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2025年7月 8日 (火)

祈りから解放される S WorkPシート

28年前に朝食をやめた僕でもスクランブルエッグやソーセージが並ぶホテルの朝食には惹かれたが、猛暑の葬儀となる旅先で堅調に過ごすことを優先。
朝食会場で「コーヒーだけ飲めますか?」と尋ねると「テイクアウトもできますよ」と親切なスタッフさん。荷物で両手がふさがっているのをみて代わりに注いでくれた。

僕が「朝昼を食べていない」と誰かにいうと、十人中十人が「お腹空かないの?」と言い「慣れると空かない」と応酬トークも固定している。
ただ実際には「お腹が空くことは苦にならない」が正直なところ。
「働いていない(=勤めに出ていない)」というと「食っていけるのか」も言われる。これは(想うところあって)正社員で勤めていない人も同じだろう。

「食べられるか否か」を相手に問うていい社会は、80年前の記憶をひきずっているのだと想う。


チェックアウトを終え、親戚が出てくるのを待っているうちに珈琲を飲み終えてしまった。
「何処かすてられる所ありますか」とコンシェルジュ・デスクの方に尋ねると「ゴミ箱がないんですよ。お預かりします」と言って、捨てに行ってくれた。
さすが外資系一流ホテルに集う広島の皆さん「親切」な人ばかりだ。
できれば、フロント・レディにはエレベーターの使い方を教えてほしかった。


僕にとって導師様の読経は脳が活性化するのか、妄想が押し寄せて困る
(つまり集中していない)
告別式は身内だけでこぢんまりと営まれている
最近よくチラシが入っている「家族葬」まではないが、斎場は小規模な造り
サラリーマン当時、多くの会葬者を見慣れていたのは、亡くなるのが"現役"の方だったからか
自分の時は、こんなに来てくれる人いるかなと想っていた
「会社」という組織を離れると、これがふつう
たくさん集客しないと恥ずかしいということもない


15:00
全日程を終え、従兄弟に送ってもらい広島駅着
のぞみ40号まで1時間。お土産を買ってお茶を飲むにはぴったりの間合い
奇しくも下りに乗る親戚の乗車ダイヤも同時刻
冷たいものを飲みながら、近況から世界情勢まで会話が弾む
なかなかこういう会話ができる相手はいない

うどん屋で初対面のキノコモルグ(2010年記す)

急遽決まった広島行き。
広島のお土産といえば「もみじ饅頭」以外が浮かぶ人は居ないと思う(考えには個人差があります)
そんな僕は「Google先生」に提案された「はっさく大福」に惹かれていた。
恐らくコンコース内「おみやげ街道」にあるだろうと想っていたが、カズ兄ちゃんに「ここも見ていけばええやないか」と言われてミナモアをのぞく。
そばにいたスタッフさんに尋ねると「それはアバンセさんですね」と教えてくれた。

それは、アバンセの冷蔵庫にあった。
保冷剤をつけてもらって東京まで持ち帰り
半信半疑だったが、本当にはっさくが入っていて、その酸味と甘い餡がいい塩梅
ただ消費期限が購入日翌日までだったので慌てて食べた。
外箱には消費期限が書かれておらず、翌日気付いて慌てた^^)


16:03
のぞみ40号 N700S車両 広島発
7号車 S Work車両
「なんか、キャンペーンかな」
最近、沿線から見える新幹線に何かのステッカーが貼られていることに気付いていた。それが「S Work」車両

JR東日本では「TRAIN DESK」
パソコン、読書、WEB会議、通話が前提で、休息、食事は要配慮という主客転倒の趣向だ。

「S Work」は東海道山陽新幹線の16両編成車両の7号車に設定。
パソコンの打鍵音、携帯電話、Webミーティングの通話音をお互い様"と許容する前提。JR東日本のような「休息・食事」についての文言はない。

「S WorkPシート」はその6~10番A席/C席に設定
B席の中央についたてがあり、1人あたり1.5席のスペースを使える
ついたての手前にはドリンクホルダーがあり、カバンなどが置ける
コンセントは各席肘についている

初めてネットで見た時は「なんじゃこりゃ」と想ったが、実際に使って言えることは「人に教えたくない」
一人で新幹線に乗ると、駅に着く度に「どうか隣りに乗ってきませんように」と祈らなければならない。
S WorkPシートは、その祈りから解放される。
これは、グリーン車でも実現できないことだ。

このアオアシスが「+2000円」で手に入る。
ひと駅乗っても、何処まで乗っても定額

S WorkPシートでは特別なWi-Fi「S Wi-Fi for Biz」が利用できるが、こちらは一定ユーザーを超えたらしく、全くつながらなかった。

今ここにいる(権利保有者)10人が使っているというよりは、この仕組みを知っているユーザーが使っているものと推察する。
パスワード運用は(日次で変更して予約通知に記載するなど)変更した方がよいと想う。

N700S車両のトイレはとても快適で驚いた。これは外資系ホテル並み。
いつもならば、早くこの場を立ち去りたいと急ぐところだが、自宅にいるか、それ以上にゆったりと過ごすことができた^^;)

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