« 幸せな「うなぎの日」 | トップページ | V・ファーレン長崎2025シーズン38選手のデータ集計 »

2025年1月19日 (日)

マルナオで丸い玉も掴める八角箸を手に入れた

箸が転がるのがストレスだった

僕はずいぶんな年頃なので、箸が転んでも笑ったりしない

健康のために御飯を食べている途中は極力、箸を休めることを心がけている。

お茶碗、お皿に箸を置く。箸置きは使っていない
するとコロコロと箸が転がる
箸が丸いからだ

いっそ御飯に箸を立てたくなるが、それは仏箸。仏教の儀式で故人の霊前に供えるご飯でおこなう作法だ。

他にも丸い箸の難点がある
おかずが掴めない

僕は箸の持ち方が下手だ
若い頃、何度か指摘されたことがある
箸だけでなく鉛筆の持ち方も変
そして、その理由を僕は明確に特定している

「物心つく」という言葉は、周囲の出来事を理解し始めること
僕が映像付きで覚えている最古の記憶は、住んでいた山口県の家、水屋の前で母が祖母に意見されるシーン
祖母は母に「箸と鉛筆だけはなおさんといけん」と意見していた。
左利きの僕は恐らくその日を境に、箸と鉛筆を右手に持ち替えたらしい。

左利きの僕は直感やイメージを司る右脳優位であり、細かい動作を制御する左脳優位の人よりも手先が不器用だ。
そもそも不器用なのに、さらに制御が難しい右手で作業するのは至難の業なのだ。

ということにして、この人生を乗り切ってきた^^;)

だから、僕はおかずが掴めない。
あまりに掴めない時は箸で刺そうかと想うけれど、それは刺し箸といって日本の食文化では無作法とされる。

♪長い間待たせてごめん♪
と唄ったのはKiroroだが、僕は長い間 使いやすい箸がほしい。できれば長く使えるものをと考えていた。


そして2025年1月、ついに僕は箸専門店の門をくぐった。
「16cmの八角箸をみせてください」
持ち手が八角形の箸は使いやすいということ。今使っている箸が16cmだとメモっていた。
(実は記憶違いで18cmだったが)

新潟県三条市のマルナオが他県に唯一出店している直営店が青山(最寄駅:表参道)にある。
お店にあった唯一の八角箸16cmを手に入れた。

さっそく、帰宅して最初の食事
「かるっ」
持った時驚いた。実測値7.7g ちなみに従前の「18cm箸」は8.1g
わずかな差なのにずいぶん軽い

面白いようにおかずが掴める
これならば 仁丹でもつかめそう(お店では丸い玉が面白いように掴めた)
箸を休めようとお皿に置く。転がらない

試しに「18cm箸」と持ち替えてみる
おかずを掴んだ時、指に力がはいっていた
八角16cmでは力が抜けている

一般のマウスからMX ERGOに替えた時のような感覚だ。
「これまで、こんなに手にストレスかかっていたのか」
と気付く瞬間

お店の方が教えてくれた、お箸の手入れ方法を励行しながら長く使っていこう。

| |

« 幸せな「うなぎの日」 | トップページ | V・ファーレン長崎2025シーズン38選手のデータ集計 »

たべもの」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 幸せな「うなぎの日」 | トップページ | V・ファーレン長崎2025シーズン38選手のデータ集計 »