2024年12月28日 (土)

磨き抜かれた夢の街 長崎スタジアムシティ開業 しらべるが選ぶ2023年の5大ニュース【1】

「長崎に旅行に行きます。オススメを教えてください」
そう言われると、これまで僕はこう答えていた。
 
ぜひ軍艦島上陸ツアーに参加してください。
ただ、海が荒れていると船が欠航します。
晴れていても、島周辺の波が高いと船が接岸できず上陸できません。
その場合、島をぐるりと船が回ってくれるので、写真を撮るだけなら、そちらのほうがいいという話もありますが^^)
僕自身、三度参加して、一度めは島を目の前にして上陸できず、二度めは台風で船が欠航、三度目にようやく上陸が叶いました。
そういうスリルも含めて楽しめます・・・
 
テレビドラマ「海に眠るダイヤモンド」が好評を博した今、2025年は一段と上陸を目指す方が増えるかも知れない。
 
・・・あと、平和祈念像だけはしっかり見てきてくださいね。
ちゃんぽん・皿うどん・炒飯は中華街の江山楼をお勧めします。
夜であれば「日本三大夜景」稲佐山へ。東横INNに泊まると稲佐山のツアーもあります。
それから佐世保ハウステンボス。もしよければ、佐世保市民憩いの街「日本一の直線アーケード」四ケ町を通って玉屋のサンドイッチを食べてください。「佐世保と言えばサンドイッチ」ですから。。
 
 
ついこの間までは、このような独断を述べていたが、10月に「ピース旅」をしてから「ぜひ長崎スタジアムシティに足を運んでください」と言うようになった。
付け加えたというより、これ一択、一推しである。
 
軍艦島に上陸することも、貴重な「コト体験」だが、コト体験でいえば「長崎スタジアムシティ」に勝るものはない。
恐らく、この街で見るものは世界中の誰も経験がないと想う。
旅から帰った時、J.LEAGUE(サッカー)やB.LEAGUE(バスケットボール)愛好家に「スタジアム行ってきた」と話せば、目を輝かせて「どうだった?」と話しを聞いてくれるだろう。
 
 
■長崎スタジアムシティができるまで
 
2017年4月
三菱重工が幸町(長崎駅から970m)工場跡地について「住む」「働く」「楽しむ」をコンセプトに事業計画を公募
 
2018年2月
V・ファーレン長崎 髙田明社長が「スタジアム建設案」で応募したことを公表
 
2018年4月
跡地活用コンペでジャパネットHDが優先交渉権を得た
 
2024年10月
B.LEAGUE 長崎ヴェルカのHAPPINESS ARENA(ハピアリ)開業
J.LEAGUE V・ファーレン長崎のPeace Stadium Connected by SoftBank(ピースタ)開業
長崎スタジアムシティ開業
*「民設民営」×「プロリーグのスタジアム・アリーナの隣接」は世界初で唯一無二
 
 
■ジャパネットHDのクレド
長崎の魅力・価値を地域一体となって磨き上げ、長崎に住む方、長崎を訪れる方に感動と誇り溢れる「今」を届ける
 
 
では、長崎スタジアムシティのお勧めは? というと・・・
サウス棟にある千寿でコーヒーを買って、ビジタースタンドに座ってください。
これだけ^^)

| | | コメント (0)

2024年12月23日 (月)

東町運動公園とアダストリアみとアリーナが頭の中でつながらない

11:45
ひたち11号は品川を定刻発車
水戸に向かう常磐線特急「ひたち」は、お気に入りの電車。
「チケットレス特急券」で運用されており、事前にえきねっと予約しておくと頭上のランプが「緑」 間もなく予約客が来る場合「黄」 予約のない空席は「赤」
 
前回乗車した時謎だった、となりに人が来ないのに「隣り席も緑」問題。
今回も同様にとなりの空席は「緑」
前列の座席は東京では「赤赤」だったが、上野から1人乗ってきて「赤緑」に変わった。
「事前予約あり」かつ「一定の閾値より空席多し」という条件で「隣り席も緑」というプログラムなのかも知れない。
(帰路のとなりは空席だが赤だった)
 
12:09
上野を出ると水戸まで何処にも止まらない。
東京から水戸は北東に直線100kmだが、この鉄道区間は117.5km。
この潔さが心地よい。
ここから、お知らせ放送が始まる。
 
「チケットレス特急券は予約した列車より前の列車ではご利用になれません」
車掌のお知らせがはいる。
サッカーと比べるとバスケットボールは試合時間が読めない。
終了が延びて予約した列車を逃した場合「えきねっとアプリ」で次の便に予約変更できるので安心。この時、前の列車に変更することはないと決めつけていた。
 
12:10
車内販売の案内放送
ひたちなかと言えば干し芋。人気のお菓子「ほっしぃ~も」の販売があるという。帰りに買おう。
「崎陽軒のシウマイ」もあるのか。水戸の帰りに崎陽軒で祝杯・・ちょっと違うな
 
13:10
水戸駅の改札を出ると正面にクリスマスツリー
「歓迎!長崎ヴェルカブースターの皆さん」
というオーナメントがかかってないか凝視してしまった。
サッカーと比べるとまだ観客人口が少ないということだろうか。
 
