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2026年2月11日 (水)

選ばれし者のふるまい オールドメディア対ネット

2月9日
0:20
日付が変わった頃、三重3区で議席を守ってきた岡田克也(中道)候補の落選が伝わった。
本人は落選理由の中でこう述べた。
「ネットを見ている人の支持が非常に低かったという報道もありましたけど、やっぱり相当いろんなデマや批判が渦巻いておりました」


印象的だったのは、選挙特番を担ったNHK糸井アナ
落選した岡田候補に対して
「個人的な話で恐縮なんですけど、私、出身が岡田さんの地元と同じ四日市なんです。岡田さんの初当選が36年前。たしかポスターのキャッチコピーが"フレッシュ36歳"だったなと、当時小学生でしたが記憶しているんですけれども」
共感を覚える相手に暖かい言葉をかけたい。僕にはそう映った。

NHK糸井羊司アナに対して、僕が違和感を覚えるのはこれが2度目。
1度めは凶弾に倒れた安倍晋三元総理の国葬儀生中継。
スタジオ実況を担った糸井アナはこう言った。

「森友・加計学園問題や桜を見る会といった問題について、十分な説明がなされないまま、解決に至っていない、有耶無耶になっているといった批判の声があります」

真否はともかく「批判の声」は民主主義の寛容さと譲っても「葬儀の場」で故人を貶める言葉に驚いた。
「有耶無耶」という強い表現に「死人にむち打つ」という言葉が浮かんだ。
もしも自身の家族・友人の葬儀で同様に故人を批判する会葬者がいたら、どう想うだろう。


一方その頃、SNSはTBSの選挙報道で起きた2つの事案で紛糾していた。
1つめは小泉進次郎防衛相が話している最中、音声が途切れた。
(詳しくはSNSを検索して動画でご確認を)

もう1つは同番組の太田光キャスターの言動
中継をつないだ高市早苗総理に向かって「公約が実現できなかったら、どう責任をとるのか」と執拗に詰め寄り、高市総理は「これからやろうとしている時にいじわるやな」と応じた。
(詳しくはSNSを検索して動画でご確認を)


■選ばれし者の振る舞い
オールドメディアと呼ばれる地上波各局は放送免許という既得権益をもち、憲法に規定された「表現の自由」それを背景とする「知る権利」を盾に、かなり攻め込んだ表現を用いる。

これに対して、選ばれていない者にはネット(You Tube・SNSなど)という発信ツールがある。

「家にテレビがない」
「テレビはあるけど(スマートTVとして)ディスプレイに使っているだけ」
数年前、30代の方からそう聞いて驚いた。
彼らはオールドメディアを見ておらず、ネットで情報収集する。

テレビを見ている人は「テレビが言ってるから本当」
だってテレビ局は組織的に裏を取っているからと言う

ネットを見ている人は「オールドメディアは事実を伝えない」
だってオールドメディアは既得権益や属性に支配されているからと言う

「ネットだからデマ」
「テレビは事実を伝えない」
この分断を収束につなげそうな方法論・メディアを探しているが、まだ見つかっていない。

つづく

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