスが優勝。1年余りV・ファーレン長崎の監督だったファビオ・カリーレがコーチを務めていた。
2013年-2014年
モロッコ開催
クラブワールドカップ2014を最後にトヨタがスポンサーを降りた
2015年
トヨタ以外の企業が冠スポンサーとなる初めての大会
日本開催 ホスト国枠はサンフレッチェ広島
2021年
毎年開催から4年に1度の開催へ移行が検討されていたが、コロナ禍の影響により従来通りのフォーマットで継続
日本開催
2022年
モロッコ開催
2023年
サウジアラビア開催 従来フォーマットでは最後の大会
2025年
拡大クラブワールドカップ始まる(4年に1度の開催)
しらべるでは高い関心をもって追っかけていきたい。
2005年8月、しらべるにこう書いている。
2004年までのトヨタカップでは「世界一のクラブを決める大会」を冠するのは無理があったため、6地域の代表による大会が企画された。しかし欧州、南米以外の国があまりに弱すぎると企画倒れになる。FIFAが世界一のクラブを決めたいならば、FIFA国別ランキング1位~16位の国内リーグ優勝クラブを揃えた大会の方が10倍は面白そうだ。
あれから20年、ようやく納得感のある「世界一のクラブを決める大会」の途に就いた。
僕は「アジアのトップ」と言われてもピンとこなかった(個人の感想です)
だが、FIFA CWCとなれば話しは違う。それは、まさに「世界一」
FCバルセロナを決勝で打ち破る・・・
なんて考えただけでもぞっとする(ぞくっとするの間違いです^^;)
これまでならば「FCBarcelona on tour Japan」をピースタに誘致する・・・といった「興行」として行うしかなかったが、今年ついに公式戦として世界の強豪と戦える舞台ができる。
V・ファーレン長崎にとって世界一への道のりは長いが、これまでは「日本百低山」くらい懐疑的だったゴールが、一気に憧れの「富士は日本一の山」くらいに格上げされた。
これはどえらいことだ。ほんとゾクゾクする。今年そこに気付いた新たなJ.LEAGUEファンが続々と生まれるだろう。
まずは、拡大CWC第1回で浦和レッズの健闘を祈る。
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