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2025年4月13日 (日)

サッカーも時間を止めたらどうなるだろうか? 時間稼ぎの抑止として「計時の透明化」をお願いしたい

サッカーも時間を止めたらどうなるだろう?
そんなことを考えたのは、今年のアクチュアル・プレーイングタイム(試合中、ボールが動いている時間。以下APT)のデータを見た時だ。

最も短いチームは45分ほど。
つまり、90分+ATの試合で半分近くは試合が止まっていることになる。

J.LEAGUEが2025シーズンから「APTを伸ばす」ことを掲げ、正当なチャージをファウルとして止めないことを求めたのは「止まりすぎる試合」への危機感の現れだろう。


さぼらずに走ることを "90分走り続ける"魂の走り"などと言うが、半分休んでいるじゃないか。
さぼらずに走るために多めに休憩を入れているんじゃないのか。

APTが長いチームは概して「走るチーム」と想われていないようだが、実際は走っているのではないか。
J1では走行距離やスプリント回数などのトラッキングデータが発表されるが、APTが長いチームこそ、よく走っているのではないか。
V・ファーレン長崎に故障者が多い一因はそこにあるのではと推測している。


FKで時間を稼ぐ リードしているとよく倒れる けれどボールが動き出すとすぐ元気になる
そういう「せこい」非・正々堂々な振る舞いは、見ていてつまらない。


ならば、サッカーも時間を止めたらどうなるだろう?
B.LEAGUEと同様に ファウル、ボールアウト、なんならばPKも(次にインプレーでボールが動き始めるまで)止める。
そうすれば「時間稼ぎ」は意味を成さなくなる。
additional timeが長い、短い、主審が(additional timeを)さらに引き延ばしているという疑心暗鬼はなくなる。

ただし、以下の理由で実現は不可能だろう

1,国際的な運用ルールであり、J.LEAGUEだけ変えられない
2,時間を止めても「走るために休憩をとる」チームはなくならない
3,現状より試合時間が延びる→観客は帰りの時間が読みづらくなる

特に3の「帰りの時間」は、遠征サポーターにとって死活問題。
ダービーは別として、mid week game(水曜開催)のアウェイ・ゴール裏は応援団体だけになるかも知れない。


サッカーは時間を止められない、それならば「時間稼ぎ」をなくす方法として「計時の透明化」をお願いしたい。
・プレーが止まっている時間をカウントアップするクロックを場内掲示板と放送画面に表示
・前半、後半ごとに積算された時間だけadditional timeとする
・additional timeにおいても同様
・主審が手元の時計で按分することを廃止


現地で応援していると、additional timeすらわからない。
副審が掲げる(additional timeを示す)ボードはバックスタンドからしか見えない。
それはそれで、すぐにでもなんとかして欲しい。


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