まず南口に向かい「エクセルみなみ」で水戸の銘菓「水戸の梅」を確保すると、バスのりばがある北口へと折り返す。
あまり時間の猶予はなかったが、北口に鎮座する黄門様に謁見。水戸にきたらこれは外せない。
 
乗換案内の調べでは、アダストリアみとアリーナに行く路線バスは⑤乗り場。
13:30[茨城交通]茨大前~新原11~水戸駅(茨大前営業所行) 
そこへやって来たのは「東町運動公園行き」
茨城交通の係員が「アリーナ行きです」と声かけして、伸びていた待機列がバスに吸い込まれていく。半信半疑で僕もつづく。
 
入口のセンサーにスマホをかざす
「ぴっ」と音がしたが反応したのはiD
むむっなんだ?と振り返り、係員に尋ねると
「交通系ICカードは使えないんです」
それじゃ現金で払うか・・とカバンを空けると財布がない・・・
(家に忘れてきた)
「ここにあるQR決済お持ちですか」
係員がバス入口の案内板を促す
PayPay、楽天ペイがあった 大丈夫だ多分
 
乗換案内によるとバス乗車時間は9分
次が降車する「大工町三丁目」となった時、運転手さんが「アリーナに行く方はそのままお待ちください」と言った。
 
そのまま待つ??
「大工町三丁目」で数人が降車したが、ほぼ満員の乗客は動かない。
ここは腹をくくり大勢に従う。バスは再び走り出し「終点 東町運動公園」に着いた。
整理券からのQRコード決済というのは初めてで、手間取る恐れがある。
満員の客がすべて捌けるまで見送り最後尾につづく。
操作は簡単で、整理券を放り込むと運賃が表示され、スマホでQRコードをセンサーにかざすだけだった。
 
ちなみに要領を得ていない乗客は僕だけではなかった。
「ICカード使えないの」
「現金持ってないよ」
「入口でタッチしたよ」
最後の客(僕)が降りた時、バスが到着してから8分を経過していた。
 
バスを降りるとそこはアダストリアみとアリーナ、感動するくらいど真ん前だった。
いわゆる玄関先。これまでに十数カ所のアリーナを訪れたが、バスを降りて入口までがこんなに近かったことはない。
 
ちなみに、この週末臨時バスが出ていたことは、翌日に茨城交通HPで知った。
できれば臨時バスの方向幕は「東町運動公園(アダストリアみとアリーナ)」にしてほしい。
 
初めての経験はドキドキする
もう次から、このドキドキはなくなる
三日前にBプレミア入りが決まったロボッツさんとは、これからも安定のお付き合い。
次に来る時も、またなにか新たな驚きを見つけたい。
 
つづく

| |

2024年12月11日 (水)

長崎とここに訪れる人達を笑顔にする町が、まさにあと数分で生まれようとしていた

サウスからノースに向けて歩く
この時点では開場前だったため、日中にフードコートを通り抜けることはできなかったし、そもそもそういうことができるようになるというイメージがなかった。
 
長崎スタジアムシティに沿ったJR長崎本線のガード下は空白地帯のまま
ここの再利用については、JR九州が過去に会見で触れていたが、現状では未整備の空き地になっていて、より殺風景感を演出している。
 
JR九州は三菱重工が公募した「幸町跡地利用」に手を上げた会社の1つ。

「高架下」利用に関する長崎市の資料を見ようと想ったが、あまりに字が小さくて断念した^^)
 
現時点ではノース⇔サウスの外側から、つまりJR高架下の導線は誰も気に留めていない場所。ここにも賑わいが創出されるようならば「長崎スタジアムシティ」の街作りは成功に近づいていくのだろう。
 
 
長崎スタジアムシティノースに近い「高架下」に整備した広場は「高架下広場」として前日(10月3日)より供用されていた。
長崎市はこの広場について社会実験を開始している。
 
(ウェブページより以下引用)
長崎市では当面の間、社会実験(試行的に運用し有効性の検証や問題を把握すること)を実施し、高架下広場のスペースを皆様にご活用いただきながら、そこで得られた情報や知見等を、今後の高架下広場のルールづくりや維持管理等の参考とすることとします。
(引用おわり)
 
 
14:04
再びノースの「階段下」に戻って来た
暇すぎる。やることがない
この時間を読み違えた(長スタ内散策ができると想っていた)
オープン後は(7時~23時まで)開放されているピースタや商業施設でゆったり過ごせるのだが、この時は開業前。
この時は途方に暮れたが、あとで想えば貴重な経験だった。
 
 
辺りを見渡すと、人気の無い公園があった
(あとでしらべると宝町公園)
しばらくは噴水らしき設備のふちに腰掛けて時を過ごす。
日を遮るものはなにもなく暑い
ここらにカフェでもあればサイコーなんだけど
 
ここにいる間に、長スタ関係者らしき人たちが大勢できて、誰かがタクシーに乗るのを見送っていた。この人数で見送るからにして、一定のVIPなのだろうが、顔に見覚えはなかった。
(敷地から離れた)ここにタクシーを呼ぶと言うことは、場内の車寄せがまだ使えないのだろうな(推測)
 
