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2025年10月17日 (金)

「それぐらい自分で考えなさい」と言うくらいの医師がちょうどいい

【右眼手術20日後 左眼手術4日後】

手術を受ける3ヶ月ほど前、僕はこんなことを考えていた。
「ずっと強度近視だったので老眼の感覚がよくわからない。僕は(多焦点眼内レンズ選びは)近方重視だけど、35cmがよくて40cmはダメなのか」

両眼の手術は終えたものの、今はまだ日常をフル稼働してないので、答えはわからない。
いずれパソコンを通常使用し始めてから、その時に立ち止まって総括してみよう。

手術前は「ちょっと見えづらいな」と思ったら「右眼かな。左耳かな」と片目ずつつぶって確認していたが、もうそれはしないことにした。
そんなことして特定したってしょうがない。今あるこの眼で脳が慣れていくしかないんだ。


左眼に時々違和感を感じるのは考えてみれば仕方がない。
右眼は手術から18日が過ぎたが、左眼はまだ4日。
ということは 18 ÷ 4で 「4.5倍」右眼の方がベテランなんだ。
これが300日、500日と経っていけば、この倍率は限りなく「1.00倍」に近づいていく。そうなれば、これは気にならなくなる。


16:00
Geminiに相談する。
「白内障手術を受けました。活動が制限されるなかで、すればいいことを薦めて」

誰にでも均一に答えるのが「Google先生」
前提を与えると、ユーザーに寄り添ったアドバイスをしてくれる「Gemini」
今回の白内障手術を境に何かをしらべる時の1st Choice は「Google先生」からGeminiに移行している。


Geminiの提案は以下の3本柱(要約)

■白内障手術後の活動制限中にすべきこと
①目の安静と保護を最優先に
・医師の指示を厳守する
・目を休ませる

②体力回復とリフレッシュ
・十分かつ質のよい睡眠
・静かに過ごす
・軽い散歩

③回復後の生活を見据えた準備
・白内障手術後の生活について情報収集。ただし信頼できる情報源を選ぶ
・モチベーションが上がる計画を立てる
・電話やメッセージで友人や家族と交流
孤独を感じやすい時期なので、話すことで気分転換


③はとてもよいと思う。だが、白内障手術に関する情報の大半は眼科医が出していて、その情報はポジショントークが多い。患者の立場に寄り添う信頼できる情報を見つけるのは難しい。
こうして僕が率直に書くことが、後進の皆さんの一助になればと想う。
家で安静にする時間が多いと確かに孤独だ。さすがGemini、いいとこ突いてくる。
誰かと話すことはとても大切だが、あまり相手がいないのが玉に瑕^^;)


16:00
そういえば、藤岡眼科でもらった「生活表」の中にはスマホについての言及がない。
「スマホはダメ」って言ったってどうせやるだろうし「それぐらい自分で考えなさい」ってことか。

藤岡先生は割とそういうところがあって、僕はそれがとてもいいと思う。先生にしてみれば何から何までお伺いを立てられても面倒だろうし、何から何まで聞くほうもどうかしてる。
「転ばぬ先の杖」とばかりにリスク、懸念をたくさん言う医師もいるのだろうが、楽天家を絵に描いたような患者以外は、心配が募って「たまるか~」となるだろう。

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