Windows10 延長サポート終了→Windows12搭載パソコンに大きな需要が生まれる
2025年、しらべるで注目して追っかけていくできごとをリストして、ちょっとだけ説明する第7回。
【9月】
ながさきピース文化祭2025開催
9月14日-11月30日
「第40回国民文化祭第25回全国障害者芸術・文化祭」は長崎の文化芸術、平和の大切さなどを国内外に発信するイベント。長崎県内21市町の会場で行われる。
■時系列の記録
2023年8月
長崎県が基本構想公表
2025年9月14日
アルカスSASEBOで開会式
2025年11月30日
ベネックス長崎ブリックホールで閉会式
【10月】
■Windows10 サポート終了
10月14日
2015年7月29日発売のWindows10は、今年で10年となりサポートが終了する。
□Windowsのサポートライフサイクル (従来)
【1】ライフサイクル開始
・無償サポート (5年以内)
・仕様変更、新機能のリクエスト受け入れ
【2】メインストリームサポート終了
以降、有償サポート受益者だけが延長サポートを受ける(5年以内)
【3】延長サポート終了
セキュリティ更新プログラム提供終了
*Windows10は2025年10月14日
【4】サービスパックサポート終了
※【3】【4】は前後する
Windows10では従前の「メインストリームサポート」「延長サポート」という区分がないが、従来どおり「10年経過」の今年、サポートが終了する。
□Windows10が使えなくなるのはいつ?
【3】延長サポート終了がそのタイミング。
セキュリティ対策プログラムが更新されないので、新たなウイルスに対して脆弱な状態、つまり「使うのはヤバイ」状態となる。
一部のウイルス対策ソフトでは日頃から「ヤバイよヤバイよ。これを追加で課金しなさい」と過剰なくらい親切にセールスしてくるが、そうではない場合、ヤバイことにも、ウイルス感染していることにも気付かない。
元来、パソコンという機械は買い換えなくても、OS(基本ソフト)を入れ替えることで使えるものだった。
だが、Windows11は搭載できるパソコン(ハード)の「CPU」「グラフィクスカード」「メモリー」「ストレージ」に高い要件を設定。事実上、OSアップグレード=パソコン買い換えのサイクルを同期させた。
「Windows11を入れられるスペックのパソコンだけれど、あえてWindows10で使っていた」というユーザーは、OSをWindows11に上げればよいが、大半のWindows10利用パソコンはWindows11のハード要件を満たしていない。
従って「Windows10サポート終了」後、速やかに「Windows11搭載パソコン」に買い替えることになる。
ただ、2025年10月頃には「Windows12」が発売される。時代はAI対応を要請しており、ハードの要件はさらに上がる。
従って「Windows12搭載パソコン」の発売を待って買い換えるのが賢明策。
□OS別 個人ユーザーの善後策
Windows8.1→今すぐ or 今年秋以降Windows12PCが出たら即買い換え
*延長サポートは2023年1月10日(2年前)に終了
Windows10→秋以降Windows12PCに買い換え
Windows11→当面使える。Windows12PCに買い換えると快適
*Windows11は2021年10月5日提供開始
Windows10PCを使っていた企業ユーザーは、サポート終了を境に一斉に買い換えに動くだろう。
今年秋にはパソコン、PC向け半導体/メモリー業者に大きなお金が流れ込むことになりそうだ。
つづく
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