白内障の診断を受ける
「右眼は白内障ですね」
久しぶりに再会した先生は開口一番そう言った。
あ、そうなんですか・・目が点になる僕を尻目に先生はつづける
手術をお勧めします
motoさんの年齢ならば、決して早くはないと想います
左眼は大丈夫なんですけど
左右のバランスがとれなくなるので、右眼だけ(手術)っていうわけにもいかないんですね
やるときは、左右ともに手術されることをお勧めします
「じゃあ、それお願いします」
僕は秒で即答してしまった
とても簡単に考えていたからだ。
かつて同僚に白内障の手術をしたという方が 1人いた。
僕の生涯では、その人 1人だけで、それ以外で白内障と言う言葉を聞いたことはなかった。
歳をとるに連れて、知人の訃報がちらほらと出てくるように、これから徐々に聞く機会が増えるのかもしれないし、そういうことはわざわざ人に言わないものなのかも知れない。
以前「緑内障の疑いあり」と言われた時、文献をしらべると「白内障」という言葉も出てきて両者の違いは、その時に把握した。
端的にいうと緑内障は視野が欠ける症状で、最大限できることは「いまの視野の維持」であって「治る」「完治」ということはない。
白内障は眼のレンズが濁る症状。手術により「完治」とまでは言い切れないが(大幅に)改善することができる。
だから「白内障ですね」と言われても、さほど衝撃はなかったし、実際に手術した人が身近に 1人いたから、じゃあ僕もそれを! という軽い気持ちだった。
もしそれでドライアイも連動して治るようなことがあれば、それはいいなと空想した。
「じゃあ話を進めてください」
ということになると、先生は意外なことを言った。
「ただ、ここはご自宅から遠いから。近くで診てもらったほうがいいと思います」
白内障手術というのは、それなりの利益が出るはずなんだけれども、その手術を「ウチではなく他で(近くで)受けた方が良い」と言ってくれる先生は相変わらず僕の信頼できる先生だった。
玉川先生(仮名)は、以前「緑内障の疑いがある」と言われた総合病院でお世話になった。
先生は医者というよりは優しいカウンセラーのよう。
とてもよく僕の話を聞いてくれた。
半年に1度の定期的な視野検査をおよそ3年。
結果的に視野欠損はなく、無事検査終了となった。
その数年後、左眼がとても疲れる症状が始まった。
パソコンをしていると、目を開けていられないほど辛い。
「目を開けていられない」というのは、生活の全てを奪ってしまう。
自由な暮らしを送るには「眼の健康」が、どれだけ大切か。
痛感する日々が3年ほど続いた。
僕はこれは「ドライアイ」だと想い、いろいろと対策を打ち(別の記事で記載)近所の眼科を2軒まわったが、改善は観られない。
そこで、僕にとっては「最後の切り札」
藁にもすがる想いで、ウチからはちょっと遠い玉川先生の病院まで遠征してきたのだった。
ウチの近所に、どんな眼科があるかを聞いたうえで、じゃあここに紹介状を書きましょうと言って紹介状を出してくれた。
入院施設もある総合病院だ。
以前、その眼科にかかったことがあり信頼感があったし、何より家から近かった。
「motoの白内障手術日記」 多焦点レンズ体験談
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