ピース旅 飲み方1
2025年10月5日
レンタカーは6時間で借りていた が「長崎平和マラソン幻の42.195km 試走」は思いのほか早く終わった。
それはそうだ。走るのは自分ではなくクルマだからだ。
指定のGSで満タン給油を済ませ、予定より2時間早くレンタカーを返却する。
出発時がそうだったように、車体の点検は無し。
「もう、いいんですか」と驚いていた管理人のおじさんは最後に「助かります」と言った。
2時間早く戻ったくらいでは、それほど助からないと想うけれど、心根が暖かい人なのだろう。
「助かります」は好きな言葉で僕はよく使う。というと僕が暖かい人みたいだが、そうではなく、かつて佐野元春さんにお土産を渡した時に彼がそう言ったのがかっこよかったからマネしている。
僕はこうして、かっこいいなと想った人の所作や言葉を真似て生きてきた^^)
14時過ぎ
ホテルに戻ると、既にこの日の清掃は終わっていた。
自分ではない誰かがキレイにしてくれた連泊の部屋は、とても優雅な気分。
荷物を仕分け小一時間休憩して、早めにHAPPINESS ARENA Game2へ出陣する。
新地中華街からスタジアムシティノースへ
FLAGSHIP STORE(オフィシャル・グッズショップ)に直行して(シーチケのリセールで)貯まっているスタPAYの消費。
長崎和三盆ヴェルカステラ、ミニメガホン、キーホルダー
とにかく値段も見ずにカゴに放り込んでいく。
ちょっとした豪遊気分だ。人はきっと宝くじが当たった日には、こんな気持ちなのかも知れない^^)
【1節】Game2
長崎ヴェルカ 53-58 サンロッカーズ渋谷
ハピアリで初めての敗戦。
二日間で「初勝利」「初敗戦」を見られたことは、いい記念になった(と半年後に今書いていて想った)
従前もVELCAは敗れたホーム戦後はノーセレモニー
これは潔くていいと想う。
「5点差はスミス欠場の分ですね」
後に皇帝と呼ばれることになるマーク・スミスはGame1途中にどこかを傷めていた。
予め募っておいた仲間2人と合流して「飲み方1」へ繰り出す。
長崎では「呑み会」のことを「飲み方」という(佐賀でも言うかも知れない)
子どもの頃、父が飲み方の日は「厳しい父がいない」「お土産の寿司がある」という2点で楽しみだった。
ピース旅は1人旅だが、アリーナ・スタジアムでは関東アウェイ組の参戦も多い。
せっかくならば、打ち上げをしたいと思い、予め4日・5日・6日の飲み方を募ったところ成立したのは5日・6日の二夜。
スタジアムシティノース→新地中華街
思案橋で店を探す。
40年前、この町で呑み歩いていた頃の行きつけは既にない。
土曜日、くんち前のためか「ここぞ」と想ってのぞいた店は、どこもいっぱい。
「VELCAの試合おいも見てきたばい。よか店案内すっばい。ついてこんね」
僕らのVELCAユニを見て、若い兄ちゃんが声をかけてきた。
VELCA仲間ならば悪い人じゃなかろうと、彼の後に続いたがお勧めの店はやはりいっぱい。
お礼を言って別れる。
「思案橋横丁の入口にはかつて橋がかかっており、遊郭の丸山に行くかどうか思案する人が多かった」ことが名前の由来。
(参考文献:思案橋横丁会のウェブページ)
僕らは「焼鳥がいいか」「中華がいいか」「入れれば何処でもいいか」と思案して「あぶり家 もくぞう」にたどり着いた。
僕が大好きな「ちくわの磯辺揚げ」が美味しかった。次に好物の「玉子焼き」もほとんど僕が食べて、ピース旅2日めの夜は更けていった。
いよいよ明日がこの旅のメイン「ピースタこけら落とし」
仲間と別れ際「それじゃ、明日は勝ちましょう」などと言いつつ、セブンイレブン長崎おらんだ橋店で「ハムカツたまごサンド」を買ってホテルに戻ると、予め用意してきた「アタック液体洗剤」でここまでの衣類を洗濯。
「ハムカツたまごサンド」を食べ終え スマホに充電ケーブルをさし込むと、早めに床に就いた。
ハピアリ・ピースタこけら落としに参戦するピース旅日記(もくじ)
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