« スペイン、モロッコ、ポルトガル共催+α W杯2030まで、あと4年 史上初「6チーム」が予選免除 | トップページ | Amazon Echo Dot とお別れの日がきた »

2026年7月21日 (火)

「境界線潔癖症」越境してくる大股男、無法男たちから僕の領土を守りたい

僕は境界線をとても大切にしている
だから越境が許せない

飛行機に乗る
エコノミー席はとても狭い
となりの人が男だと大抵の場合、股を開いてくる
その膝が僕の領土に侵入してくる
侵入されないように、先に境界線あたりに膝を置いて防衛する
だが、防衛はとても疲れる
ふと気を抜いた隙に大股男の膝が僕の領土を侵犯するかも知れない
カラダに無駄な力が入る

肘掛けも同様だ
3人掛けの場合、中央の人に肘掛け利用優先権がある
(2人がけの場合、通路側)

だから僕は両端に座った時、そちら側の肘掛けには近寄らない
だが、肘張り男は僕が遠慮した肘掛けを超えてくる
僕はそうならぬように、国境線あたりを防衛する
やはり、これもとても疲れる


コンサート会場でもそれは起こる
誰もが立ち上がり、手拍子を合わせ、叫ぶ
なかにはジャンプしたり踊ったりする人もいる。
右側に立ったダンス男はそのうちに僕との境界線を超えて陣地を拡大してくる
だからと言って僕は左側に侵入したりしない
どんどん陣地が狭くなる
だから、手拍子の肘を時々当てて、ダンス男に空間を認知させる

これはサッカー会場でも同様
ゴール裏では誰もが立ち上がり、拳を突き上げ、チャントをちゃんと唄う
なかには90分間、ジャンプしている人もいる。
右側の席の無法男が、地べたに置いたリュックは境界線を越えている
リュックに境界線を超えさせて、自陣を広くしようという荷物戦術だ


僕は腰ベルトのホルダーに手を回し、バニシングスプレーを取り出すと
しゅーっ
と境界線に一吹きする
無法男が「なんばすっと」と驚く
僕は何事もなかったかのように、スプレーをホルダーに仕舞う


領土が侵された時、僕はいつもそんな妄想をする
実際にできたら、どれだけすっきりするだろう
時間が経つと消えてなくなるので、器物損壊にも問われないはずだ


こんなふうに境界線潔癖症に罹ったのはいつからだろう
学生の頃、こんなことで悩んだ記憶がない
佐世保の人は市営バスに乗っても窓際に人が座っていると、隣には座らないという特徴がある
(考えには個人差があります)
だが、それだけではないと想う

社会に出て、見知らぬ人との関わりが始まった
飛行機に乗り、コンサート会場に行くようになった
でも20代の頃、こんなことで悩んだ記憶はない
いや、記録がないだけかも知れない
日々の細かい衝動や妄想は、ひとつひとつ覚えては居られない
だから、記録が貴重になる
20代の頃、すでにパソコンやスマホがあり、いつでもココロの動きをさっと書き留められていたら
もしかすると、25歳の時に行ったロックコンサートや、出張で乗った福岡>羽田便で「境界線潔癖症」の記録が出てきたかもしれない。実に惜しい

今、20代をデジタルネイティブで生きる皆さんは、記録しておくとよいと想う。
ただ実際に、そんな拙い感情を書き連ねていられるか?
書いているうちに「ちっちぇ-」となって止めるかもしれない

それでも僕は書くことを勧めたい
感情を押し殺すと意思力を消耗する
書いておけば、ちっちゃい自分を重ねてきた歴史が愛おしくなる日がきっと来る

| |

« スペイン、モロッコ、ポルトガル共催+α W杯2030まで、あと4年 史上初「6チーム」が予選免除 | トップページ | Amazon Echo Dot とお別れの日がきた »

ノート」カテゴリの記事