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2025年1月27日 (月)

快晴の国立競技場トラックを「ひよこ」の皆さんが42.195mを駆け抜けた!

毎年、新宿シティハーフマラソンにはボランティア参加しています。
僕は新宿区民ではありませんが、正直なところ新宿区のボランティア文化はうらやましい。

スポーツボランティア歴18年の僕からみて、横浜市と新宿区には組織力と市民スポーツへの熱意を感じます。

スポーツを通して「笑顔と健康を手に入れる」やっている人、応援している人、支えている人ならば自明なことであり、とても幸せなことなのですが、熱意のない自治体が依然として多いと想います。


宇佐美彰朗さん(元五輪マラソンランナー)が提唱されている「日本にもスポーツボランティア文化の定着を!」に賛同して、活動をしてきましたが、東京2020の盛り上がりをつなげていくのは、そうした意欲をもった人々の力だと想います。

例年、この大会での持ち場は主に「コース監察」つまりレース沿道の運用全般でしたが、いつもリーダー説明会の要項に書かれている「ひよこ」という文字に惹かれていました。いつか1度でいいからこの役割を担ってみたい。

そう想ったのは「42.195m」という洒落のきいたレギュレーションにもありますが、原風景が皇居外周舗道で開催されるランニング大会の「おやこ」にありました。

この競技ではランナー親子が2人一組で5km(皇居外周1周)を走ります。

未就学児・小学生たちにとって5kmというのは、なかなかハードな距離です。
そして伴走する親御さんにとっても、日頃全然走ってない人がジーパンにスニーカーで参加するという距離ではありません。

加圧タイツできめたお母さん、お父さんと未就学児が走って来る
ちょうど中間点で「お水」「コールドスプレー」などのミニエイドで待機していると、未就学児のマリちゃんが泣きじゃくっている
お母さんはなだめるのに必死

僕は声をかける「ここまで上りできつかったのによくがんばったね。お水のむ?」
マリちゃん「のむ」
僕「冷たいのしゅーってする?」
マリちゃん「する」
僕「ここからゴールまでずっと下りだから気持ちいいよ~。がんばってみる?」
マリちゃん「がんばる」

こんなふうにして、参加者の皆さんとコミュニケーションがとれるボランティアは、なかなかありません。


さて迎えた第22回新宿シティハーフマラソン・区民マラソン ひよこ競技
今年は昨年より100組多い、505組(1010人)の参加がありました。
アスリートやランナーでない限り、なかなか立つことがない国立競技場のトラックを42.195m 走れるのですから、誰だって出たい(考えには個人差があります^^;)

これでもかと、世界中の青空を集めたような快晴に恵まれて、505組の皆さんは笑顔で国立アスリートを楽しんでいました。

今回、特筆すべきなのは競技名「ひよこ」に因み、ひよ子の協賛があったこと。
日本人ならば、ひよ子を知らない人はいないと想います^^;)
福岡の菓舗 ひよ子吉野堂さん提供による「hiyone」が参加賞とは別に配られました。

「hiyone」はひよ子吉野堂がつくる三大アレルギーフリーの米粉養生菓子。
国産米粉 九州産ミズホチカラ 使用
販売開始:2024年2月1日
今回は米粉のクッキー ひよね が配られました。

博多っこならば「いつから、ひよ子は東京のお菓子になったのか」と憤ったことが1度はあるかと想います\^^)オイオイ
*(株)東京ひよ子は関連会社です

hiyoneは福岡のひよ子吉野堂が開発。しらべたところでは、まだ福岡地区でしか売られていない様子。

次に博多に帰った時には、食べてみたいと想います。


僕の経験上、この大会が雨に降られたことは一度も無く「冬場は雨が降らない東京」の真骨頂を活かしたイベント。

来年もまた、お声がかかればぜひ参加したいと想います。


未就学児とならば、お父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃんの組合せも[OK]
ゼッケンを付け替えれば当日メンバー変更も[OK]
「ママとじゃなきゃ走らない」とマリちゃんがごねたら、その場で選手交代
そんな微笑ましい光景も「ひよこ」ならでは

2025年大会のエントリーは 2024年9月2日から開始されていました。
「子どもと国立を走りたい」と想われた方は、スケジュールアプリに登録をお願いします!

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