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2026年3月26日 (木)

佐野元春 アンジェリーナから46周年の日 早くから東京ガーデンシアターに集った人々

3月12日午前
元春ライブまであと9日となった日、午前10時過ぎにピンポンが鳴った。前日のうちにmofaからは「1日遅れます」と丁寧なメールが届いていた。目安は公演10日前到着なのである。
僕の想像では、mofaのスタッフはとても親切な人が多いと想う。
きっと、スーパーで2割引の寿司ラスト1に同時に手を伸ばしたら「どうぞ」と譲ってくれるだろう。

扉を開くといつもの郵便屋さん。彼はとても礼儀正しい。書留を受け取り僕がお礼をいうと「はっ」としたように一瞬静止する。
いつも彼に幸運が訪れますようにと祈っているが、そろそろ何かいいことあっただろうか。

パンダ観覧の抽選結果メールを開くくらい緊張して封筒を開ける。
そこにはシンプルにチケットだけが入っている。チケット入れの封筒もない。
券面に「10」という数字が見えた。

まずまずの席だ。
アルカスSASEBOの時は「5列」だったが、佐世保と東京ではファンクラブ内での競争率が違う。
東京で10番ならば、なかなかいい席だ。少なくとも過去にM's Factory、mofaから東京公演でもらった席では一番よい。

あとは当日まで感染症とかに罹患しないよう、無事会場入りすることを心がけて過ごすだけ。


2026年3月21日
武田真一さんによると、この日は元春のデビューシングル「アンジェリーナ」発売から46周年の記念日らしい。
「21」という数字は僕はとても好きな数字で、毎月21日を迎えるとなにかいいことありそうな気がする。
今考えてみたら、恐らくそれが父(公務員)の給料日だから。
地方公務員の給料日は21日に設定している自治体が多い。

子どもの頃、高校で教諭を務める父の給料日が「毎月21日」で、その日は母からおこずかいがもらえる日。その記憶がすり込まれているのかも知れないし、なにかの記念日だったかも知れない。
大人になって自分が民間企業に就職した時は、なぜ給料日が4日遅いんだろうと考えていた。


当日の占いによると「電車が遅れたり、散々な目に遭う日」とあったので、予定よりも早く家を出たところ、特になにごとも起こらず、開場の120分前に東京ガーデンシアター(以下、TGT)に着いた。

TGT周辺では僕と同じように「電車が停まらないか心配だった」人たちが、三々五々に過ごしている。ビル風が吹き抜けるせいで日陰は肌寒い。
規制線バリケードに貼られたホームベース(五角形)のカタチをしたツアーロゴの写真を撮ると、すぐ近くに2人連れの女性がいた。
スズキさんがロゴのヨコでイェ~と言って、サトウさんがカメラを構える
(イェ~は映らないだろと想っていたら)
サトウさん「誰かが撮ってくれたらいいんだけど」と言いながら構図を決めかねている
きっとそれ僕に言ってるんだよな・・と想い「撮りましょうか」と申し出る
えぇ、いいんですか?とサトウさん
「では、これを」と言って渡された小型一眼レフのようなカメラは銀塩フィルム式だった。
ピントはオートになっているが、枠取りには気を遣う。
「念のため、何枚か撮りますね」という訳にいかない
いつもならば、ヨコ2枚、寄って1枚、タテ1枚くらいは撮って「確認してくださいね」だが、ここは一発撮り
「たぶん、大丈夫です」と言ってサトウさんにカメラを返すと「あと、これでも1枚」と言ってサトウさんが取り出したのは「写ルンです」
まだ、あったのかこれ

数日後、サトウさんは「写真できたよ~」と言って、スズキさんと喫茶店で落ち合い「こっちは、写ルンですね」「風合いが違うねぇ」なんて言って振り返りを楽しむのだろう。
昔は、そういう手があったのだ。


開場前に早くから並ぶ人たちをみて「席が決まってるのに、なんで並ぶんだろう」と遠巻きにしていたが、開場後もその列がどんどん伸びていくのをみて「これは並ばないと、いつまでも入れない」とわかり、最後尾を探して列についた。
ここから、折り返し、折り返しでけっこうかかるな・・と想ったら、いきなりすぐそこの入口から入れた。
「徳島駅の空港行きバスのりば」を想い出した。オーダーもルールもそこにはなかったのだ。

僕の席はBブロック(ABCがあり中央)の10番め
ところがアリーナに入ってみると、その前にXBブロックがあった。
僕がみた座席表にはなかったオケピット席である。結局のところ僕は前から15番めあたり。

音楽ホールの1階ならば、椅子は固定式で傾斜がついているが、ここはアリーナで椅子は仮設、傾斜なし。
従ってステージを見上げる目線になり、けっこう肩が凝った

つづく

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