第1回から追いかけてきた東京マラソンの歴史
2006年にマラソン界にデビューした僕は「2007年に東京マラソンが始まる」ことを月刊ランナーズで読んで知って以来、全大会を追いかけてきた。
ランナーとしては応募4回>出場2回
ボランティアとしては応募4回>活動4回(2026年大会で5回め)
ここでは、東京マラソンについては知っているけれど、記憶が混濁している。
東京マラソンはほとんど知らないけれど、今度仲間が出るので知っておきたい。
そういう方のために簡単に「東京マラソンの歴史」を振り返る。
■東京マラソンの歴史
【創生期】
2003年11月14日
*第1回大会の3年3ヶ月前
石原慎太郎都知事が東京マラソン構想を記者会見で発表
当時、自分がマラソンを走るとは想っても居なかった、すなわち「市民マラソン」に情報収集アンテナが立っていなかった僕は、このニュースを知らなかった。
恐らく、マラソン界隈の人以外では"新聞の都民版をよく読んでいる人"くらいしか知らなかっただろう。
2004年4月
東京都と日本陸連が協議を始めた
東京マラソン事務局事業部長の早崎道晴氏が自転車で都内の道路を走り、コースを煮詰めていった。
当時 レインボウブリッジもコースに入れることが検討されたが、高低差が大きくなる(タイムが悪くなる)こと、横風が強い(気象条件によって中止リスクが出る)ことにより外された。
この情報は第2回大会の直前、2008年2月に出版された「東京マラソンの舞台裏」川端康生 枻出版社 で知った。
第1回大会が大成功を収め、オールドメディアで大きく取り上げられたので、このような出版企画が実現したのだろう。
2005年12月12日
第一回開催日を正式決定「制限時間7時間」「定員3万人」「コース」を公表
当時、河川敷の大会「荒川市民マラソン(現 板橋Cityマラソン)」が7時間制限だったが、公道で7時間制限は日本初
僕は当時「生涯に一度42.195kmを走ってみたい」と思い立ち、荒川市民マラソンにエントリーしたばかりだった。
この情報を「月刊ランナーズ」で知った僕は「マラソンは1度で十分」から「いや、2回にしよう」と決意を改めた。
2006年4月10日
開催要項発表
開催日程は2月中旬開催の人気大会「青梅マラソン(42.195kmではない30kmのレース)」に重ならぬよう配慮された。
制限時間:7時間
日本の市民マラソンでは初めての「参加費 1万円」に、マラソン界隈はどよめいた。
僕はこのひと月前に「荒川市民マラソン」で初マラソンに出場し、制限時間(7時間)の10分前にFinishして初完走を手に入れた。
制限時間7時間ならば、なんとかなる。
荒川は河川敷だったので、都心の公道を封鎖して走るコースの魅力に惹かれた。
ちなみにマラソンは「公道を42.195km(26.224マイル)走る陸上競技」
コースは「公道」と定義されている。
従って公園を周回したり、河川敷を42.195km走る競技は定義から外れる。
東京マラソンは「東京国際マラソン」と「東京シティロードレース」を収斂した大会であり、それぞれの放映権を持っていたニッテレとフジテレビが交互に放映権を持つことになり、初回はフジテレビが生中継した。
■2007年2月18日(2月第3日曜)
第一回開催 日本のマラソンブームはここから始まった
ランナーの事前受付会場は東京ドーム(この1度きり)
第1回から25,000人が走った大会は世界初
定員の3倍を超える77,000人が応募。この規模で抽選となった大会は日本初
*世界ではNYC、ロンドンなどが既に抽選を導入していた。
スタート前に強い雨が降り、ランナーとボランティアはびしょ濡れ
ランナーは急遽配布されたポンチョ(東京メトロ提供)を付けてスタートした。
このポンチョは透過性がなくゼッケンを隠してしまったため、ゼッケンを頼りに写真を探す「all sports」では自分が映った写真を探すことが難しくなった。
スターターは石原慎太郎都知事が努め、以降の大会も時の都知事がスターターを務めている。

この大会には1万人を超えるスポーツボランティアが参加したことから、2007年は「スポーツボランティア元年」と呼ばれている。
つづく
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