 
14:40
なにか動きはないかとノースに戻ると、ローソン入口の側に「待機列」ができていた。
僕はその最後尾について、前のカワムラさん親子に声をかける。
 
moto「なんの待機列ですか?」
カワムラ「いや、わかりません」
moto「FLAGSHIP STOREですかね」
カワムラ「皆さん並んでるから」
 
周囲にも声は届いていたが、廻りも「なんの列だかわからない」と首を捻っていた
誰もこれから何が起こるのか、この列の先が何処に繋がっているのかはわかっていない
ただ1つ言えるのは、ここにいるのは皆長崎を愛する人たち
 
平和な日常、平穏な空間に皆ニッコリ
長崎とここに訪れる人達を笑顔にする町が、まさにあと数分で生まれようとしていた

ハピアリ・ピースタこけら落としに参戦するピース旅日記(もくじ)

| | | コメント (0)

2024年12月 3日 (火)

近くて便利 賑わいを感じるノース電停からの階段下

「スタジアムノース行きますか」
「行きますよ」
親切な乗務員さんが朗らかに応じてくれて、長崎電気軌道の新地中華街から赤迫(あかさこ)行きに乗車する。
 
かつて、僕はこの町でセールスマンだった
いつもライトバンで回っていたので、路面電車の系統はわからない
得意先の位置は今でもわかるが、町の全体像・位置関係はわからない
稲佐山、平和祈念像、長崎駅、グラバー園、かぶとがに・・・
お正月の福笑いで「これらを白地図上に置きなさい」と言われてもできないだろう。
 
電停が長崎駅前→八千代町→サウス→ノース→茂里町と並んでいることだけは事前に把握しておいた。
ずっと、茂里町(もりまち)のことは「しげさとちょう」だと想っていた。
「長崎駅の改札からスタジアムまで10分」と聞いていたが、電車に乗ってみるとけっこう距離があって意外だ。
 
13:06
平日の13時「スタジアムシティノース」で降りたのは僕一人だった。
電停の横断歩道を渡り、空を見上げるとありふれた何の変哲も無い建物が見える。
「NORTH」のネームがはめ込んであるところをみると、これがノース棟らしい。
その左手にはホテルらしき建物
もう何十年もその場にあったかのような平凡な佇まい
奇をてらわない色合いが功を奏していて、新しくなく古びてもいない。周囲の町並みにあっさりと溶け込んでいる
ここに「長崎スタジアムシティ」ができたことを知らない旅人は、特に気に留めることなく通り過ぎるだろう。
 
その印象はJRの高架をくぐると一変する
異様な光景が目に入った
ホテル・スタジアムが一体化したシンプルな建物に向かい、長い階段が接続している。
この「階段下」に立って写真を撮らずにいられる人は、とても我慢強いか、写真を撮る習慣のない人だろう(考えには個人差があります)
「長崎駅から徒歩10分」でも十分に近いと想っていたが、ノース電停から「階段下」まで徒歩3分。あまりにも近い。
この近さはJR鳥栖駅→駅前不動産スタジアムを凌ぐだろう。
 
 
「よし、人が少ないうちに見て回るぞ」
と想ったが「階段下」にバリケードが置かれ、そこを上ることはできなかった。
 
アルバイトらしき同じシャツを着た若者たちがオリエンテーションをしている以外、そこに居るのは警備員さんと僕ひとり。時おり、ふらりとやって来た人が「階段下」の景色を写真に収めてはどこかへ去って行く。
これは、どうしたものか・・
ノース棟1階のカフェ「NGS COFFEE」は店内でスタッフが準備に勤しんでいるのが見えるが、まだ入店することはできない。
 
13:15
時間は十分にある
スタジアムシティ外周を一周回ってみることにする
警備員さんにそう伝えて、行けそうか尋ねると「道はわかりやすい」という
JRの高架に沿って歩き始め、左を見やりながら、浦上川への抜け道を探す
だが、そんな道はわからなかった
気温は30度に近づいている、暑い
浦上川沿いの道は明日クルマで通る予定がある
10分ほどでぐるりと一周は断念した
 
13:40
「階段下」の状況は変わっていない
僕のようにオープンが待ちきれない暇な人は居ないのか
スタジアムシティホテル長崎の方に回ってみる
人影はまばら
時折、駐車場からクルマが出入りする
 
「SOUTH」のネームがはめ込んであるビルまで行く
こちらが長崎駅、サウス電停から来た人の入口なのだろうが、アリーナやFLAGSHIP STOREの入口となるノース側階段のような賑わい感が乏しい。
 
そして実際、この後ピース旅、ピース旅2において、長スタ入りはすべて「ノース電停」を使うことになった。

ハピアリ・ピースタこけら落としに参戦するピース旅日記(もくじ)

| |

2024年12月 2日 (月)

羽田からユニフォーム サテライトとバスラウンジでこんがらがる

2024年10月4日(金)
ピース旅初日
 
羽田空港第二ターミナルからANA661便長崎行きに搭乗する
初めてこの段階からユニフォームを着用して雰囲気を出す
仲間がSNSに上げているのをみて、1度やってみたかった^^;)
ゴール裏でよくお見かけする方に挨拶したが、ユニフォームを着ているのは僕以外にいない。
それよりもバッグにサンロッカーズ渋谷グッズを付けた方が目に付く。
この日はハピアリこけら落とし。渋谷ブースターの方も楽しみにしてくださっただろう。
「ようこそ長崎へ」と言いそうになったがやめておいた。
 
