« 冠婚葬祭にTOTAL MAX SC? | トップページ | もうすぐ、持ち点「114」で V・ファーレン長崎の2025年が始まる »

2025年2月 5日 (水)

貸し切りの平和祈念像 長崎稲佐山スロープカー

10月5日
ピース旅2日め
 
8:00
橋本環奈を下関の法事に引率して、法要の座敷に座ったところで目が覚めた
面白そうなので「つづきが見たい」と目をつぶったが時既に遅く、瞼の中のエンドマークフィルムはカラカラと音を立てていた
 
9:00
銅座のホテルからレンタカー店まで徒歩5分
レンタカーではお決まりの事前キズチェックは無し
中古車を仕入れて価格を抑えているという店だから鷹揚なのだろう。
幸せになれそうな黄色いクルマに乗って、いざ長崎市内観光へ
 
最初の目的地は平和祈念像。長崎市に来たら初めはここ
 
「昔取った杵柄」
この言葉「為せば成る」「おお向いて唾吐くな」と並んで母が好きでよく聞かされた。
「おお向いて」は「Google先生」に聞いても出てこないが、恐らく「天」をそう読んで教えられたのだろう。
 
「昔取った杵柄」は若い頃に身につけた技能が年月を経ても衰えていないこと。
20代の2年間、長崎市を営業車で回っていたので、市内の主要道路はおおよそ体が覚えていて、平和祈念像までカーナビに頼らず着くことができた。
 
 
9:30
平和公園駐車場に停めて平和祈念像へ
前回訪れたのは「高速1000円」の時だから2009年
早い時間帯ゆえ、大好きな平和祈念像は僕の貸し切りになった
 
9:50
第二目的地の稲佐山へ。今回は初体験のケーブルカーに乗ろうと想っている・・・
と想ってしらべると名前は「長崎稲佐山スロープカー」2020年1月開業だった。
稲佐山は1980年代に上ったきりなのでカーナビに頼る。
スタジアムシティを左手にみて右折、さらに右折すると、それらしき駐車場に着いたがそこは「ロープウェイ乗り場」 スロープカーはもっと上だという。
 
少し引き返して稲佐山を登っていく
弓張岳で慣れている佐世保民なので、この類いの連続S字は苦に成らない
ぐんぐん上っていく。けれどもなかなか乗り場が見えてこない
そうこうするうち、空が開けてきた
 
 
10:19
中腹駐車場(無料 400台)着
「中腹」って、これはもうほとんど頂上じゃないか
要するに、頂上の駐車場を有料にして、ここを無料にして渋滞を分けるようにしてるんだな。
 
10:33
スロープカーは今行ったばかりで20分間隔^_^ 
ま、いいや。時間はたくさんある
ふと日常生活のことが頭に浮かび、返ってそれで「今旅のスイッチが入ってるなぁ」って気付く
 
「稲佐山中腹駅」より搭乗
運賃は往復500円。Japanetが指定管理者だと想っていて「スタPAY使えますか?」と聞いてみたが使えなかった。
 
Japanet(リージョナルクリエーション長崎)が指定管理者なのはロープウェイ(稲佐山公園・長崎ロープウェイ)のほうだということに気付いたのは、この原稿を書いている時だった(つまり4ヶ月後)
受付の方は話しを合わせてくれたのだろうか。悪いことをした、まったく
 
Inasa_slope

スロープカーは2両編成(最大80名)
もう1組いた家族連れは先頭車両に乗ったので、開放的な居室内は僕の貸し切り
傾斜がきつい区間では前方車両と高さが異なるのが、視覚的に珍しく楽しい
くいくいと向きを変えながら、急な傾斜を一気に上っていくのはスロープカーならでは
この感覚どこかで覚えがあるなと想ったら、それは武雄のスロープカー「スカイバスのぼるくん」
あの時も乗客は僕だけだったが、あと一人運転手さんがいた。
 
 
長崎稲佐山スロープカーは800mを8分だが、みかん山の運搬車両が転じた「のぼるくん」は80mを7分でゆっくりと登っていた。
のぼるくんは1993年に運行開始、僕が乗った月末で運行を終了した。最後だから乗りに行ったというわけではなく、偶然にそれが最後の月だった。
 

ハピアリ・ピースタこけら落としに参戦するピース旅日記(もくじ)

| |

« 冠婚葬祭にTOTAL MAX SC? | トップページ | もうすぐ、持ち点「114」で V・ファーレン長崎の2025年が始まる »

旅行・地域」カテゴリの記事