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2025年11月 2日 (日)

5分でわかるマイナンバーカードの歴史

免許証が取り上げられた(返納)ことは想定外だったものの、マイナンバーカードに保険証にくわえて免許証も入ったことは、その後のお出かけでメリットがあった。

マイナンバーカードはヤバイものという誤解があって、日頃は持ち歩かない人が多い。
それは過去の経緯に原因がある。


■マイナンバーの歴史

2002年8月5日
住民基本台帳がネットワーク管理に移行
住民基本台帳番号の管理が始まる

○住民基本台帳番号
日本国民全員に振られている識別番号
住民基本台帳(住基台帳)のキー項目
ユニーク(唯一無二)な11桁の数字
住民票コードと同意


2013年5月24日
マイナンバー法案成立

2015年10月
国民にマイナンバーを通知

2015年12月
住民基本台帳番号 運用終了

2016年1月
マイナンバーに引き継ぎ
行政手続きでマイナンバーの使用が始まる

○マイナンバー
社会保障・税番号制度で使用する個人識別番号
・マイナンバーは「個人番号」の通称
・企業も社員の社会保障や税の手続きではマイナンバーを使う
・マイナンバーで個人を特定できるため、マイナンバーを含む個人情報は特定個人情報となる(安全管理措置が必要)
・法人には「法人番号」が付く


マイナンバーという仕組みは"ヤバイもの"という印象はメディアが作り上げた。

それは当初、行政によるミスが起きたことに因る
・別人の情報との紐付け(入力ミス)
・本人確認の不足

これらは人為的ミス
人を管理するコンピューターシステムにおいて、データベースへの初期登録は人が行う。

登録される人がスキャナーの前に立って読み取られるということはない。
だって、人にはタグが入っていないから。

人がやることにミスは付きもの。特に初期に多い。
それらを過剰に論うなかで「個人情報漏洩」「セキュリティが脆弱」という印象に結びつけたのがメディアであり、それをみた人々が拡散した。

人々に資するどんな新たな取り組みも悪くいう(懸念を強調する)のがメディアの仕事だと思い込んでいる人が多い。一般人はその流れにのれば、アクセス数や「イイね」を稼ぐことができる。

2000年代後半に「セキュリティ」という言葉が流行り始めて以来、なんでも「セキュリティが気になる」と言っておけば思慮深い人という風潮が始まった。
(考えには個人差があります)

昨今、メディア露出が増えた「ランサムウエア」にしても、それを自社のシステム内にお招きしたのは人(社員)であり、情報システム部ではない。

セキュリティを守るのはセキュリティ・システムだけではない
セキュリティを守るのは人の振る舞い
システムでは守れない攻撃がある

メディアの書き手とそれを真に受ける人々は、大半がセキュリティの素人。
原因は人であることは挙げず「システムの脆弱性」「犯罪者集団」のせいにして語る。
人を守りたいという気持ちもわかるが、システム担当者が堅牢に作り上げたシステムを貶めるのは不審・不安を煽るだけだ。

マイナンバーカードについて言えば、人為的ミスを減らすことが肝要であり、マイナンバー(データ)をカードに入れて持ち歩くことがヤバイのではない。

つづく

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