8:20
初めて「サテライト」からの乗車。
そもそも、羽田T2にサテライトなるものがあることを知らなかった。
サテライト行きのバス乗車口には係員がいないし、運転手は「このバスが今から何処に行こうとしているのか」を教えてくれない。
 
違う行き先の飛行機に連れて行かれるのでは?
と不安だったが、これは頭のなかで「サテライト=バスラウンジ」と混同していたため。
バスラウンジはターミナルから離れて駐機した飛行機までバスで行くラウンジ。
サテライトはターミナルの別棟で、そこからは通常ターミナル同様、徒歩で搭乗する。
ただ、素人にはわかりづらい。人手不足なのかも知れないが、素人の不安をくみ取って「親切な一言」をかけて欲しい。
 
機内ではWi-Fi(ANAWi-Fiサービス)につなげて、今朝の「モーサテ」を観ようとしたが、「テレ東Biz」には繋がらなかった。
Apple Musicにもつながらなかったので、そもそもインターネットにつながっていないのだろう。
ダウンロード済みの曲は聴けるのだが、座席がエンジンに近くほとんど聞き取れなかった。
 
左側の窓際は日差しを受けている
「眩しいな」と想って見ると窓枠にボタンを発見
これを押してスチュワーデスが来たらどうしよう・・・と想いつつ試すと、黒い液体のようなものが降りてきてサンシェードがかかった。すごいな、どんな技術なんだ。ウチにも欲しい。
 
10:46
2年ぶりの長崎
長崎空港の荷物返却は思いのほか時間がかかり、乗る予定にしていたバスを1本逃してしまった。
せっかく「機内持ち込みサイズ」のバッグを買ったのだから機内持ち込みでもよかったのだが、前日ANA SKY WEBから届いたメールで「満席だから手荷物は預けて」とお願いされ従うことにした。
本来、断絶した空間である空港とお茶の間をむすぶこのリマインドメールは、旅の緊張感を和らげ幸せな気持ちを膨らませてくれた。やるなANA!
 
10:55
1本逃した次のバスも長蛇の列でギリギリ乗れた。
切符を買った時点で座席確約となれば、出発まで空港内を散策できるのだが・・
これでは、到着便客のほとんどは空港内で買い物をしないだろう。
 
11:35
バスを降りたのは最初の停留所「新地中華街」
降りた瞬間、自分が降りた方角を見失ってしまい、Googleマップで把握する。
定宿は降りた場所の道路向かいにあった。
 
予め仕分けておいた持ち歩きナップザックを引っ張り出して、CABIN ZEROをフロントに預ける。ここに帰ってくるのはヴェルカの試合を終えた後だから22時頃
「必ず戻ってきますから、取り消さないでね」
というとフロントの係員「大丈夫ですよ」とにっこり(失笑かも)
 
12:02
銅座に宿をとったとなれば、お昼は中華街だ。
土日は混みそうな店に行っておこう。となれば店を探すまでもない。めざすは江山楼一択。
ネット上の情報では「江山楼 中華街新館」と表記されており位置も変わっている。それじゃ旧館はどうなったのだろうと想っていた。
僕が知っている場所には"旧館"が扉を閉ざしてひっそりと佇んでいた。
そして、左に振り替えるとそこに「中華街新館」
 
金曜日のお昼。1階の受付で「1人です」と告げて待つと10分ほどで2階の広間に通された。
「ちゃんぽんと炒飯 半分ずつというのはないですか」
やってませんと和服の店員さん。
できれば懐かしの味ダブルでいきたかったが、さすがに2つとも1人ではムリ。
"旧館"でいつも食べていた「五目炒飯」はなくて「黒炒飯」を注文
メニュー自体が違うので味付けも具も違っていたが、ここでこれを食べるコトが大切だ。
 
ヴェルカの試合開始まで6時間空く
本来ならばここに某企業の見学を入れる予定だったが、抽選に外れてしまった
ならば、まだ人出が多くないうちに現地を散策しよう
長崎スタジアムシティ貸切だ!
と想ったが、そうは問屋が卸さなかった

ハピアリ・ピースタこけら落としに参戦するピース旅日記(もくじ)

| |

2024年11月22日 (金)

旅にサッカー観戦に役立つ東京マラソンの簡易リュック

2024年10月1日
路面電車の電停名称が変更された。
宝町→スタジアムシティサウス
銭座町(ぜんざまち)→スタジアムシティノース
WEBニュースをチェックしたところ特に報道はなし。
当日、長崎電気軌道公式にもこのニュースは上がっていなかった。
命名権の取得という商業的行為を大手メディアは取り上げないのかも知れない。
 
およそ3ヶ月前の7月10日
長崎電気軌道×リージョナルクリエーション長崎が、長崎スタジアムシティにおける公共交通機関利用促進に向けたパートナーシップ締結。
宝町電停および銭座町電停のネーミングライツを取得。電停名をそれぞれ「スタジアムシティサウス」「スタジアムシティノース」とすることが発表された。
 
