« ベン千代子 | トップページ | 最後にKK線を走ってきた »

2025年4月 2日 (水)

失点、敗戦、立ち上がりの速さが長崎の真骨頂 追いかける力は強い

2025年3月30日(日)14:00
明治安田J2リーグ【7節】
藤枝MYFC V・ファーレン長崎
藤枝総合運動公園サッカー場


藤枝サを訪れるビジターサポさんのために「ビジターグッズ着用可・ホームグッズ着用不可」3種類のエリアについて整理しておきたい。

【1】ビジター芝生席(ゴール裏)
立つ、唄う、クラップ すべての応援はここでしかできない
以下【2】【3】の席では、ほとんど誰も唄わないのでチャントをちゃんと唄うのは難しい
芝生席なので、座って見るのは雨天時はキツい
所々にコンクリートの段差があり、そこに座ることにしている
14時からの試合では、日が翳ることはない

【2】D自由席北側(2023年に新装なったバックスタンド)
(独立した)イス席 背もたれあり
エンドライン寄りは座席が中央を向いている
これはとても重要ポイント。【3】のようにタッチラインと平行の座席は、となりの人の頭で遠いサイドの視野が遮られる。
今回、遠くから見ていて D自由席が B指定席より300円高い理由がわかった。
ただし、選手は挨拶にいかない。そもそも人があまり座っていない。今回、長崎サポは350人ほどと聞いたが、そこは両手で指が足りそうだった。
14時からの試合では、日が翳ることはない

そして2年連続で買ったのが・・・
【3】B指定席北側(メインスタンド)
ベンチシート 背もたれなし
トイレが近い(僕が年寄りという意味ではない)
ビジターゲートから入ると、ゴール裏(芝生席)の中央に出る。そこから右に折れてB指定席(北側)に行くことができる。
ピースタ「ピッチまで5m」体験を元に目測すると、ここは 10mほど。ピッチレベルより高いので臨場感は薄れるが、俯瞰はしやすい。
長方形のコートで行う球技は長辺(タッチライン)沿いが見やすいのは言うまでもない。
2ブロック販売され「37番」が最もハーフウェイライン寄り
隣接するホーム用のA指定席(北側)との間には金網や緩衝エリアなど視界を遮るものはない。
14時からの試合では、左端(15番あたり迄)のみ陽が当たる。日陰はかなり寒かった。試合終了に近づくと19番あたりまで陽が当たった。


一般的にJリーグがライセンス基準で求めている電光掲示板(大型ビジョン)はアウェイ・ゴール裏の背後に設置される。そうすれば、ホームのサポーターから見やすいからだ。
アウェイ・サポーターがビジョンを観る時は、首を傷めそうになりながら振り返ると後ろの人と目が合って気まずい。
コーナー対角2箇所に配置したピースタは、そこも秀逸だ。

2024年よりサイドは替わったが、大型映像装置は今も南サイドスタンド(ホーム・ゴール裏の背後)にある。北サイドスタンド・アウェイ側には従前の電光掲示板がある。

藤枝市は「藤枝に泊まろう!」と題して宿泊・飲食等で最大2,000円の助成金制度を行っている。
藤枝市のウェブページ


2025年3月30日(日)14:00
明治安田J2リーグ【7節】
藤枝MYFC V・ファーレン長崎
藤枝総合運動公園サッカー場

<スタメン>
GK 後藤雅明
DF 関口正大 エドゥアルド 櫛引一紀 高畑奎汰
MF 山田陸 加藤大 マテウス ジェズス
FW マルコス ギリェルメ 山﨑凌吾 増山朝陽
<ベンチ>
GK 原田岳
DF 米田隼也 新井一耀 照山颯人
MF 名倉巧 澤田崇 松本天夢 青木俊輔
FW フアンマ デルガド

