手術後初の視力検査 意外にも裸眼ではなく矯正視力
眼にあたる「ふっ」という風の音を聞いた後、看護師さんは次に「角膜内皮細胞を測る」と言った。
あぁこれはとてもうれしいな。
40歳を前にした頃、眼科で「角膜内皮細胞が減ってきている」と言われて、僕はコンタクトレンズを止めた。
■角膜の内皮細胞
角膜のもっとも内側にある正六角形の細胞
コンタクトレンズを長期間使用していると、この細胞の配列が崩れたり、極端に数が減ることがある。
一度減った細胞は復元しない。増えることはない。
生後直後 5,000/平方mm
成人の標準は 2,500/平方mm
500を切ると角膜が濁る。
*コンタクトレンズなど目に悪いことをしていなければ、500まで減るには200年かかる
※参考文献「老眼をあきらめるな!」坪田一男
40歳を前にした僕は、内皮細胞が減り過ぎると、老年になって白内障の手術ができなくなることがあると知り、コンタクトレンズをやめた。
正直なところ、この時の僕は「白内障」と「緑内障」の違いがわかっておらず、とにかく「見えなくなるのは困る」と想っていた。
およそ20年間つづいたコンタクトレンズ生活は、いろいろと面倒が多かったけれど、営業の仕事で顧客を説得する時には目力が眼鏡よりも二割増しくらいで出る気がして、僕は好きだった。
「眼鏡をかけずに人前に出る時代はこれで終わったんだな」と、その時に想ったのだった。
内皮細胞の数値は、特に教えてもらわなかったが、その検査をここでしてもらえたことは嬉しかった。
つづいて、おなじみ「ランドルト環」の視力検査
これから、診察の度にこれがつづくのだろう(とこの時は漠然と想っていた)
検査は手術を終えた右眼だけ
「これはどうですか」
まず初めに「1.0」と想われる大きなランドルト環
「右」余裕で見えて、きっぱり言い切る
これまでは、眼鏡をかけないと、とても見えなかった
看護師さんは同じ列を真下に向けて一直線に下げていく
三つ目か四つ目あたりから、徐々に怪しくなってきた
ここで、おなじみの矯正用フレームが登場
レンズを入れ替えては「これで見えますか?」という聞き慣れた質問となり"いつもの視力検査"に入っていく。
1番下まで行ったところで看護師さんが言った。
「矯正で1.2位見えてますね」
その言葉はちょっと微妙だった。裸眼ではなくて矯正なのかと
でも、次第に状況が変わっていくのだろうから、ここはとりあえずそれ以上は何も考えなかった。
藤岡眼科の診察
眼に光を当てていつものような診察が始まる。
先生は割と詳しく話してくれた。
「今現在、右目は裸眼で0.6位見えてますね。これからまた状況は変わります。1ヵ月ぐらいは目の中でレンズが動いたりするので安定するまでには1ヵ月から3ヶ月くらいかかることがあります」
「裸眼で0.6」と言われても、あぁそんなものかと想ったし、それよりも「レンズが動いたりする」の方に身構えた。この言葉は耳に残りそうだなと
左眼の手術までの眼鏡について質問した。
「左目も手術の予定ですよね。メガネがかけられないから、しばらくは左右がガチャ目になってバランスとか取りづらいと思いますから気をつけてください」
眼鏡は掛けられないこと(当たり前だが)
それに対する対応策は「気をつける」ことだけであることが確定した。
僕が想像していた「右眼だけレンズを抜いた眼鏡案」については、黙っておいた。
「motoの白内障手術日記」 多焦点レンズ体験談
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