 
10月2日
マーキングの(再)問合せ
半年前の4月に「長崎ヴェルカ SASEBO Editionユニフォーム」を会場で購入。その後、マーキング加工についてV・PORT浦上店に問い合わせた。
 
浦上店の回答
・来店持ち込みの加工はやっている
・(往復)配送による加工対応はしない
 
10月ピースタこけら落としの時に長崎市を訪れるので、その際に立ち寄りたい旨を伝えると「近くなったら再度問い合わせてほしい」とのことで現在に至っている。
 
浦上店に足を運ぶつもりでいたが、10月4日はフラッグシップストアの開店日であり、浦上店は仕舞っているとのこと(危うく空足を踏むところだった)
 
圧着加工できるのは既存選手のみ。
「39 MOTO」といったフリーネームはできないというので、佐世保ユニとくれば「佐世保の星」高比良寬治の取置をお願いした。
ただ、当日何時頃に行けばお店が開いているのかはわからなかった。
 
 
10月2日
荷物の仕分け
長崎市に着くのは初日の正午頃。
高速バスはホテルの目の前に着くがチェックインには早いため、一旦フロントに荷物を預かってもらう。
 
そこで現地持ち回り荷物を簡易リュックに仕分け。
こういう時重宝しているのが、東京マラソンボランティア用リュック。
 
各地のマラソン大会では、ボランティアが大きなリュックを背負って活動する姿が散見される。
手荷物の置き場所があることは希。貴重品の管理責任もあり、主宰者は最低限の荷物で臨み各自が手元で管理するよう求める。
 
着ぶくれするボランティアコートでリュックを背負う姿は、まるで登山家。
帰りにどこの山に登るのか、あるいはお泊まりに行くのか
「いったい、なにが入っているの?」
ときいてみると、さほど量は入っていないのだという。
少量の荷物(10L程度)を入れてからう(背負う)適当なリュックがないのだ。
そういう現場の声を拾って、東京マラソンは毎年この簡易リュックを配ってくれる。
実にありがたい。
 
ちなみに、2024年9月15日【31節】いわきFC - V・ファーレン長崎戦で(ホームサポーターに)配られていたのも同タイプの簡易リュックだった。
あれをもらえば、サッカー観戦の荷物がコンパクトに持てて重宝するだろう。
有料でもいいので、V・ファーレン長崎でも提供してもらいたい。
 
東京マラソンはこのリュックを「専用ナップサック」と呼称している。
ナップサックはショルダーハーネスに紐を使用している簡易リュックのこと。
子どもの頃、ナップサックかナップザックかで悩んでいたが、今しらべると広辞苑第七版にはナップザックだけが収録されていた。

ハピアリ・ピースタこけら落としに参戦するピース旅日記(もくじ)

| |

2024年11月21日 (木)

短い旅に好適なCABIN ZERO を手に入れた

10月1日(火)
旅の荷造りを始める
 
今回の旅用に新しいリュックを手に入れた。
購入のポイントは以下の3点
 
1,メイン収納がスーツケースのように広く開く
2,30L~40L程度の容量
3,リュックとして使える
 
当初、脳内はTHE NORTH FACE「BCヒューズボックス」一択だったが、メイン収納部が「かぱっ」と開かないので見送る。
そして「スーツケースのように開く」で見つけたのが「キャビンゼロCLASSIC 36L」
 
ブランド:cabin zero(イギリスのトラベルバックブランド)
価格:12,980円
航空機内持ち込み手荷物サイズ
リュック(背負う)ブリーフケース(片手で持つ 持ち手は2か所)3way
 
仕様
容量:36L(同シリーズで28L、44Lがある)
サイズ:45×30 マチ20cm
*44Lは 50×36 マチ17cm
ショルダー 44-87cm
持ち手 23cm
両側にマチ調整のサイドアジャスターベルト
内側:メッシュポケット、ジップポケット
背面:PCスリーブ
ロストバゲージ発見システム「OKOBAN」タグ付(登録追加料金はかからない)
 
結論からいうと今回の「5泊6日」ピース旅には十分事足りた。
・よかった点
機内の荷物棚に難なく入る
背負った時軽く感じる
・いまひとつな点
開口部は完全には開かない
地べたにたて置きする時用に底面に「底鋲」が欲しい

この旅では新たな工夫として、DAISOで買ったプラスチック製の小物ケースを日用品収納に使った。
移動時や旅以外の時はバッグ内が型崩れしないフレームとなり、旅先では収納ケースとして定位置が築ける。実際に使ってみて可も無く不可も無くだったが、次の旅でも起用するだろう。
 
 
先日のいわき遠征で受けた爆音音漏れ被害の体験により、耳栓代わりのイヤホンを持参する。
手持ちのBluetooth対応ウォークマン(W-WS623)をiPhone16Pro(iOS18.0)にペアリングさせようとしたが、うまくいかなかった。
iPhone13mini(iOS17.7)ではペアリングできているので、ウォークマンが古くてiOS18との連携がとれないのかも知れない。
そこを確かめようとWEBでSONYに問合せ。すいすいと目的地へ近づいて「やるな!SONY」と想ったが、いよいよ回答提示というところで・・・
 
