「DAZNで観る試合」と「現地で見る試合」は違う甲府戦を肌で感じたこと: しらべるが行く

2025年4月22日 (火)

「DAZNで観る試合」と「現地で見る試合」は違う甲府戦を肌で感じたこと

2025年4月19日（土）14:00
明治安田J2リーグ【10節】
ヴァンフォーレ甲府 V・ファーレン長崎
JIT リサイクルインクスタジアム

＜前半＞
1分【V長崎】相手のパスずれを名倉巧が確保中央からフリーで高畑奎汰がクロスマテウスがDFに競り勝ってヘッド GKが弾いたところを右へ蹴り込む長崎先制!
いつも渋い甲府戦では珍しく、ゴール裏では早々に歓喜の輪ができた

7分【V長崎】加藤大が相手のトラップミスを奪い「さぁアタッキングサード」と想ったら・・・主審がファウルを取る僕の頭に「？」マークが3つ浮かぶこの時の「？」マークは最後まで拭えなかった。

「DAZNで観る試合」と「現地で見る試合」は違う
主審については、現地では「判定がおかしい」と想っても、DAZNで見返すと正当な判定ということがある。誤審でない限り、その逆はない。
このシーンは映像で見返しても「？」マークは消えなかった。何らかのプレーに対する「お返し」だったのだろうか

14分【甲府】左からロングスロー三平和司のシュートは原田岳が弾いたが孫大河に押し込まれる [1-1]

このあと照山颯人の持ち味「弾丸縦パス」が2本つづく
いわきFC在籍当時はこれが魅力だった。ここではチャンスにつながらなかったが、仲間の理解が進めば、いずれ大仕事をやってくれそうだ

そろそろ、飲水タイムかな?
手元のV長崎G-SHOCKに目を落とすと、既に26分を過ぎている
もしかして、飲水タイムないの? 確か両チームの話し合いで決められると想ったが・・
帰宅後にしらべると・・・

■J.LEAGUEの飲水タイム
・飲水タイム（1分）
WBGTが25℃以上で両チームが合意した場合または28℃以上の場合
・クーリングブレイク（3分）
31℃以上

当日の実況気象をしらべると試合時間帯は29→28度あたり
飲水タイム基準に達している。事前に両チームが合意しなかったのが不思議だし、主審が判断しなかったのも不審。

32分【V長崎】照山颯人の弾丸縦パスを受けた名倉巧がターンしてシュート GKが弾いてCK 照山・名倉いいじゃないか!
いよいよ、照山颯人本領発揮! 彼ほど長く速く正確なパスを出す選手を他に知らない。次節old house match いわき戦は照山に注目したい

＜ハーフタイム＞
ヴィヴィくんクールタオルを冷水に浸し直し、おでこの冷えピタを貼り替える
応援しているだけでもキツい
着るエアコン「レオンポケット4」の威力を感じている
長崎から来たというとなりのサポさんと「飲水タイムがないのは意外」という見解で一致する^^)

＜後半＞
長崎が僕らのほう（自陣）に攻めてくる時間は、攻撃が見やすい
そのせいだけではなく、前半とは異なり長崎の攻撃は「あと一歩」の球際で競り勝つ回数が増えた。僕の視力は矯正1.0程度なので、それが、途中交代の選手なのかはわからない。

遠めにも原田岳の位置が高いのがわかる
最終ラインに1人（GKが）加わる攻撃的な姿勢が頼もしい

「DAZNで観る試合」と「現地で見る試合」は違う
30度を超え、給水タイムもとってもらえない中、よくこれだけ走れるな・・
現状を打破してやるという気概を僕は感じる。
一方「DAZN組」からは「（長崎を揶揄した）解説が巧い」「勝利への気概がない」という意見が聞かれたという。

「出られる選手が限られた条件」「当日の環境」に応じた適切な対応をしていると僕は想った。
DAZN組からは「後ろで回しているばっかり」という意見が出ていると聞いた。
実況や解説者には目の前の出来事を「そのまんま」言うだけの人、本質を見極めて語る人がいる。そこは見極めたい。

39分【V長崎】右CK青木俊輔マテウスがヘッドですらしたボールをフアンマヘッド僕は「入った」と身を乗り出したが、クロスバーに跳ね返りGKが押さえていた
あと10cm！
サッカーは「ゴールという奇跡の回数を競うゲーム」一定の技量に達した者に奇跡が起こるか否かは運の味方も必要。今日の長崎にあと一歩の勝ち運がなかった。

高畑奎汰のクロスはフリーでは正確無比
終始、よい位置取りで攻守をつないでいた加藤大
味方のスペースを作るため、あえて"無駄走り"に徹する澤田崇
故障で11人いなくても、これだけ名選手がいる長崎
全然、悪くない

16:23
バスツアーは復路利用者が加わり、ほぼ満席となって現地を後にした。

18:45
休憩に立ち寄った石川パーキングエリアには、爽やかな"夏"の夕暮れが訪れていた。

暑かった1日、戦いを終えて、某氏^^)