長い間、夢だったこけら落としは歓喜と笑顔の1日になった
13:00
「俺たちがこけら落とす」
この日を楽しみにしていた長崎民の幸せな心を一枚の横断幕が打ち砕いた。
自分たちのチームの新スタジアムができました
長い間、楽しみにしていたサッカー専用スタジアム
記念すべきこけら落とし
その時、アウェイサポーターがビジターゴール裏に同じ横断幕を出したらどう想うか
その後も試合によっては、両リームフレンドリーな「長崎スタジアムシティの趣旨」を逆手に取った行為に晒されることになったのは、とても残念なことだ。
だからと言って、北風を吹かせても事態は好転しない。
僕には人の心と行動は変えられない。
太陽のような心でホームを守り、アウェイでも振る舞う。
僕にできることはその一分(いちぶん)だけだ。
ピースタ第2戦では鹿児島サポさんが「祝☆新スタジアムいぃ---なぁぁ」という横断幕を掲げてくださった。
大分戦で凍てついた気持ちは、この横断幕で救われた。
なんという優しさ。サッカーを愛する仲間たち
僕は鹿児島県が一発で好きになった。
作者にお礼のメッセージを送ったところ、次のようなお返事をいただいた。
「赤で書いた"祝"が"呪"に見えたらどうしようと言っていたので、伝わってほっとしました」
こんな素敵なサポさんもいるのだ。
このご恩を返そうと、アウェイの地に出かける時、ネット上でサッカー仲間を見かけた時、親切に温かく友好的に接することを心がけるようになった。意識して、それまで以上に。
満を持して? Revive Zone 長崎のゴール裏応援が始まる
すると、さっきの"すごい音"を超える「大音響」
「これくらい大きいんだ」
これぞホームの空気。周囲に安堵の空気が流れる。僕もほっとした。
13:45
選手のアップ終了
選手がアップしただけで、既に芝がめくれている
(この芝はGreat Freedom、オープニングセレモニー終了後、貼り替えられた)
14:00
V・ファーレン長崎 4-1 大分トリニータ
→ピースタこけら落としアウェイサポーターの応援がピースタにおけるV・ファーレンサポーターの心を1つにした
試合を終えると、ここでは時間がゆっくりと流れる
シャトルバス待機列にダッシュすることはない
早くお帰りくださいと急かされたりもしない
ただ、この日はその第1回めで、まだそのことには慣れていなかった
現在は、この場所でそのまま打上げに突入できるが、この日はまだ長崎スタジアムシティのグランドオープン前。
周辺飲食施設はまだ整っていなかった。
プレーヤーズスイートに陣取った仲間を待って、予約しておいた長崎駅前のお店へ向かう。
(この時はまだプレイヤーズスイート客が試合後になにをしているか知らない)
ノースから電車に乗ってもいいのだが、空も心も晴れているし、近いから歩こうとすぐに意見が一致。
書くことは控えるが、駅まで歩いたお陰で僕らはとてもいい思い出ができた。
17:30
飲み方2
一応言い出しっぺということで僕が乾杯の発声
「*****!カンパーイ」
仲間がよい店を予約してくれて、こけら落としを仲間と祝うという夢が叶った
2時間ほどで解散
ホテルそばのコンビニで調達した「玉子焼きミックスサンド」「粗挽きソーセージおむすび」で1人二次会をして、長い間楽しみにしていた「ピースタこけら落とし」が終わる。
この思い出を歓喜と笑顔の1日にできたことを、すべての神様に感謝したい。
ハピアリ・ピースタこけら落としに参戦するピース旅日記(もくじ)
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