\500のトライアルにお申し込みいただくと、今すぐ質問にお答えします。ご満足いただけなければ、いつでも解約していただけます。
 
サポートを有料にしている会社は知っているが、このタイミングで「お金を出したら質問に答える」なんて、よく考えるというか。僕だったらこんなことはしないというか^^;)
ウォークマンは諦めた。
 
イヤホン端子がなくなったiPhoneではイヤホンは無線が必須と想っていたが、Apple純正でUSB-C端子に挿せる「有線イヤホン」があったので即ゲット。
2,870円という値段は数万円するAirPodsを想うと安い。
 
 
10月1日
くらさき本店に電話問合せ
長年の念願である「鯨カツ弁当」を確実に手に入れるためだ。
旅の名物駅弁に凝っていた2010年頃から、その存在は知っていたが、電車で長崎に行く機会がようやく訪れた。
 
調製元のくらさきは浜町にある。長崎駅の売り場(長崎街道かもめ市場のファミマ)で取置ができるかを尋ねるとNG。
それでは、10月7日のお昼本店に取りに行きますというと、なんと「月木は休み。長崎駅にも並ばない」とのことだった。

ハピアリ・ピースタこけら落としに参戦するピース旅日記(もくじ)

| |

2024年11月 3日 (日)

Jリーグ日程の発表からピース旅が動き出す

ピース旅日記【4話】
 
ここからは旅の準備・実施を時系列で記していきたい。
 
2024年1月23日(火)
J.LEAGUE日程発表
例年、この日から日常が大きく動き出す。現地観戦ならば足や宿の手配、DAZN応援ならば仕事の段取り。この日程が生活の基準となっている。

ピースタこけら落とし試合は10月6日【34節】大分戦
ここから旅が実際に動き始める。
まずは【往路】羽田→長崎航空券購入。既にANAからは10月6日分が売り出されていた。
長崎で仕事をしていた当時の定宿 前日・当日2泊予約
 
HAPPINESS ARENAも同時期にこけら落としを迎えるが、運用の混乱を避けるために、ピースタとは週をずらして翌週に行うと予想した。
 
 
2月
旅の大まかなスケジュールを決める
 
10月5日(土) *ピースタこけら落とし前日
羽田→長崎空港
空港からバスに乗り新地中華街下車
ホテルに荷物を預けて江山楼へ
長崎スタジアムシティに入り散策
 
試合当日は日曜日。人気の場所やスタジアムは混雑が予想される。
前日の空いているうちに「江山楼」やスタジアム散策を済ませておく。
 
10月6日(日)
AM 長崎スタジアムシティ散策
PM ピースタこけら落とし試合観戦
試合後、希望者があれば飲み方
 
10月7日(月)
長崎くんち観覧
*長坂整理券を応募している
浜町散策
長崎駅散策
西九州新幹線かもめ初乗車 長崎→新大村
佐世保入り
同窓生と呑み会
 
10月8日(火)
墓参り・掃除
四ケ町散策
実家の親戚と会食
 
10月9日(水)
特急みどり 佐世保→二日市
行きつけの喫茶店Avenueでカレー
通勤新幹線乗車 博多南→博多
福岡空港→羽田
 
こけら落とし参戦に2年ぶりの里帰りをくっつけて 4泊5日のピース旅
その予定が動いたのは5ヶ月後のこと。
 
 
7月1日
B.LEAGUE2024-25シーズンホーム開幕日程発表
ハピアリこけら落としが10月4日・5日と判明
「いきなり同じ日に両方の試合開催はない」と踏んでいたが、ハピアリを金曜・土曜開催にするというのは想像がつかなかった。
 
ピースタは20,000席だがハピアリは6,000席
ハピアリのチケット争奪戦は困難を極めると思ったが、これは一生に1度の機会。
「なにかに立ち会う」
という経験・できごとの中でも最高峰に位置するイベントを逃す手はない。
すぐにホテルを前倒して1泊追加。
ANA航空券は1日前の便を取り直した(キャンセル料がかかる前だった)
 
 
7月1日
ピースタパスの受付が始まった。
チケット争奪で優位に立てるのでは?と入っておいた「V-Lovers2024 PREMIUM会員」の特典で申し込むことができた。
SS席24,000円 1400席
「プレイヤーズスイート」にすればよかった・・と後悔したが、こけら落としは「その場にいることに意義がある」
「ピッチまで5m」体験はまた、いつかの機会にしよう。
これで、ここ数年の念願だった「ピースタのこけら落とし試合に参戦したい!」の実現をほぼ手中に収めた。

ハピアリ・ピースタこけら落としに参戦するピース旅日記(もくじ)

| |

2024年10月 9日 (水)

特急電車でスマホから爆音を出すのはデフォルトですか

愛する地元サッカーチーム応援のため福島の湯本に日帰りする。
もうすっかり通い慣れた常磐線の「えきねっとチケットレスサービス」
 
新幹線ではモバイルPASMOとの紐付けが必須だが、このサービスでは不要。
運賃を払うモバイルPASMOと「チケットレスサービス」の特急座席指定券は連動していない。
予約完了時に「えきねっとから届くメール」または「えきねっとアプリ」に表示される予約情報が特急券代わり。きっぷの発券なし。東海道新幹線における「EXご利用票」のような紙もない。
 
