「いくらまでお値下げ可能ですか男」は、なぜ沸いてくるのか
「いくらまでお値下げ可能ですか」
あなたは言われたことがあるだろうか?
メルカリにコレクターグッズを出品した。
できれば、すぐにでも置き場所を空けたかったので、いきなり「お値段」をだした。
価格は 12,000円
買った時の値段の3分の1
過去出品の落札価格をみて、それより低い水準だ。
さっそく、いくつかのイイネがついた
だが、それだけでは油断ならない
同じ品を所有している人が「いくらで売れるのだろう」と"リサーチイイネ(=ブックマーク)"することもある。
売れる時は、あまり時間をかけずに買い手がつく。
イイネだけが増えていくのは、時にして悪い予兆でもある。
出品から1日が過ぎた頃、コメントがついた
「8,000円でどうですか」
もうちょっと丁寧な言い方ってものがあるし、いきなり3分の2に根切るなんて・・
こういう人は冷やかしだけで、価格変更した後に放置することがある。
こちらは、いきなり手の内を見られるだけになる。
どう対処しようか
気を取り直して丁寧な言い回しでお断りをコメントした。
すると1時間後、サイアクのコメントがついた
「コメント失礼します。購入を考えています。お値下げ可能な場合、いくらまでお値下げ可能でしょう?」
もしも正直に限界の金額を提示してしまうと、そこからさらに値切られるかも知れない。
そこにつきあったばかりに、もっと高く売れたはずの機会を逃したりするリスクがある。
なんと、コメントを返そうか・・
「よくこういうコメントをつける方がいますが、値段交渉の場で売り手に先に値段を言わせるのではなく、まずは買い手が希望を出すものではないですか?」
というのが、正直なところだ。
ココロの声は「あなた、どういう躾け受けてきたの?」だけれど。
それでも相手は「そんなこと言われても。自分は純粋にいくらまで下げてもらえるか聞いただけです」と"純粋攻撃"を繰り出してくるかもしれない。
自分はイノセントですという返しのことを"純粋攻撃"と呼ぶ(しらべるの造語)
これが出たら、もう手に負えない。
見ず知らず、どこの誰ともわからない人と、禅問答に入り込むのはゴメンだ。
なぜ「いくらまでお値下げ可能ですか」と言えるのだろう。
僕にはさっぱりわからない。
「いくらまでお値下げ可能ですか」を言われるのは、これが初めてではないし、他の方の出品で見かけることも少なくない。
1度「いくらまでお値下げ可能ですか男」を一堂に会しインタビューしてみたいくらいだ。
「いくらまでお値下げ可能ですか男」が後から後から沸いてくる理由は、
出品者が毅然とした態度をとりづらいからだろう。
非常識な人に絡まれるのは時間が惜しい。だから、波風を立てずにやんわりとお断りする。
「いくらまでお値下げ可能ですか男」は「あぁ、そうなのか」と想うだけで、自分が非常識だと気付かない。
値引き交渉というものは、買い手が売り手の値付けにたいして「まけてよ」「いやいや」「**円」「勘弁してよ」というやりとりに愉しみがある。
それをいきなり「ぶっちゃけ、いくらまで引ける?」「仕入れ値はいくら?」とやったらカスハラである。
「いくらまでお値下げ可能ですか男」が出現したら
「会員規約第**条に則り、コメントは削除しました」と一筆入れて削除できると助かる。
メルカリ側にそういう規約を作ってもらう必要がある。
商売の基本は学校では習わない
モノには仕切り値があり、それは売り手のヒミツ
取引の駆け引き、説得のしかた・・
といったことは、実体験からしか学べない。
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