今季の行方が象徴されていたマテウスのPKシーン
人は初めてのことに感動を覚える
できれば、その感動を続けたい
でも、そうもいかない
初めて食べるカレーライスに感動する
でも、長年食べているとそれは薄れる
だから、とんかつを乗せる^^)
なにか、面白いことはないか、新しいこと、初体験をしたいと、いつも僕は考えている。
だから、スポーツ観戦ではデータを見て、いつも「初**」を探している。
♪長い間 待たせてごめん
と歌ったのはKiroroだが(1998年デビューシングル「長い間」)
長い間、楽しみで仕方なかったピースタが今、目の前にある。
始まったばかりだから、初めてのページはめくり甲斐がある。
■ピースタ 初めてのこと【1節】熊本戦
・リーグ戦開幕戦
・ナイトゲーム
・土曜日開催
・先制されたチームの勝ち
・逆転決着
・1点差
・V・ファーレン長崎リーグ戦4連勝
・V・ファーレン長崎のPK獲得
ホームで開幕戦を迎えられたことは、#ぶっちぎり優勝をめざす僕らにとって行幸だった。
リーグ戦で先制されたのは初めてだったが、選手たちは自らの力を信じて戦っていることが見て取れた。
■ピースタ これから起きるであろうこと
・クリーンシート(ホーム/アウェイ共)
・引き分け
・両チーム無得点
・2点差
・4点差以上?
・金曜日開催
・水曜日開催
・ピースマッチ
・YBCルヴァンカップ
・天皇杯
・年代別代表戦
・下平隆宏監督のジップライン
・J1リーグ戦
・一般発売即完売
・引退セレモニー
・ACL
・V・ファーレン長崎リーグ戦の負け
・V・ファーレン長崎の逆転負け
互いにクリーンシートがないことは、このスタジアムが「守備的にやってなんかいられない」と選手に想わせるのかもしれない(考えには個人差があります)
今季のリーグ戦日程には連戦の mid week game は1つも組まれていない。
本来ならば「初**」はワクワクするものだが、下2つはできればしばらく見たくない^^)
■ピースタ(去年のうちに)既にあったこと
・先制チームの勝ち
・3点差
・V・ファーレン長崎の勝ち
・V・ファーレン長崎の負け
・初得点(大分戦 マテウスジェズス)
・PK
・デーゲーム
・リーグ戦最終戦
・降雨試合
・チケット完売
・ビジター席2ブロック販売(愛媛戦)
熊本戦で印象に残ったのは「PKをとってからの3分間」
V・ファーレン長崎がピースタで初めて獲得したPK
余裕を持って戦える「2点差」にするための大切な機会
マテウスにとって長崎で初めてのPK
キャプテンとして初めてのPK
ボールを持ったのはマテウス
この成否はシーズンを左右すると言っても過言ではない(考えには個人差があります)
この時にドラマがあった。
いずれ(既に?)取材で明らかになるかも知れないが、現場ではこんな会話が交わされていた(AImotoの予測)
GK佐藤
「ズルはなしだよ」
マテウス
「するわけないじゃん^^;)」
主審
「(佐藤に)おいおい」
エジガル
「蹴るのは僕じゃないの」
朝陽
「マテウスでいいよ」
マテウス
「僕がいくから」
蛍
「マテでいいよ」
エジガル
「・・・・」
朝陽
「まぁまぁ」
GK佐藤はマテウスがボールを置くまで、じっと地面をみつめていた。
ボール位置がゴールに近づかないよう、確認していたのだろうか。
この数分間には今季の行方が象徴されている。
まず、マテウスに足を掛けた袴田のイエローに対してエジガルが主審に確認する。
恐らく「DOGSOであり、レッドではないのか?」だろう。
確かに状況は「ドグソの4要件」を満たしており、レッドカードならば熊本は残り24分を10人で戦うことになる。試合の行方を大きく左右する判定であり、エジガルの行動は頼もしかった。
つづいて上記のやりとり・・ ^^)
この時、蛍キャプテンとリーダーシップが強い朝陽がマテウスとエジガルを取りなしている。リーダーとしての関係性が機能していると見て取れた。
マテウスがゴールを決めて、長崎ゴール裏から見て左サイドでセレブレーション
コーナーフラッグまで追いかけた蛍が背中に乗る
そこへエジガルが来てハグ
セレブレーション時間確保のために、センターサークルに走る選手
サッカーにはドラマがある
10ヶ月に及ぶ全38回のドラマ
なにか新しいことはないか、新たな体験はできないかと目を皿のようにして、2025年の新しい航海が始まった。
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