 
11:35
いつものように品川駅ホーム自販機で「伊藤園 TULLYS COFFEEブラック キリマンジャロ 無糖 285ml」を確保する。今では駅構内上大半の自販機で売られるようになった。
折り返し運転のためドアが開いたのは発車3分前。3号車に乗り込む
 
ヘッドランプの色を確認して「えきねっと」アプリをみながら予約席へ着席
 
■ヘッドランプの意味
緑色:予約乗車中
黄色:まもなく予約区間
赤色:空席
 
となりのB席は空いているが緑ランプが点灯(A緑・B緑)
他の座席を見ると、黄・赤の組合せもある
緑赤⇔緑緑の違いはなんなんだろう
 
11:45
品川 ひたち11号 
 
11:48
A席は(下り)進行方向右 太陽は高く陽は入らない
遮光ツールはカーテンではなく座席毎のブラインド
前後に気兼ねなく使えるのがいい
 
12:00
すぐ前の座席に上野から乗ってきたヒップポップ系の兄ちゃん。荷物をあちこちに押し込むとすぐにリクライニングを倒す。
ひたちは座席間隔が広く、かなり倒しても圧迫感はない。
がばっと来るかなと思ったら、ほんのわずか。人差し指で測ると第二関節まで(4cm)
良識ある方なんだなと感心したのは誤りだった
 
12:20
突然、前方から爆音が聞こえてきた
ヒップポップ兄ちゃんがスマホでスポーツ観戦しているらしい
イヤホンとのペアリングをミスっているのかと想ったが、どうやら違うようだ
仕方ない、モーター音とレールがきしむ音を楽しむことにしよう(と強がる)
 
12:22
これまで耳に入っていなかったが、通路を隔てた家族連れが弁当をつつく声が聞こえてきた「こんなノイズも含めて旅なのか」いや、そう考えることにしよう。イヤならば次からイヤホンを持ってくればいい
 
11:29
ワゴン販売が前方からやってきた「早いな」
というのも去年の湯本行きでは、乗車した10号車にワゴンが来たのはあと少しで湯本到着という辺りだった。5号車(グリーン車)あたりに拠点があり、そこから先に後方(1号車)に向けて来るのかも知れない
 
12:36
1号車まで行ってきたワゴンが後ろから戻って来た
家族連れが呼び止めてくれたので、しばらく「何があるのかな」と観察
「ホットコーヒー税込250円 列車内でほっと一息」のポップが素朴。でも今日飲むことはないだろうな・・
 
13:01
ヒップポップ兄ちゃんのスマホから流れるのは野球中継に代わった
イヤホンをつけず爆音でスマホを鳴らすのは[OK]なのか?
今の若い人はわからん
と堀潤さんが聞いたら呆れそうな「主語を大きくした」愚痴が脳裏に浮かぶ
 
13:22
「水戸」着 列車がホームにさしかかるとヒップポップ兄ちゃんが音楽を止めた。ここで降りるのかと想ったら「ぷしゅー」と2缶めの飲料を開け、水戸を出ると音楽も再開
 
13:25
「ひたち」到着直前に一分間だけ、右手海側に太平洋が見える
 
13:31
ヒップポップ兄ちゃんのスマホはDJ音楽番組に代わっている。サブスクのStationだろうか
ここまで来たら、その曲は自分が大好きな曲、たとめばZARDの「負けないで」だと想うことにした。でも流れているのはラップ音楽のまま
 
13:36
後ろからワゴン販売が来た。あれ?さっき前方へ去った1台は戻って来ていないはず。かつての東海道新幹線のように、グリーン車を境に「A車ワゴン」「B車ワゴン」の2台があるのだろうか
 
13:37
ヒップポップ兄ちゃん、今度はひどい咳を始めた。それがけっこう長引く
今、コロナ罹患すると「ピース旅」の頃に咳が残る。もう遅いかも知れないがマスクを着用して、テーブルに飲みかけの缶コーヒーは飲むのをやめた
 
13:48
どうやらヒップポップ兄ちゃんは"駅に着くと音を止め駅を出ると再開"を繰り返している。隣りに人が乗ってきたら音を控えようと気にしているのか。あなたの後ろの僕に十二分に漏れ聞こえているのだが・・
 
14:02
定刻湯本着 今年は駅員さんに道を尋ねることなく地図ももらわず歩き出した
 
14:13
最初の目的地は「温泉神社」
今年もお参りすることができた
参拝客はまばら。セルフ支払のおみくじを購入(予め100円玉を多めに用意しておいた)
 
14:33
ふたつ目の目的地はハワイアンズスタジアムいわきの道すがらにある「浅貝水神宮」入口両脇にはいわきFCの赤い幟がはためいていた
 
 
【復路】
18:15
去年と同様、スタジアムから湯本駅まで歩く。今年は傘を差して
「長崎の方、気をつけて帰ってください」
去年、声をかけていただいた道路沿い。声はかからなかった。
今年はスタジアム出口→湯本駅まで28分で着いた。
 
