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2026年7月 7日 (火)

ジャンプを買ってみて想ったこと

ジャンプを買った

HUNTER×HUNTERというマンガが載るから、早起きしてコンビニに行く
ということがSNSで話題になっていたから

自分が日頃意識していない、つまり死角にある話題にのってみて、そこに何があるのかをみてみたくなった

月曜日の夕方、セブンイレブンに往くとジャンプがきれいに積んである。
なんか貼ってあるなと思ったら「はがせるテープ」
今はこうして立ち読みできないようになっているんだな

小学校の帰り路、そういえば立ち読みしていたような・していなかったような
そういえば最近、コンビニで雑誌を立ち読みしている人を見なくなった


8年前、久しぶりに訪れた上五島の国丸書店で「なにか買いたい」と思って買った週刊文春が450円で驚いたので、ジャンプは今頃もう500円を超えていると思ったら320円だった。やはり、よく売れているからこの値段で出せるんだな。
「出版不況」と言われ始めた1980年代に社会に出たので、出版界はずっと不況。その中でジャンプは希有な存在。嫌いなことばでいえば数少ない「勝ち組」

初めの数日間、まだ読んでいない本が並んでいる本棚に飾った
すぐに読みたいストーリーはないし、きれいに裁断された平綴じの塊を崩したくない
しばらくそのカタチのままで眺めていたかった

なにもすることがなくなったある日
することに困って「はがせるテープ」を剥がすことにした

まず驚いたのは、左手でパラパラめくる僕の「左手速読」スタイルが使えないことだ
こんなに厚い本はそういえば、ここ数年、いや数十年持ったことがない
電話帳はなくなったし、平綴じの漫画本を最後に読んだのは20台前半だった
ということは40年前

最後に買った漫画は、僕の記憶が確かならば・・ビッグコミックスピリッツ
それも40年以上前
その頃、ジャンプは読んでいなかったから、ジャンプを最後に買ったのは50年前?
いや、買ったことあったかな
ジャンプで最初に読んでいた漫画は「トイレット博士」最後の記憶は「こち亀」
コミックスは全部持っていたが、分厚いジャンプの状態で買った記憶がない
ということは、生涯初ジャンプ

読み進める、いやめくり進めるうちに残りページが少なくなり「左手速読」が使えるようになった
思いのほか、いい紙は使っていないな。愛読家はコミックスを買うから、これで十分なのだろう
ワンピースが載っていることは知っていたが「1186話」には驚いた。
それだけ長い年月、書き続ける体力がスゴイ。そして読者を魅了し続けるその創造力がスゴイ

速読を進める
「戦う」マンガが多い
ジャンプはずっとそうだった気がする
「戦う」がテーマのエンタテインメントは好きではないから、速読を進める


ふと想った

どこで、マンガ(タイトル)が替わったのかわからないな
有名作家の短編集をそうとは知らずに「脈略のない小説だな」と読んでいる時のよう
これはマンガが似通っているのではなく「よく知らないことは似て見える・聞こえる」ためだろう
違いを見極めるにはある程度深い知識が必要なのだ。

そこに圧倒的な力を感じる
これが売れている、支持されているコンテンツだから
自分にはない創造性、それを受け取れない感受性
なにか自分に欠如しているのだろうか
そんなふうに考えると、少し辛い気がした

その昔、ジャンプに「こち亀」があったように、そこだけくすっと笑っていられる場所があるかと想ったけど、見つからなかった

雑誌という商品に多くの人が関わり、睡眠時間を削って取り組んでいることを知っているから、その塊を楽しめないことは残念だった。
ふとした拍子で手に取ったジャンプに、自分が没入するようなコンテンツがあれば
そんなふうに少し想っていたから

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