次々に課題をこなしていく長崎 必ず、ここを辛抱して乗り越えていく
長崎は【7節】藤枝戦から始まった「対3バック5連戦」の5戦め。
3バックは守備時には5枚で守るため、連動して崩すのは難しい。
そこで、対3バックでは特に「抜群のドリブルテクニック」で相対する相手を抜き去ることが打開策となるのだが、今の長崎は笠柳翼(5節~)・松澤海人(7節~)という稀代のドリブラーを欠いている。
「対3バック7連戦」が始まるタイミングで松澤海人が欠場したのは、とても痛かった。
結果がよくないと「3バックが苦手」と言う人が増えるが、それはどのチームでも同じこと。
過去にも長崎が守備時の5バックに苦戦し、氣田亮真らのドリブルが頼りという時期があった。
同じ形が「7試合も続く」のが苦しいと考えるか、準備がしやすいと考えるか。
「対3バック」が続けば、課題が出たとしても、すぐ次の試合に反映できる。
そう考えると、ここで対策を熟成して「3バックに強いチーム」になっておけば、後半戦の(対3バック)10試合が楽になる。
2025年4月25日(金)
明治安田J2リーグ【11節】
V・ファーレン長崎 いわきFC
Peace Stadium Connected by SoftBank
■ピースタ初
・金曜日開催
・いわきと対戦
<スタメン>
GK 原田岳
DF 関口正大 新井一耀 照山颯人 米田隼也
MF 安部大晴 マテウス ジェズス 松本天夢
FW マルコス ギリェルメ フアンマ デルガド 澤田崇
<ベンチ>
GK 後藤雅明
DF 高畑奎汰 櫛引一紀
MF 加藤大 名倉巧 青木俊輔 増山朝陽
FW 山﨑凌吾 ジョップセリンサリウ
安部大晴が復帰。今季初出場
フアンマ今期初スタメン
去年ピースタで見た安部のクロスをフアンマがずどんを見たい
ジョップは今季初ベンチ
<前半>
いわきがコイントスに勝つ チェンジサイドなし
いわきはわずか5mの助走でロングスローが伸びてエリア内に迫る
26分 アフターのラフプレーで坂岸にイエロー
29分【V長崎】 出た!照山颯人の弾丸ロングパス 完全に裏を取ったがGKがエリアを出てクリア
35分【いわき】 エリア際の守備で関口正大が相手を倒しPK 山下はど真ん中に蹴る 左に跳んだ原田岳 残り足に当てたがいわき先制
44分【V長崎】 澤田崇が左奥までドリブルしてクロス GK弾きマテウスのシュートはCKへ
45分【V長崎】 左CK こぼれ球を松本天夢がGK前にさし込むと、ただ1人反応したフアンマがGKをかわして怒濤のシュート長崎同点!
<後半>
15分【いわき】 アタッキングサードでFK 原田が飛び出した遠く届かず石渡に押し込まれる [1-2]
9分【V長崎】 関口正大→高畑奎汰 澤田崇→増山朝陽
22分【いわき】 GKのフィード 右から走り込んだ加瀬がナイスゴール [1-3]
25分【V長崎】 安部大晴→山﨑凌吾
29分【V長崎】 フアンマのスルーパス 増山朝陽のシュート跳ね返りをフアンマが押し込む [2-3]
32分【V長崎】 マルコス→青木俊輔 松本天夢→加藤大
33分【いわき】 右CK遠藤がナイスバックヘッド [2-4]
46分【V長崎】 増山が右ポケットからクロス フアンマが蹴り込みハットトリック [3-4]
長崎はいわきFC戦初黒星
1点めの不用意なPK 届かないボールにGKが出てしまった2点め
終盤引くまではしっかり走り、セットプレーを精度高く決めたいわき
先制したチームには自信と勢いが生まれる
課題ははっきりしており、長崎にはそれを超えていく潜在能力がある
| 固定リンク | 0
「V・ファーレン長崎」カテゴリの記事
- V・ファーレン長崎は10人に強い! 「長崎10人」と「相手が10人」の過去戦績(2025.05.12)
- 世界中の緊張を全部長崎に持ってきてしまったようなPK 果敢に攻める長崎がポジティブな勝ち点1(2025.05.13)
- 九州ダービー 大分で8年ぶりの勝利を(2025.05.14)
- 増山の鬼キープ 後藤の鬼キャッチ 下さん+選手19人とハイタッチ(2025.05.10)
- 雨上がり 僕らの目の前で長崎 怒濤の2連発!(2025.05.09)