19:24
湯本発 ひたち28号
湯本駅の弁当は売り切れていた。スタジアムでいわきサポさんからいただいた温菓子屋(おんがしや)のメロンパンが貴重な夕飯となった。
 
20:33
ワゴン販売が通りかかる
豪雨の観戦で下着までずぶ濡れ。車内は冷房が効いている。これで風邪を引くなと言うほうが難しいほど体は冷えている。そこへ件のホットコーヒー「やった! ほっと一息」つけると想ったら・・
「ホットコーヒーは昼の時間帯だけなんです」
いや、むしろ逆だろうと想ったが、にっこり笑って「残念」と言ってギター侍を思い出した。

| |

2024年10月 8日 (火)

N700S初乗車 ホームで買うスゴイカタイアイスがスゴイヤワイアイスへ

9月7日
愛する地元サッカーチーム応援のため静岡市清水区に日帰りする。
今回は初めての「チケットレス新幹線」
チケットはスマホアプリ「モバイルEX」(利用料無料)で予約。
事前に運賃を支払う「モバイルPASMO」に紐付けておいた。
これで、切符を発券することもなくスマホ1つで乗れるはず・・
と言っても品川駅に着いたら一応駅員さんに乗り方を聞こうと想っていた。
 
だが、それは杞憂だった。
品川駅新幹線改札口には、専用改札に「EX」のフットサインがあり間違いようがなかった。改札機にスマホをかざすと機械から「EXご利用票(座席のご案内)」が排出されるのでピックアップ。この紙がないと乗れないわけではないが、乗車ダイヤと座席が記されているのでスマホをカバンに仕舞うことができる。
 
ホームに降りると「コーヒー」と「アイス」の自販機を探す
東海道新幹線の車内ワゴン販売は2023年10月31日で終了。ワゴンの人気者「カチコチアイス」と「コーヒー」は新幹線ホーム自販機で売られている。
できるだけ乗る号車に近い自販機で買いたいので、ホームの端から端まで歩いて確認。
 
■品川駅(下り)ホーム コーヒー/アイス自販機の在処
5・6号車 コーヒー
7号車 アイス
10号車 アイス
13・14号車 コーヒー/アイス
 
12号車に乗るので13・14号車継ぎ目にある自販機で買うことにする
 
こだま733号発車時刻5分前
まずはスジャータ・アイス。ワゴン販売ではみたことがない「ベルギーチョコレート」400円を購入。さじは「プラ」「木」のいずれか"1個につき1本"をピックアップする。
つづいてコーヒー これもみたことがない「ドクターイエローブレンド」500円を選択。
気温は30度超え、ホットコーヒーの季節ではないが、新幹線でアイスと並べるのはホットで「ほっと一息」と決まっている^^)
ところが、ここで戦慄が走った。決済方法の切替が難しくお金を払うのに手間取り「やれやれ」と想ったらコーヒー完成まで「95秒待ち」
出発時刻が迫るなかの95秒がなんと長いことか
完成しないと取り出せない仕組みなので「半分でいいや」という訳にもいかない。
恐らく購入者が諦めて乗車したあと、できたてのコーヒーが湯気を立てているという事案は少なくないだろう。
 
東海道新幹線の乗車が10年ぶりなので「N700S」は初乗車。2020年7月1日営業運行開始から、ここまで4年かかってしまった。
「モバイルEX」で予約した際、使用車両が表示されていて「こだま」はN700Sが多かった。長く乗るから居住性のよい車両と言うことだろうか。
 
■N700S 車内の特徴
1.LED照明
2.全座席コンセント装備
3.リクライニングは背もたれと座面連動
 
照明が変わり心なしか落ち着いた雰囲気。全座席コンセントは助かる。リクライニングは少ししか倒さない場合「座面連動」は実感できなかった。
 
 
14:34
こだま733号 品川発
すぐにテーブルを出してコーヒーとアイスをセット
このアイス、JR東海のネット通販「JR-PLUS」では「シンカンセンスゴ イカタイアイス」として売られている。おかしなところにスペースが入っているので烏賊・鯛のアイスかと想った。
まず、コーヒーを飲み始める
「ドクターイエローブレンド」がどのような生い立ちなのか知らないが、自販機内で最高峰価格を誇る特別さを感じることはできなかった。
アイスはまだ開けない
なにせ「スゴイカタイアイス」だ。しばらく放置しておくのがお約束。
プラのさじで歯が立たないことも想定して、自宅からアルミのマイスプーンも持ってきた。
 
座席指定は、富士山を観るためにいつもの「E席」(この日は雲がかかっていた)
2人掛けの隣り「D席」に人が来なければゆったりできるのだが「すみません」と新横浜から男が乗ってきた。どうやら指定席券を持たず数人で乗った様子。停車して席が空く度にあちこちに移動していた。
 
15:00
小田原で5分停車
全駅停車して往く品川-博多の旅」で追い抜かれるのは慣れっこ。
「まだカタイかも」と想いつつ、そろそろアイスに取りかかる
蓋を取り、内蓋の端っこを剥がしたその時
ぶっちゃー
なんとベルギーチョコが吹き出した(あとで床を拭き掃除した)
これはもう「飲めるアイス」^^;)
アルミスプーンでしばらくチョコを掬う作業に追われ、なんとか熱海到着前に食べ終えた。
 
僕が東海道新幹線に乗らなかった13年の間に「カチコチアイス」は「スゴイヤワイアイス」になっていたらしい。
恐るべし地球温暖化

| |

より以前の記事一覧