前節の前半で交代した山口蛍は不在。松澤海人も外れている。
グランドキーパーさんが、コーナー付近の芝に念入りに砂を入れている

<前半>
長崎が攻め続け、遠いサイドで試合が続く
2度「決まった」と想ったシュートが入らないと「決めきれなければ、決められる」のジンクス通りになる

19分【藤枝】 これまであまり蹴ってこなかったがハーフウェイラインからのロングボール 背走する高畑奎汰がトラップで収めようとするがディアマンカに奪われ1対1 後藤雅明の頭上を巻いて決められてしまう

長崎ゴール裏の真骨頂は失点後コールの速さ
失点した瞬間に選手を鼓舞するコールが始まり、拍手も起きる
知らない人が見たら「長崎サポは得点した相手も賞賛するのか」と想うかもしれない。

41分【藤枝】 右サイドを崩されてポケットに巧いパスが通りクロス 千葉に決められる [2-0]

<後半>
高畑奎汰に替えて米田隼也
目の前で米田隼也が躍動し、明らかに空気が変わった

8分【長崎】 左奥で山﨑凌吾がためて加藤大 エリアに走り込んだ米田隼也が強靱な下半身で相手をかわして右足で今季初ゴール [2-1]

9分【長崎】 藤枝のキックオフ直後、中盤で奪ってマルコスが攻め上がりマイナスクロス スペースに走りこんだ関口正大がダイレクトでナイスゴール 関口長崎で初ゴール 長崎同点!

16分【藤枝】 右サイドからのクロスを浅倉がダイレクトで合わせるナイスゴール
3失点どれもがわかりやすい改善点。次はよくなると信じることができる。


去年は関東アウェイ戦無敗なので、久しぶりに負け試合の感覚を思い出す。
負けた試合、選手を勇気づける声で長崎ゴール裏は包まれる。
3つ引き分けるのと1勝2敗の勝ち点は同じだが、得られるものは後者が大きいと思う。

今はまだ上位を追う段階。追うチカラは強い、今それを磨きにいく!
今は上位を追い、追う相手がいなくなれば壊れない組織へ。
離脱者がいる今、両方を追いながら勝ちを目指せるワクワク感がある。


16:28
藤枝ス出発
都夫良野トンネル(神奈川県足柄上郡山北町)内で起きた多重事故のため東名は渋滞していた。

17:31
駿河湾沼津サービスエリア休憩は、SAに入るクルマ渋滞のためパス

18:20-18:35
足柄SAにはいる。かつてここに「アメリカンドッ君」が売っていたが、今は次の鮎沢PAに移っている(とても残念)
ここから先は「道路事情に詳しい」運転手さんの知見により、相対的に早く東京に近づいた。

20:25-20:40
港北PA 「次は甲府で」と挨拶を交わして港北組とお別れ

21:15
(当初予定より75分遅れで)東京駅着 志波さんの一丁締め(掛け声に合わせて一度だけ手を叩く手締め)で解散。

他会場の結果、ヴェルカの勝利(ヴェルカ 77-65 宇都宮)などにより、打ちひしがれていた気持ちは東京駅の改札をくぐる頃には、ずいぶん和らいでいた。
この悔しさはホーム、ピースタで晴らすしかない。
8月の藤枝戦に参戦することにした(元々その予定だった^^;)

試合の翌朝、群馬・藤枝と続いた「関東アウェイ戦」の荷物を解いていると、四角い銀色のパックが出てきた。
誰かにチョコレートでももらったかなと開封してみると、ルヴァンのアクスタ。群馬戦の入場ゲートでもらったのか・・
そういえば最近、長崎サポさんのX投稿で見かけて「流行っているのかな」と想っていた。
チームは藤枝MYFC!
そうと知っていれば、スタジアムでお話を聞いた方にあげられたのに。
これは8月の「元春・ピースタ遠征」に持参して、現地で藤枝サポさんにさしあげることにしよう。

#長崎サポ藤枝遠征


V・ファーレン長崎ブログもくじ

| |

« ベン千代子 | トップページ | 最後にKK線を走ってきた »

V・ファーレン長崎」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ベン千代子 | トップページ | 最後にKK線を走ってきた »